1980年新メンバーを加えてアルバム、Dramaを出すも今ひとつ輝きを取り戻せなくなったイエスは、最初にボーカルのトレバー・ホーンがいなくなり、続いてクリス・スクワイヤとアラン・ホワイトがジミー・ペイジと新しいバンドを結成する計画を持ってバンドから脱退。残されたスティーブ・ハウとジェフ・ダウンズも脱退することになり、遂に空中分解。
クリムゾン解散後あちらこちらに顔を出して活動を続けていたジョン・ウェットンも腰掛的に加入していたウィシュボーン・アッシュから1981年に脱退。
1978年のアルバム、Love Beachがイマイチの出来で、ライブ盤が発売された翌年の1980年、遂に解散したELP。他の2名同様カール・パーマーも新しい活動を模索することに。
てな事で1982年スーパー・バンド、Asiaがここに誕生!
(詠時感をエイジアと無理矢理読ませる)
(皆さん、非常にお若い)
それでは、彼らのデビュー・アルバム且つベスト・セラーとなったセルフ・タイトルのAsiaでも久々に聴いてみよう。
あれっ?2曲目のOnly Time Will Tellでプチ音が連続!
(少しサイドー2が弱いけれど、全体的には捨て曲なし)
虫眼鏡で見ると異物がが音溝にこびりついている。
ここはレコードを水洗いし、こびりついた異物をふやかした後に必殺爪楊枝の奥義炸裂!
この界隈ではこの伝統の奥義の使い手としてはSole Survivorとなってしまった感が、って言うよりはここまでしてレコードで音楽を楽しむ人がいなくなったのが正解で...
プチ音もなくなり今日も快調に針がレコード盤を滑っていく。
次のアルバムに収録された「ドントクライ」でした。
まだこの頃はプログレなんて言葉も知らなかったですが。
その後にこのファーストも聴いて、やっぱり
ジョン・ウェットンのボーカルっていいなと感じたり。
もう亡くなっているのが未だに信じられない気がします。
Get Up And Goってフレーズに当時勇気づけれましたね。