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マイカーの水没事故、車両保険を使うとどうなるか(2/3)

2019年10月31日 | カーライフ

マイカーの水没事故、車両保険を使うとどうなるか(1/3) の続き

<心配事は続く>
水圧でフロントバンパーが押され「ちり」が合わなくなった件、「これくらいは気にしない」と現実逃避していましたが、洗車するたびにやはり段差が気になります。バンパー交換なら8万円コースですが、ヘッドライトウォッシャーパネルだけなら2,700円で済みます。その差は大きいです。
だがもう一つ、日頃は気付かなかったのですが太陽で暖められたときに左のヘッドライトが水蒸気で曇るのを発見。

外側やエンジンルーム内からエアブローで周辺を吹いてみたのですが、ヘッドライト内部にはエアが到達しません。どうやらコネクター部分あたりから浸水したようです。んんん~これは大丈夫なのだろうか?

<天災だと一等級ダウン?>
ようやく届いたヘッドライトウォッシャーパネルを付けてもらいにディーラーへ行った際、ヘッドライトの曇りを見てもらいました。空気抜きの穴が裏にあるので徐々に乾いていくと思いますが将来的な影響は分かりません、との判断でした。
そして営業マンと雑談していたら、「天災なので保険使っても1等級ダウンですし」というキーワードが出てきました。そうか、そうなのか。事故は3等級ダウンだと信じ込んでいたのですが「天災」は1等級ダウンなのか。営業いわく「まあざっくり20%アップくらいじゃないでしょうか、保険料は。」ということで、簡易計算してもらいました。

私はすでに20等級で割引上限の60%オフの状態でもう何年も経過しています。車両保険も免ゼロ特約つけてフルに入ってますが年間約5万円くらいだったはず。ですから、もし20%アップで済むなら次年度の保険料は年間で1万円ほどしか上がらない計算になります。
そうか、そうなのか、1万円くらいだったら「保険使おうかなぁ」と言った瞬間から、営業・サービスマンともに動きが活発になります(笑)証拠となるヘッドライトの曇り、バンパーのちり、車両周りの写真をじゃんじゃん撮ります。
バンパー交換が8万円、更にヘッドライトも交換で6万円、そして「フェンダーが歪んでるならプラス6万円」次々と加算されていきます。工賃入れて最低でも20万円から25万円ってところでしょうか。

結局、その場から保険会社へ電話することに。一応、事故報告ってことで連絡を入れました。

私 「あのー、先日の大雨で冠水路に突っ込んじゃって色々と修理が必要になりそうなんですが」
損保「お怪我はございませんでしたか」「冠水路とおっしゃいましたがアンダーパスとかそういう場所ですか」「路肩の縁石にぶつかったとか、そういう状態ではありませんか」などと矢継ぎ早に質問を受けました。
損保「このお電話で事故受け付けを行いますが、自損事故扱いになるか天災判断になるかはお答えできません」
損保「事故対応専用ページを開設しますので、そちらも参考にされてください」

という流れになりました。

<来年の保険料は?>
どうやら、自損事故なら3等級、天災なら1等級、この判断はアジャスターが直接車両を見て決定するようです。しかし電話で言葉を代えながら何度も「何かとぶつかったとか」としつこく聞かれました。保険会社は天災より自損事故のほうが良かったのでしょう(笑)



私は、自分が日頃乗る車は三井ダイレクト損保、いわゆるインターネット通販の保険で契約しています。もう一台、自分名義ですが妻が乗る車は、代理店を経由して三井住友海上保険で契約しています。
これは弁護士特約に加入するためです。複数の保険契約のうち、重複させず一つでも入っていればどちらの車でも適用される特約ですが、通販では選択オプションが無く代理店経由でしか契約できません。

今回は、事故報告先はインターネット契約である、三井ダイレクト損保です。
後日、HP上に開設された「事故対応専用ページ」に、さっそくと「次年度概算保険料シミュレーション」という情報が載っておりました。



現契約に対し、自損事故扱いなら3等級ダウンで約10万円アップ。
天災の1等級ダウンであれば3万3千円アップ。


あれ?20%アップじゃないのか? まぁ試算ってことで正式な計算が出るまで分かりませんが、それでも3万円少しならば修理費20万から25万になる今回のケース、保険で修理すべきでしょう。私は「保険は使うために入ってる」という信条で、20等級60%オフを死守するつもりはありませんので。但し万が一「自損事故扱いで3等級ダウン」になるなら、修理自体を見送ることも視野に入れてです。

日程を調整し、ディーラーへ入庫させました。代車はフォレスターです。


(続く)
マイカーの水没事故、車両保険を使うとどうなるか(3/3) 

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マイカーの水没事故、車両保険を使うとどうなるか(1/3)

2019年10月29日 | カーライフ

2019年8月、当地を襲った特別警報豪雨の際に車で走ったら水没事故(注)に遭いました。その結果、車両保険で修理することにしましたが、修理にかかるコストは、来年以降の保険料は、はたまた保険適用でどこまで修理してくれるのかなど実際の手続きに沿って書いておきます。
※注:タイトルに「水没事故」と書きましたが、浸水ではなく、水圧による被害で済みディーラーの診断は「下取りに影響する事故修理歴や水没事故ではありません」ということでした。

特別警報の冠水路でアイサイトが作動  


<事故の経緯>
朝、目が覚めると大雨特別警報が発令されていましたが、降る雨はぽつぽつという感じ。台風ではありませんので風は吹いていませんでした。どうしても出社しなくてはいけない事情もあり、いつも通りマイカーレヴォーグで出発しました。
途中、何か所か水を跳ね上げる程度の冠水路を問題なく走破していきました。しかし一番深い場所に到達した時、「さすがにまずいかな?」と一旦は躊躇したものの、対抗車が走ってくるのを見て「大丈夫そう」と判断し再発進しました。ところがその対向車とのすれ違いで波をかぶりアイサイトの緊急ブレーキが作動、次々と寄せる大波を被って危うくエンストするところでした。


<事故の被害>
なんとか冠水路を脱出して近くのコンビニ駐車場に止めました。水没は脱したとはいえアイサイトは停止、エンジン警告灯が点灯し「販売店に連絡してください」のメッセージを表示したままです。
エンジンはかかるものの、「S」セーフモードに入ったようでエンジンの回転数も上がりません(上限2000回転制御?)
フロント周りを見ると、車両右側のフォグランプカバーがありません。また左側はヘッドライトウォッシャーパネルが流出してしまっています。
気分的にも相当に凹んだのですが、ディーラーの営業マンに電話して取り敢えず自走できるなら明日来てくださいと指示を受けました。


事故当日の様子(フォグランプ周りのパネルがまるごとありません)


左側はヘッドライトウォッシャーパネルが流失



<ディーラーの見解>
翌日、ディーラーに持ち込んで点検を受けました。開店一番乗りだったのですが、前日から続々とレッカーされてきた水没車の対応でディーラーは大忙しでした。

1時間半ほど待ってようやく点検。失ったフォグランプカバーは、オプションを取り付けた人が外した純正部品を頂いてはめ込んでもらいました。ウォッシャーパネルは部品手配することに。(2,700円)
一番心配したエンジンは、エアフロセンサーが水滴か水蒸気を検知しエラーログを残していただけで浸水はしていませんでした。
ECUリセットでエラーは復帰、その後も電装系を含め浸水による不調はありませんでしたので、ほんと軽微な損害で済んだことは幸いでした。

後日、エアクリーナーボックスを外したところ、フィルターは乾燥状態でボックス内に数滴水が流れた跡がありました。


しかしサービスの人が、「パネルははめておきましたが、実は・・・」と説明を続けます。
「水圧で押されたフロントバンパーの嵌め合い部分がちぎれてしまっていますので、バンパーは交換になるかと思います」と。

外れたバンパー(仮復旧前)


取り敢えず嵌め直してもらった仮復旧後


営業マンは、「このまま乗っていてもバンパーが落ちるようなこともありませんし、ようは気にするかしないかだと思います」と。

フェンダーやボンネットの「ちり」が合わないのはスバルの宿命、これくらは気にしない気にしない、言わなければ誰も気づかない程度ではないでしょうか。幸いにエンジンや電装系に被害が無かったことで安心しましたので「これくらい」は気にしない、ウォッシャーパネルだけ発注して引き上げることにしました。

(続く)

マイカーの水没事故、車両保険を使うとどうなるか(2/3) 

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1台のスマホで2回線運用、ZenFone6でDSDS

2019年10月27日 | モバイル&PC&AV

前記事の続きです。
あたらしいスマホこんにちは、ASUS ZenFone6 

ZenFone6(ZS630KL-BK128S6)で行う、2回線運用の設定です。



<SIMと契約>

1. SIM1にMVNO(IIJmio)音声+データ通信契約
2. SIM2にdocomo(FOMA)音声+SPモード契約

2回線とも音声契約(発信・着信)があります。2つの電話番号の使い分けができます。
SIM1のMVNOの音声は、20年以上前から利用している電話番号で、今ではほぼ着信専用になっています。
SIM2のdocomo回線は、FOMA タイプssバリュー契約にしています。1,000円分の無料通信分があります。SPモード契約が付いているのはdocomoメールアドレス維持のためです。すでにドコモのクラウドメール、マルチデバイス化してあります。

前機種 ZenFone3でのDSDSで、既に設定と前提条件はクリアしています。今回はSIM1のMVNOがOCNモバイルからIIJmioに変更になっているだけでその他条件に変更はありません。

電話はあまり架けないけど、ドコモメールは必要、データ通信はそこそこ使う、という人向けのパターンです。

<ZenFone6のDSDS設定>

SIM1にMVNO(IIJmio)を、SIM2にdocomo(FOMA)をセットします。
左、SIM1でデータ通信を行いますので「モバイルデータ」をオンします。

右、SIM2は音声回線のみに利用します。SIM1が「データ通信する」なのでSIM2には「モバイルデータ」のスイッチは表示されません。私はFOMA回線なのでVoLTEはオフにしてあります。xiなどLTE契約の方はオンのままでOKだと思います。(DSDV)



左、SIM1のAPN(アクセスポイント)を選択します。IIJmioは標準でAPNが準備されているので選ぶだけです。右、SIM2にはAPNを選択するラジオボタンは表示されません。

※2020年12月22日のOTAアップデートにより、データ通信しないSIMにも「4Gを使用する」がデフォルトで適用されています。FOMAなど3G SIMご利用の方はご注意ください。 
関連記事:ZenFone6 アップデートでSIM接続エラー(解決)




SIM2ではデータ通信「しない」設定です。しかし、私はSPモード契約を付けているうえに「パケット定額サービス」には加入していませんので、万が一にでもSIM2でデータ通信してしまってもパケ死しないよう、データ上限警告と制限を設定しておきます(これはZenFone3には無かったメニューですね)




デュアルSIMカード設定です。ZenFone3と変わりありませんね。




スマホをリブートすると、ちゃんとSIM1でデータ通信接続されました。それぞれの電話番号に外部から架けて着信することも確認しました。
また、SMSメッセージも両方の番号で利用できますし、Wi-fi、モバイルデータ通信の両方で、ドコモメールの発着信も問題ありませんでした。

ドコモからは素早く「正しくネットワークに接続されました」とSMSが届きました。

余談ですが、ドコモはこのようなDSDSやDSDVで安く回線を使われることを嫌い、何かと接続や設定に制限をかけてきます。それも契約時ではなくあとからネットワーク側で規制をかけたりするので、DSDSファンにとって新しい機種に代えるリスクは高くなる一方です。
次の問題は、ドコモメールのIMAP専用暗唱番号でしょう。またSPモード接続必須の変更手続きになってます。もううんざりですね。というかもうFOMA網自体の終焉も見えてきましたが(笑)



ご親切な案内には、「SPモードをご利用の際は、アクセスポイントをspmode.ne.jpにして下さい」と書いてありますが、私がSPモード接続にしたらどえらい金額を請求されてしまいます、おぉ怖い怖い(笑)


念のため、Mydocomoからデータ通信の課金情報を見張っておきます。



問題無いようです。しばらくZenFone6で、DSDS。運用してみたいと思います。


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あたらしいスマホこんにちは、ASUS ZenFone6

2019年10月24日 | モバイル&PC&AV

いま世間では、iPhone11が発売されワイワイガヤガヤしてる最中ですが、私はそっとZenFone6を買ってきました。前機種ZenFone3からの機種変更(買い増し)です。



ZenFone3はMVNOとdocomo FOMA SIMを共存させたDSDSで便利に使って来たのですが、いかんせん使用開始から3年が経過しバッテリーがヘタってきました。朝、フル充電で持ち出しても昼休みに継ぎ足し充電しなければ日中もちません。会社が終わってから飲み会でもあろうものなら、朝昼晩と絶えず充電しながら持ち歩くような始末です。

そこで、次機種候補としての条件は


 1.DSDS (DSDV)対応であること
 2.出来るだけ大容量バッテリー(ZenFone3は2450mA)
 3.可能な限りピュアアンドロイドに近いもの


という視点で物色していたところ、結果、いくつかの候補のうちからZenFone6(ZS630KL-BK128S6)を選択しました。
pixelやOPPOとかZenFone5やM2辺りも最後まで迷ったのですが、Tyep-CでなかったりOSやUIが好みで無かったりと。

さて、ZenFone6。このスマホの売りは「電動駆動式のフリップカメラ」というギミック感満載のおとなおもちゃなんですが、実はそこにあまり価値観はありません。まぁ自撮りとか縁のないおっさんなので、インサイドカメラが非搭載でも別に問題なしってところです。
逆に、このフリップカメラはギヤ駆動なので早期に壊れるリスクも高いことから、スマホ補償に加入できるところから購入先を選びました。
ASUSのサポートデスクといったら、これは不満足度を高めるために開設してるのか?というくらい不評ですから、あまりごちゃごちゃとやり取りはしたくありませんので。

今、ZenFone6の最安値はOCNモバイル(goo simseller)なのですが、既に私のSIM現住所がOCNのため、MNPや端末+SIMカードセットでお安く購入することはできません。OCNは他所から乗り換えには優しいのですがユーザーには厳しいNTTの流れを継承しているMVNOです(笑)

新規回線契約も検討したのですが、また寝かせ回線の管理しなくちゃならないので、OCNモバイルでの購入は諦めてIIJmioへMNP転出させそちらでZenFone6をセット購入することにしました。

IIJmioは、MVNOサービスを開始した日(2012年2月27日)から2年ほど契約していましたが、音声MNP加入の問題から途中hi-hoへ転出させ、そこから更にOCNモバイルへと引っ越しを重ねてきました。今回7年振りにIIJへ出戻る形になりました。

IIJサーバーダウン「mio」の先行きは 

OCNモバイルでの契約も早2年を経過しているので解約金とかも必要ありません。会員HPでMNP転出の手続きをしたら「即位の儀」当日だったにも関わらず数時間で予約番号を発行してもらえましたので、その日のうちにIIJmioへ手配しました。

IIJmioもOCNモバイルも長らく会員ページを見ていなかったのですが、契約選択の幅も補償も解約手続きも、ドコモと違って引き留めや嫌がらせもありません(笑)、ネットだけで手続きが完結できるMVNO、頑張っていますね。MVNO創成期にはSIM開通までの「空白期間」が問題になったものですが、今では即日切り替えOKで便利になりました。

さて、「格安スマホ」の中では最上位に位置するASUSフラッグシップ、ZenFone6(ZS630KL-BK128S6)が到着したら、また色々とイジってDSDSしてみたいと思います。


<申し込みからの推移状況>
10/22(火)
 10:00 OCN MNP転出手続き(会員ページ)
 15:00 OCN NMP予約番号発行(SMS)
 17:00 IIJmio申し込み手続き

10/23(水)
 10:00 IIJmio本人認証手続き完了(メール)

10/24(木)
 20:00 スマホ、SIMカード発送のお知らせ(メール)

10/26(土)
 12:00 スマホ到着


<以前の「新しいスマホこんにちは」>

2015年9月
 新しいスマホこんにちは、HUAWEI P8lite

2016年9月
 新しいスマホこんにちは、ASUS ZenFone 3 ZE520KL

2017年12月
 新しいスマホこんにちは、HUAWEI P10 lite


 ず~っと前の携帯電話、スマホ歴 



(続く)
1台のスマホで2回線運用、ZenFone6でDSDS

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