酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

Avira Android Securityを使ってみる(2)

2012年03月30日 | モバイル&PC&AV

Avira Android Securityを使ってみる、の続き。
今日はAvira Free Android SecurityLock Deviceを試してみます。

端末を忘れたとき、失くしたとき、まず最初にやるべき作業が端末ロックです。先の記事でも紹介したようにスマホを拾った人の96%がなんらかの形で内部の情報にアクセスしたそうです。
もちろん、落し主を特定するためにリダイヤル履歴や連絡帳を探るのはある意味正当な行為なのですが、記事によると仕掛けておいた「偽の社内システム」へアクセスしようとした数は半数に上るそうです。

社内システムやオンラインバンキングの履歴にアクセスされることは極めて危険な状況です。ですからまず「端末ロック」を先行するべきでしょう。

Avira Free Android Security、Lock deviceの操作方法を記事にしておきます。


Webでアクセスする管理コンソールから、Lockメニューを選択します。
サブメニューはロックをかけるPINコード、そして上段に送信するメッセージ欄、連絡がつく電話番号欄に分かれています。

4桁のPINコードを入力し、相手に伝えたいメッセージを入力、最後に折り返し連絡のつく電話番号を入れます。
PINコードは予めカードに設定された4桁の数字です。IIJmio高速モバイル/Dサービスの場合は初期値0000になっています。

メッセージ欄は今のところ(V1.0)英数半角のみの対応です。ここには予め「この電話を失くしたので連絡して欲しい。拾ってくれてありがとう。xxxxx@mail.com」とメッセージが登録されています。メールアドレスは初期値であれば最初から自分のgmailアドレスが綴られています。

最後の電話番号欄には「失くしたスマホ」以外の電話番号を記入します。当たり前ですが失くした携帯へ電話してもらっても意味ありませんから・・・。

全て登録したらメニューの「Lock」をクリック。確認から「OK」を選択すればスマホの画面がロックされた表示に変わりました。

ロックされたスマホから操作できるのは都合4箇所。
 PINロック解除コード
 緊急電話(110番や119番通報を意味すると思われる)
 先に登録した折り返し電話番号への発信
そして、
 Home画面へ戻る
も有効でした。

ホームボタンを押すことでロック画面を解除することは可能ですが、実際には表示のみで操作そのものはできませんでした。そして数秒のすると再びロック画面へ戻ります。

試しに「Call owner」をタップしてみました。
折り返しに登録した電話番号に発信しようと・・・、あぁ自分はIIJmioのデータ通信SIMなので電話は発信はされませんでした。

いざ登録番号へ発信しようとした際に、電話と050plusの選択画面にはならず、通常の電話機能で発信して繋がらないまま終了してしまいました。
IIJmioやイオンSIMのようなデータ通信専用SIMを挿している人はこの機能を使うことができません
緊急通報(110番/119番)は試すわけにはいきませんが、おそらくこれはSIMカードに関係なく発信できると思われます。

そしてもう一つ大切なこと。
スマホの電源が入っていない状態、また電池切れの場合は、リモートロックは働きません。


もし電池切れになってしまったら誰か拾ってくれた人が充電してくれない限りロックをかけることは出来ない訳で、そういう意味からも「失くしたらすぐロック」が必要だと思います。

リモートロックされたスマホは、スマホの画面上でPINロックコードを入力するか、Webコンソールから同じくPINコードを入力することでどちらからでも解除することができます。

データSIMなら折り返し電話は働かない、電池切れや電源オフならリモートロックができない、このような制限こそありますが、失くした際にはすばやくロックできるというこの機能はスマホ内部の情報保護に役立つと思います。
いずれにせよまず失くさないことが一番です。

残す機能「Wipe」データ消去については、どこかでファクトリーリセットする必要に迫られたら試してみたいと思います。といっても文鎮化してから操作できるか疑問なのですが・・・。

※2012年3月時点、これはまだ検証中の記事です。
Optimus Bright L-07C(P970) V10D
自分はroot化していますが非rootでも動作するとの情報を頂いています。
Android 2.3.3
Avira Free Android Security V1.0
IIJmio高速モバイル/Dサービス(データ専用SIM)

関連記事
Avira Android Securityを使ってみる(3) (新しいデバイスを追加)
Avira Android Securityを使ってみる(4) (リモートで初期化)

追加実験

(1)リモートでロックした端末の電源をオフしてみました。
電源オフは可能です。スマホを再起動すると、再びロック画面で操作が制限されました。

(2)リモートでロックした端末へ電話をかけてましみた
着信しましたが電話をとることができませんでした。私はIP電話アプリ(050plus)なのでアプリ操作としての着信はできないということに。音声SIMならどうなんでしょうかね?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

IIJmioDサービス速度テスト0329

2012年03月30日 | モバイル&PC&AV

IIJmio高速モバイル/Dサービス、ファミリーシェア1GBプランのスピードテスト。

先日は、デスクトップPCをモバイルルーターに接続してYouTubeのHD動画を観る、なんて無謀な使い方をしてみたわけですが、もう一つ試してみたのがiPad2でHD動画を観るです。

PCで動画一本を観たら約175MBも容量使っちまったんです。ではiPad2ならどうでしょう?
試してみました。

L-09CにIIJmioカード、LTE回線に接続します。
まずスピードテスト。


下り1.5MB上り1.0MBとあまり環境はよくありません。平日夜10時頃の状況です。

続いてYouTubeのマイページへ。


先日同様、Full HDの4分動画を選んで再生。

下り1.5MBなんでやはりバッファしながらの再生になりました。PC動画ほどではありませんが、1分ほどバッファリングを先行させないとまともに観ることは難しそうです。3G(FOMA)接続と変らない速度なのでこんなもんでしょうか。

さて、スピードテスト1回、動画再生1回で使用したデータ量は・・・

98MBでした。PCの175MBと較べれば少なかったとはいえ、やはりモバイルでフル動画鑑賞というのは大量に消費するようです。
来月実家に帰省する妻にiPad2を持たせるつもりなんですが、家に居るような感じでYouTube観られてしまうと来月の1GBファミリーシェア、破綻すること間違い無しです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする