主祭壇の天井画とステンドグラスです。祭壇の飾りは意外と質素ではあります。
オレンジ色と白と黒を主体としたステンドグラス。少ない色でもこれだけの表現が
出来るものなんですね。
こちらはオレンジのグラデーションだけというちょっと変わったステンドグラス。
入り口の上部に描かれたキリスト像。
「聖ロレンツォの判決」という天井画。ラザロ・ヌヴァローネという方の作品です。
この彫刻のキューピーさんが、マリア像に比べてでっかいのが気になりました(笑)
おまけに髑髏を枕代わりにして(爆)
死んだらこんなものよ、という反語的教育なのかしら?
この彫刻は結構動きがあって、まるで舞台劇をみているような。教会の彫刻として、こういう
表情豊かなものは珍しいのかも。
この裸婦像を見てボクはちょっと驚いたです。カソリックの教会で裸体をマリアのそばに
置くとはなんとまぁ、大胆な。よく見れば左手にはいちじくの葉っぱのようなものが。それで
ああ、これはイヴかと納得した訳ですが。それにしても、堂々と裸体が教会内で表現
出来るようになったというのは、このジェノバ自身がかなり進歩的な街であったという
ことでしょう。創建は13世紀と前に記しましたが、この彫刻群は確実にルネッサンス以降
でありましょう。
慌てて反対側を見たら、いました、いました。アダムが(笑)
バラ窓にはマリア像が描かれて。花びら部分の色が綺麗です。
ー続くー
ステンドグラスが綺麗です!
もちろん、現地生産でしょうね?
ステングラスの加工の過程を見てみたいですが、
工場見学はされましたか?
そこまで頭は回らなかったです。どうやって
作るんでしょうね。想像しただけでも楽しい
です。