デエタラボッチは第12惑星である

この惑星は木星より少し大きく、超楕円軌道を持ち、冥王星の公転軌道あたりまで近づいている筈、近づくと地軸大移動が起こる

シナ照の解明・⑬ ・日本人の起源・アイヌ民族

2005-02-18 22:21:01 | Weblog


 しなてるや にほの湖に 漕ぐ舟の 真帆ならねども 逢い見しものを
(源氏~早蕨)

                             Rokunowa

地軸大移動の謎・・・クリックよろしくお願いします

右の歌は琵琶湖の別名である(ニホの湖)を使用している。ニホは水鳥
(鳰=ニホ)のことである。この鳥はフクロウではないのに何故シナテルヤ
と(月神照るや)を枕詞に使用しているか・・・・これは非常にむつかしい。しかし、
この湖が琵琶湖である以上は作者にとって(淡海)がはっきり意識されている。
アワウミのアワはフクロウの鳴き声でシナテルヤ月神を枕詞に使用するのは当
然である。しかし、それなら何故、ここで淡海と表現せずに、ニホの湖を作者は
選んだのか?・・・・その秘密は、その後の(真帆ならねども)にあるのだ。
・・・・マホに対するニホという言葉を作者はどうしても使用したかったのである。
・・・・舟を進める原動力は帆である。しかし、帆にもいろいろあって、主要な真
帆もあれば、なくてもよい第二の小さな帆もあるのだ。同様に浮気な恋人を行
動にかりたてる原動力である愛情(ホの字)にも第一と第二のものがあるのだ・・
・・右の歌の作者を行動にかりたてる愛情は真帆ではなく、片帆もしくは第二の
帆なのである。右の短歌の意味は以下であろう
・・・・本当の愛情を抱いている相手は死亡したので、その人の妹である貴女と
恋をしたいと願いました・・私は呪いをかけられているのかも知れません。丁度
ニホの湖を行く舟の帆が真帆を失っていてさえ、片帆で、ゆっくり進んで行くよ
うに・・・・(鳰は愛情濃い二人の古代常套句)
これは男心の勝手さと、死亡した恋人をしのぶ恋心の不条理を歌っている。
シナテルヤと枕詞に疑問詞をつけているのは、亡き人への恋心が、その人の
妹に向かう気持ちを月神が呪いをかけているのではないか、と自問しているの
である。この歌は光源氏の息子、薫が亡き恋人の妹を恋したう秀歌である。


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