ジェノバというと日本で例えて言えば、神戸とか長崎に相当するのかしら。どちらも造船とか
海運業で伸びた都市であります。そして港から直ぐ山なり丘陵が広がって。
ボクなんぞはこの風景を見ていると逗子の駅前って感じになって非常に親しみを覚えます。
この辺りは急にがけ地が多くなります。そして旧市街地と新市街地の分かれ目のような場所。
沢山のトンネルや、フニクラ(登山鉄道)が両方の市街地を結ぶ役割を果たしています。
崖地にそって建物も建設されており、その建物がそのまま擁壁代わりとなっていたり。
再び旧市街地に戻り路地散策。
ヨーロッパは電線の類は殆ど地中に埋められて景観を邪魔することが少ないのですが、
丁度工事中の現場に遭遇。てっきり、共同溝のようなシステムがあるのかと思っていたら、
これは水道管だと思うのですが、ふつ~に埋設されていたのにはびっくり。それと表層から
かなり浅いところに埋設されているのにもちょっと驚いたりして。
この狭い巾にあと下水管とガス管、電気・電話線が埋設されているかと思うと、結構メンテ
ナンスも大変だなと思った次第(ガスはLPGでタンク売りかもしれませんが。イタリアはLPG
では先駆者なんですよ。LPG車なんて世界で一番多いかも)
このあたりにはブティックとかレストランがあって。慣れてないと看板も遠くから分かる
わけではなし、探すのに一苦労しそうです。ただ、欧州の場合は通りと番地がわかると
比較的スムースに場所は特定出来るようです。ボクには言葉の壁が存在しますが
(苦笑)
街の所々にはマリアを象ったレリーフが。港町だけあってここもマリア信仰は絶大な
ようです。
ー続くー
一枚目の塔は元の灯台でしょうか?
歩くとなんか変だなと確実に感じますね(笑)
それくらい鳴らされちゃってますね、電線に。
それとラテン諸国の場合は港のそばに必ず教会
がありまして、このミナレットが灯台代わりという
例もあるようです。