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新品バッテリー(カオス N-Q105/A4)の初期値を測定

2023年02月26日 | カーライフ

納車から4年、走行距離35,700kmでバッテリーを交換しました

次回寿命判断の為に、バッテリーテスターとBluetooth常時接続型のバッテリーモニターで、新品時の測定値を記録しておきます。



Amazonで2023年2月に購入したバッテリーの製造年月日は、2022年11月4日でした。

まだ発売から間もないタイプなので、製造後3か月程度のものがいま流通しているようです。

積み替える前に、バッテリー単体の状態で測定。


交換後の始動時。


走行後の充電電圧。


測定:2023年2月25日(気温10℃)
距離:35,700km(47か月)
SOH (健全性) 100%
SOC (充電率) 98%
CCA (始動性能) 785A/630A (125%)
電圧 12.72V
INT.R  3.98mΩ
始動時間 650ms
始動電圧 11.30V
充電電圧 低い
負荷電圧 14.20V
無負荷電圧 13.46V
波紋(波形)正常

始動時間が650msと遅い記録になりました。(交換前のQ-85で、350msくらい)
あと、CCAが785Aと凄い数値です。
Panasonic CAOS N-Q105/A4のCCAは公開されていないようですが、自分で調べた方がおられました。孫引きになってしまいますが、実力参考値が785で、テスター用の設定値が630だそうです。

みんカラ platinum 1768.3 さんのページ。


・blue battery caos Q-105(N-Q105/A4)←ついでに教えて頂きました。
(実力参考値:785 / テスター用設定値:630)

《注》
◆実力参考値
このCCA値は、バッテリーが新品状態で満充電の状態での実力値です。
JIS規格に基づいて複数のバッテリーを測定し、平均値を取ったものです。

◆テスター用設定値
最近の車は、充電制御などによりバッテリーが満充電ではない状態でテスター判定されることが多いため、テスター用設定値も合わせてご案内しています。
なお、テスター用設定値は、市場実態に合わせ市販されているCCA値を入力するテスターでの診断を前提に弊社品の診断を想定し導き出した妥当な値としています。


実力参考値とはいえ、テスターで測定してみるとその通りのCCAは785Aと表示されました。
テスターに登録する値は、630Aを採用しました。

参考値として、おおむね(テスター設定値の)70%を下回ると、バッテリーの交換時期だとされています。この場合だと630A x0.7 =441A前後が測定されるようになると寿命だという目安です。

続いて、Bluetooth接続型モニターの測定値です。


左から、停車時(充電量)、始動性能、充電性能になります。


充電量は、バッテリーが新品でほぼ満タンのため、充電制御が働いていると思います。
モニターには、CCAの測定はありません。しかし常時、モニター本体に電圧の推移を記録してくれていますので、長時間の観測に向いています。
いちいちボンネットを開けて接続しないといけないテスターは、数か月に1回くらいの測定で大まかな変化を見ることにし、日常はスマホでモニターしながら変化を観察しようと思います。

線グラフが途切れているところが、新旧バッテリーの積み替えです。左(旧バッテリー)では、12.0v前後まで落ち込む時がありました。また毎朝、エンジン始動直前の値(一晩放置した時点)では12.2v - 12.5vでしたが、新バッテリーでは明け方まで12.7vをキープしているようです。

最後に、シガーソケットに差し込んで測る簡易電圧計の数値です。左がエンジンが回ってる時、右は停止(ACCオン)の数値です。ACCオンの時、前後のドラレコとレーザー探知機、そして車内灯(LED)が電力を消費しています。

撮影が難しかったので文字入れしてあります。テスターとの差は、テスターより-0.3vくらいです。意外に正確な数値を計測しているようなので、モニターやチェッカーなどごちゃごちゃ買うより、これが一つあれば参考になると思います。内部配線で抵抗を受けている分、実態から-0.3vほどの測定結果になるのでしょう。
私の場合、シガーソケットタイプの電圧計は、カーゴルームに設置しているので、エンジン「始動時」のクランキング電圧はみたことがありません。

あと、エンジンルームをごそごそしていた時に、あれ?と気づきました。バッテリーカバーがありません。本体の周りをぐるりと囲んでいたのですが、積み替えたあとは裸のバッテリーでした。
交換してくれたGSに聞いたら「サイズが入りませんでしたので」と言われました・・・。入るやろ、突っ込んだら。と思ったけど突っ込みませんでした。カバーを付けようとしたらまたバッテリー端子から外さなくてはなりませんので。


バッテリー交換作業は、ODB2からのメモリーバックアップがあったため、パワーウィンドウ設定や時計はリセットされませんでした。
しかし、アイドリングストップ機能が動作しません。私はエンジンスタートと同時にいつも「アイストをキャンセル」していたので気になりませんが、取扱説明書を見ると「バッテリー端子を外した時」はしばらく動作しませんと書いてあります。「しばらく」ってどのくらい?

ちなみにスバルのアイストは電圧を監視しているタイプなので、電流積算量リセットの手順はございません。

※バッテリー交換の翌日には、アイドリングストップが作動するようになっていました。

<関連記事>
Myレヴォーグ、バッテリーを交換 

<参考サイト>
Battery Lab


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Myレヴォーグ、バッテリーを交換

2023年02月25日 | カーライフ

通販で買ってガソリンスタンドで交換してもらいました。

Myレヴォーグ(DBA-VM4)のバッテリーを交換しました。納車から早4年、前回車検時にサービスさんから「そろそろバッテリー交換ですねー」と言われたのをきっかけに、バッテリーチェッカーやモニターを購入し監視していました。

しかし結果からいうと、チェッカーやモニターの判定からはバッテリーの残り寿命は判断できませんでした。

特に、バッテリーチェッカーの測定値は、測定するタイミングでバラバラであり、良くなったり悪くなったりの繰り返しであるため「良い時の数値を信じる」と認知バイアスの罠に陥る可能性が。


追加で購入したバッテリーモニター(Bluetooth接続型)は、常時記録タイプのため、変化や推移が参考になりました。しかしSOH(健全性)やCCA(低温時の始動性)の測定はありませんので、時系列による変化を見て自分で判断する必要があります。

数か月の短い期間でしたが、両方を併用し観察した結果から得られたことは、できるだけ同じ状態で測定せよです。走行直後の数値ではなく、6時間から8時間ほど放置(駐車)してから測定することである程度、バッテリーの健康状態(SOH)が正しく評価できると思います。


走行直後はバッテリーが充電されているので、比較的高い数値(電圧)が測定されます。一晩、駐車場に留め置いたものを測定すると、初期の電圧は両者ともにほぼ同じ数値になりました。
12.6vあれば正常な状態、12.4vで充電量が70%-80%、12.2vだと要注意の判断です。


私の乗り方は、平日は通勤で片道15分ほど。土日に50km以上は山道か高速を走行するスタイルです。休日の朝に何度か測定してみたところ、平日走行ではそれほど充電されないので電圧12.4v-12.6v 充電量70%-100%の間にあります。その状態でエンジンをかけずにシートをスライドさせたりパワーウィンドウを操作していると、12.2v-12.4v 60%-80%に落ちます。
走行して充電すれば100%に復帰するが、わずかな消費ですぐに数値が下がる事から、スマホでいう満充電から激減りするバッテリーという状態になっているのでしょう。
充電100%から放置している間はわずかな減少(暗電流)ですが、使えばすぐに80%、70%と下がってしまうのです。SOHやCCAが「良い数値」だとしても、もうこれは早いうちに寿命がやってくるだろうと判断し交換することにしました。また先日の「10年に一度の大寒波」の際には起動時の電圧が9.4vとかなり危うい数値になっていたことも考慮しました。

例え「寿命ギリギリ」まで引っ張ったとしても、チェッカーにモニター、更にジャンピングやメモリーキーパー、バッテリー充電器まで購入していると、そちらの費用の方がバカになりません。それは「備え過ぎ」ってヤツですね。

レヴォーグVM4は、Q-85というアイドリングストップ車用のバッテリーが標準搭載されています。私は、エンジン始動とほぼ同時にアイストをキャンセルしていますが、やはりアイスト対応のバッテリーを選択しておく必要はあるでしょう。
いくつか比較してみた結果、N-Q105を購入することにしました。


N-Q105/A4Panasonic (パナソニック) 国産車バッテリー カオス アイドリングストップ車用 【ブルーバッテリー安心サポート付き】 Amazon 21,193円(2023年2月19日現在)


楽天ポイントをスマホの楽天Edyに移し、Amazonギフトチャージに充てて支払いました。




結果からすると当面の底値で購入できたようで良かったです。



新しいバッテリーが宅配便で到着しました。重量は17.5kg・・・。これは重い、日頃、妻の為の水汲みで18リットルポリタンを搬送しているのでこの重さは十分に体感しています。これを、両手で捧げ持つように交換するのは腰にきそうです。

来月、ディーラーで48か月点検があるので、そこで交換してもらおうかと思い「持ち込みバッテリーの交換ってお幾ら?」と聞いたら「4,600円です、うちは高いですよー」といつも正直な担当さん。

そこでネットで検索して近くのガソリンスタンドに交換をお願いしました。


PanasonicのN-Q105/A4は、オートバックス店頭価格で43,000円位でした。(同時期のAmazonが21,391円) 同等のバッテリーをディーラーで交換するとなると4、5万円ほどになるでしょうか。そこを今回は半額で済みました。



新品バッテリーの初期値を測定して、そこから変化(劣化)を観察したいと思います。



<関連記事>
糸島ツリーカフェ「緑の詩~みどりのおと~」、そしてレヴォーグがパンク
レヴォーグ、Bluetooth型バッテリーモニター
Myレヴォーグ バッテリー交換に備える(怯える)

<おまけ>
妻の前車ミラがバッテリー上がりした時の事。任意保険は三井住友海上で加入していたので「おクルマQQ隊」というロードサービスが付帯していました。
このサービスは、バッテリー交換時にバッテリー本体代金を上限4,000円まで負担してくれる内容になっています。(2018年時点)

利用の手順は、
 先に、おクルマQQ隊専用ダイヤルに連絡する
 バッテリーが上がったことを伝える
 JAF会員なので「JAFで」と手配してもらう
 JAFが「バッテリー交換が必要」と判断すれば
 その場で新品に交換してくれる
 新品バッテリー代金のうち4,000円がロードサービスから返金される
ということになります。


軽四のバッテリーがJAF価格で9,600円でした。後日4,000円が返金され実質5,600円で新品に交換してくれるので使わない手はありません。この場合、廃バッテリーも引き揚げてくれます。

注意すべきは、直接JAFを呼んでからおクルマQQ隊へ連絡してもダメです。またJAFがジャンプスタートして「これで交換の必要はありません」と言われると保険会社は負担してくれません。

保険会社の担当者からは「よくご存じですねー」と感心されました。言わないと保険会社からは案内してくれないので、同様のサービスが無いか約款をよくご覧ください。


Myレヴォーグは「三井住友ダイレクト」のネット保険なのでこのサービスはありません。

ご参考まで。

コメント (1)
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レヴォーグ、Bluetooth型バッテリーモニター

2023年02月02日 | カーライフ

Myレヴォーグ、納車から3年半を経過したあたりから「そろそろバッテリー交換ですねー」と言われるようになったので、バッテリーチェッカーを購入し、時々チェックしていました。

ディーラーの診断チェックとほぼ同様のステータスだったので、まぁそこそこ正確だろうと監視していましたが、なにせ「ボンネットを開けバッテリカバーを外しテスターをあて写真に残す」という作業が億劫になってきました。
最初の頃はブログにまとめたりツイッターに投稿していたのですが、大きな変化も無いし等間隔の記録でもなく、最近ではただ測定値を見るだけになってきました。

そこでネットをうろうろとしていると「ブルートゥース式のバッテリチェッカー」があると知り、しかも走行中でもモニタリングできるというものだったので購入。


Amazonから 3,399円 (2023年1月時点)
Cherrytree バッテリーモニター Bluetooth 4.0無線 バッテリー診断機 自動車診断機 故障診断機 電池テスト計 自動車電池荷重テスト計 超小型配線 12v 起動と充電システム 多車種に適用 AndroidとIOS APP監視


取り付けは簡単。
バッテリーのプラス端子(赤)とマイナス(黒)にクワ型のコネクターで接続するだけ。但しケーブルのクセが強いのでタイラップや両面テープでしっかり留める必要があります。


あとはBluetootheで接続する為、スマホにアプリをインストール。

Androidアプリをストアからインストール。
Bluetoothがオンになっていれば特にセットアップをすることなく、装置と接続されてステータスが表示されました。

今まで使ってきた物理的なバッテリチェッカーと同様の測定が行えますが、CCAは見当たりません(設定値もありません)
電圧や発電、起動、充電容量など、多くのデータがモニターできます。

Cranking Testアイコンを選択すると、起動時の電圧が測定されます。

物理的なテスターの測定値より1vくらい低いです。

Charging Testでは、オルタネーターによる充電電圧が測定できます。

上がアイドリング時の、下が回転数を上げた時の電圧です。
これは逆にテスターより0.5vほど高い値が測定されました。

トップ画面のグラフをタッチすると、時系列の電圧変化が表示されます。

スマホとBluetoothe接続しなくても、最大過去35日分の変化データを蓄積しておいてくれるようなので、月イチドライバーでもバッテリーの変化(低下)が参考になると思います。

Tripを選択すると、エンジンの始動と停止の時間を記録してくれるようです。

ここから先、特に展開するようなデータはありませんので、見るのは走行時間くらいですかね。

Bluetooth接続する際に何か設定するようなことはありませんでした。認証コードも必要なく、スマホ側のBluetoothがオンになっていれば自動で接続してくれます。ということはアプリを入れれば誰でもバッテリーの状況が見られることになりますが、誰も他人様のバッテリーを監視する必要は無いので気にしない。

私はAndroid12のZenfone8ですが、接続距離は屋外で8mくらいかな。なんかXperiaあたりだと2mとかいう話もあるようですが。
のちに試したところAndroid13のPixel6aも同等の接続距離でした。ちなみにスマホ2台に同じアプリを入れると、先にBluetooth接続されたほうが優先されます。繋げなかったスマホから能動的に切り替えることはできません、先に接続したもの勝ちです。

距離が離れBluetoothが切断されると、画面左上の緑のリンクアイコンが、赤(切断)に変わります。


残念ながら自室から駐車場のMyレヴォーグには接続できませんでしたが、車内外で利用するには十分な接続距離です。またBLE(Bluetooth Low Energy)を利用しているのでチェッカーの消費する電力も少ないと思いますし、カーナビとのBluetooth接続と同時成立できます。

一晩経ってみてもう少しデータを取ってから、物理的なチェッカーとの測定機差を比較してみたいと思います。


Bluetoothモニターとテスターの測定値を比較しました。
朝8時過ぎ、外気温3℃。一週間毎日通勤で乗って、一晩駐車場に止めて置いた状態から測定しました。

電圧と充電量。(左モニター:右テスター)
12.22v : 12.24v


起動時の電圧。
9.63v : 10.10v


充電電圧(アイドリング時と回転数3,000回転)
14.33v : 14.22v
14.37v : 14.46v


どちらが正しい状態を表しているのかよく分かりません。
電圧は大差ないようですが、バッテリーの充電量は、どちらも測定時の変化が大きいです。だいぶ能力が低下しているのでしょうか。


新品時のデータを持っておかないとなかなか判断が難しいですね。




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