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何処まで

2015-03-31 13:31:36 | 日記
日本政策金融公庫が
2014年に融資した企業約7700社を対象にアンケートを実施



起業年齢
約80%が40歳以下

約84%が男性

業種としては
サービス業が一番で、ここ数年増加したのが医療・福祉
次いで飲食

その殆どが従業員数4人以下


開業費用として2000万以下が殆どで、
自己資金平均350万
金融機関からの借入金平均が928万


約80%が平均月商500万以下


そのうち、35.1%が赤字




経営者が苦労している
1番は資金繰り

2番は顧客、販路拡大

3番は財務、税務、法務に関する知識不足



また一つ、会社が閉じることになった


しかし、その会社の社長は学ぶべきことがたくさんあったという


印象に残ったので


元々は、顧客から仕事を出すから独立しないかと持ちかけられての起業


当初は仕事もあったが、そのうち時代の流れや取引先の経営環境が変わり、仕事が激減


焦るも、人脈も営業経験もなく

ウェブサービスを作ってみたが、アクセスは伸びず赤字が膨らみ


給料が払えなくなり
会社を閉じることに


このような失敗パターンは山ほどあるという


継続的に利益を得られる基盤を持たない零細企業は、ちょっとした環境の変化で簡単に倒産する



その社長は言う


従業員は毎月給料を貰うのが当たり前だと思っているが、顧客は毎月お金を払うことを当たり前だと思っていない
この差を埋めるのはとても難しい


これって凄く辛いんだよ
でも、社員にその気持ちを分かって貰うのは多分無理と

そういう気持ちの人は、自分で会社やってる人だしね


それから、利益
サラリーマンをやっていると、大きな利益を上げると自分の給料が減らされていると感じた
だけど、会社は税金払わなきゃいけない、社員の社会保険は払わなきゃいけない、取引がなくなっても入金がなくても、社員の給料は払い続けなければならない
だから、会社にできるだけ多くのお金を残しておきたい、と思った



そして、大きなビジネスモデルを描くには、まず安定収入が必要


社長曰く
自分がやっていたのは、ビジネスモデルを描くなんて高尚なことはやっていない

殆どが金策ばかりだった

得意先に回り、仕事を依頼し顧客を紹介してもらうよう頭を下げ回った


社員はメディアなどで天才的な経営者が
ビジネスモデルを実現というのを見ると、うちもこうなりたいと言ってくる


多分、そんな良い会社は全体の1パーセントにも満たないというのがよく分かった

殆どの会社が、目の前の生活で必死だということ

何回リセットできたらいいかと思ったか



だけど、社員の生活を守らなきゃいけない、クビにはできない


サラリーマンに戻るけど、経営には貢献できると思う...


ネガティヴな内容とも取れるけど、学ぶべきは多い



コメント
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