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L-07CのGPS精度改善にチャレンジ

2012年03月07日 | モバイル&PC&AV

A-GPS内蔵のL-07C、GPSの精度が思わしくない評価なので諦めていたところ、2ちゃんねるのスレでGPS精度の改善方法を発見。



ごにょごにょしたら、「GPS衛星を捕まえるまで3秒」になったとの話。

しかも非root化のままでもOK。どうも、エンジニアメニューの「Hidden Menu」からサーバー設定を変えるだけらしいのだが、詳しい方法は過去スレがdat落ちしていることもありちょっと判りづらかった。

しかし先人たちの報告とキャッシュからかきあつめて対策を施すことができたので、ここに画像付き解説記事として残しておくことに。(検証中の記事です)

まず隠しメニューになっている「Hidden Menu」の表示。
電話を立ち上げ、「3845#*07#」とキーをタップする。最後の#を押した瞬間にメニューが起動する。


起動したHidden MENUを下へスクロールしてGPS Testを選択。


次にSystem Settingsを選択。


そして、SULP Settingを選択。


次は、SLP Server Settingを選択するのだが、一緒にSLP Auto Provisionもチェックしておいた。(キャプチャー画面の都合上です。後からチェックでも可)


初期値はDCMになっているので、Googleをタップ。ここでは韓国のLGE SUPLや米国Spirentも選べるようだ。


設定はこれでおしまい。HOMEボタンで戻ればあとは実際にGPSアプリを動かしてみよう。

どの設定がどこに影響しているのかまだ理解できていないので、他からの干渉を除外するためにWi-Fiと3Gデータ通信を切りGPSデータのみで実験してみる。


GPS Statusを起動。

あっという間に測位/衛星のところがカウントアップした。なんと10秒かからず現在地が取得できた。
場所は屋内、窓から1mほど離れた机の上だ。あまりの速さにGPS以外になんか他の情報を引っ張ったのかもしれないと疑ってみる。

そこで、GPSデータをいったんキャッシュから消去してみた。


そして、電源オフから再起動して、再びGPS Status起動。


結果、「GPS測位までの時間:8s」と素晴らしい結果に。

今まで屋外でも数分、室内だと数分どころが最後まで測位できずにいたのが、8秒で現在地を表示しました。
そして、対策前はGPS Statusのレーダーモードにしておき車で移動した際には、ブレーキを踏んだ瞬間に方位がグルグル回って、しばらくはあらぬ方向を示していたのだが、対策後はそういう現象も発生しなかった。
Wi-Fiも切ったし3Gデータも切った。A-GPSのキャッシュも消したのでGPSデータだけで位置を掴んだと思うのだが・・・。
あまりの改善効果にまだ信じ切れません。もう少し実験を重ねてみたいと思います。

先日は2ちゃんの玉石混合情報の「石」だったが、このGPS精度改善は「玉」ってことでしょうか。

検証条件
L-07C(V10C)
IIJmio Dカード(3Gデータは切断)
Wi-Fiも切断し、GPSのみON
GPS StatusとGoogle mapで実験

------2012/03/08追記-----
先日はあまりの改善効果に驚いたが、やはりどうやら位置情報のキャッシュが関係しているようだ。
今日はキャッシュクリアした上で、全然違う地域でGPS情報を更新してみたが、現在地把握まで数分を要した。
google mapsはWi-FiアクセスポイントのMACアドレスを位置情報と関連付けているようだし、GPS Statusは3G経由のダウンロードを参照しているみたい。

ということで、劇的な改善・・・とはいかないようです。
今のところ、IIJmio高速モバイル/Dサービスのカードでも3G経由の位置情報更新はいけているようですが。

コメント
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