逢うことを いざほに出なむ 篠薄 忍び果つべき 物ならなくに
(後選・七二八)
Rokunowa
地軸大移動の謎・・・クリックよろしくお願いします
篠簿(シノススキ)は穂のない薄を言うのである。穂は古代人にとってまさに結実そのものである。しかも穂もスもスキも愛情を意味する言葉であった事実はすでに述べた。
だから、穂のない薄は恋の結実のない・・・・つまり相手が穂で答えてくれないス、スキ・・片想いでしかないのだ。ここから篠薄が忍ぶにかかる枕詞となったのである。
月神の盲目・シノノメの発見
朝柏閏八川辺(アサカシワウルハカワベ)の 小竹(シノ)の眼の
偲(シノ)びて 寝(ヌ)れば 夢(イメ)に見えけり
(万葉集・巻十一・二七五四)
右は新勅選七二六にもほとんど同じ歌が記載されているが、ここでも偲ぶにかかる枕詞にシノノメがある。だが、小竹の眼がなぜ偲ぶにかかる枕詞になるのかはこれまで謎であった。
(後選・七二八)
Rokunowa
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篠簿(シノススキ)は穂のない薄を言うのである。穂は古代人にとってまさに結実そのものである。しかも穂もスもスキも愛情を意味する言葉であった事実はすでに述べた。
だから、穂のない薄は恋の結実のない・・・・つまり相手が穂で答えてくれないス、スキ・・片想いでしかないのだ。ここから篠薄が忍ぶにかかる枕詞となったのである。
月神の盲目・シノノメの発見
朝柏閏八川辺(アサカシワウルハカワベ)の 小竹(シノ)の眼の
偲(シノ)びて 寝(ヌ)れば 夢(イメ)に見えけり
(万葉集・巻十一・二七五四)
右は新勅選七二六にもほとんど同じ歌が記載されているが、ここでも偲ぶにかかる枕詞にシノノメがある。だが、小竹の眼がなぜ偲ぶにかかる枕詞になるのかはこれまで謎であった。