inSSIDerで自宅無線LAN環境を確認してみました。
目的は、隣からやってくる0001softbankとFONの影響、自宅APに使っているAterm8700の電波状況、そしてXiルーターのL-09Cがどのチャンネルを使うかの確認です。
Windows XPにPLANEX GW-USHyper300を突っ込んで無線LANに乗せます。
inSSIDerを起動し、Wi-Fiチャンネルの使用状況を見ていきます。
弱い0001softbankは下を、Aterm8700Nが6~10chを使っていました。
通常、AtermはチャンネルAutoで常時電源ONですから、これでデフォルトの状態だと思います。
次にL-09Cを起動し電波を加えます。
電源オンと同時にWi-Fi電波を捉えました。この時点ではFOMA回線はまだ接続されていません。
L-09Cは外で掴まない現象が出ているので、チャンネルを11ch固定にしています。
従ってそのまま11chを使用しています。
この状態でiPad2からみると全てのSSIDは表示され、L-09Cにも接続できました。
次に、L-09CのチャンネルをAUTOに変更してリブート。さて、L-09CのAUTOは何チャンネルを掴むでしょうか。
どうやら2chを使用したようです。多少、0001softbankとかぶっていますが、この弱さなら「使用していないチャンネル」と認識したんでしょうか。
これもiPad2からみるとSSIDも表示されており正常に接続できました。
さて、次はAtermの電源を切り全てのチャンネルを空けておいた状態から、再度、L-09CのAUTOで起動してみます。(0001softbankが若干邪魔なんですけど!)
やはり下のほうからチャンネルを使用するようです。
何度かリブートしてみたのですが、L-09Cはスキャンして空きがあれば下から使うようでした。
そして最後は、13ch固定にしてリブート。
これでもiPad2は正常に認識しました。
iPadの使用チャンネル幅、もしかしたら米国やヨーロッパ仕様にあわせて1-11chしか使用できないのかと考えていましたが、そうではありませんでした。
12-13さらに14chは、日本と韓国だけで使えるため、Autoの範囲が1-13chのルーターだと、一部海外製のスマホが接続できない場合があります。
日ごろ見えないWi-Fiチャンネル。何チャンを使っているか分からない事が多く、このようなソフトで見える化しておくと便利だと思います。
と締めてみましたが、この実験結果により「外でWi-Fiを捉えない現象」がさらにわかんなくなりました(笑)
残る疑問点
・iOSはWi-Fi認識に一部障害があるよう。下と上の両端は避けて使えという情報あり。
・L-09Cは空いてると2chから使用するようだ。1,6,11が標準なのにわざわざ2ch?
根本の問題
・家でやったこの実験、全然問題なし
・なのに外だとiPadからみてL-09CのSSID表示されず。
今日の実験で唯一の成果
・L-09Cは電源オンとほぼ同時にSSIDを投げかける。
・UIMカードや3G回線の認識せずとも先にWi-Fi。
ということだ。
外出時にデスクトップ持ち出すわけにいかんし、iOS5ではこの系統のアプリ全滅だし、どうやって外で確認しようか更に悩み中・・・。
SkyStation 「CWR-GN150S」を試してみます。
旅先で、ホテルなどの有線LANサービスからWi-Fiでつなぐためのルーターです。
本体(左)、AC電源が馬鹿でかく見えます。真ん中にタバコを1本置いてあります。
このSkyStationはUSBかAC電源どちらからでも給電できます。デバイスはiPad2なのでUSB給電できません。しかし、旅行ではAC-USB必須なので両方使えるタイプは便利ですよ。
さて開封したら初期値のままLANへ接続します。
電源を接続し、60秒から90秒するとSSIDが表示されました。
SSIDがふたつ。
sky-free-xxxxx
sky-secure-xxxxx
secureのほうへ接続します。暗号化キーはルーターの裏面にシール印刷されているものを入力
freeのほうはデフォルトでは暗号化されていませんので、のちに変更しておきます。
デフォルトでは、192.168.11.1がルーターのアドレスになります。admin passwordを入れてログオンすると設定変更や簡単接続ウィザードが使え、ホテルや出先の環境にあわせて設定変更することができます。
ただ、ここにちょっとクセが有りました。
ウィザードで接続確認すると、ホテル等では殆どがルーターを見つけてAP接続へ変更されると思います。そうなるとそこのサブネット配下におかれるわけですがルーター(SkyStation)のアドレスが自動的に100番へ変更されてしまいます。
今まで192.168.11.1でアクセスできていたものが、192.168.0.100のように変更される仕様になっているようです。
この100番が他の装置と重複してしまうとまた厄介なことになりかねません。
自分はちょうど100番をDIGAに振っていたので、念のためDIGAを切り離しておきました。
そして先のSSID sky-free-xxxxx。まさにアクセスフリースポット。SSIDをタップしただけで繋がりますから、これは変更しておいたほうがいいかもしれませんね。
ついでに管理者用IDとパスも変更しておきました。
SSID名自体の変更はできないようです。あまり深く考えなければデフォのままでも良いのですが、仮に有線LAN側が有料だったりした場合に、ただ乗りされてしまう恐れもありますからね。
部屋内は電波状況も良く、ホテル内で使うなら問題ないでしょう。
コンパクトで電源自在、ぽち袋までついて携帯に便利なポータブルルーターだと思います。
ちなみにUSB給電のほうは、USB TypeA MicroUSBなのでL-09Cのものが併用できそうです。