一般的にはハード・ロックのカテゴリーに分類されているレッド・ツェペリン。
しかし実態はブルース・ロック・バンド進化系ですかね。
ブルース・ロックにキレのある印象的なギター・リフを散りばめ、それをリズム・セクションがパワー・アップし、更にボーカルの高音を持ち味としたハイ・クオリティーなシャウトがハートに突き刺さる。
本日は彼らの1969年のセカンド・アルバムでも。
(高校時代に買った1973年の再発米盤で聴いてみる。何故当時日本盤でなく米盤買ったのか記憶が全くない。)
彼らの永遠のトレード・マークともなる様なヒット曲満載で、このアルバムを初めて聴いた時はぶっ飛んだ記憶が...
曲によっては既発のブルース・ナンバーから引用した箇所がいくらかあってその作者のクレジットが見受けられない事にしばしば批判が集まるが、それらは単なる模倣ではなく演奏者達の類稀な才能によってブルースから進化した真似のできない新たなロックを作り上げたのだと思う。
実質的な創作活動が1979年のIn Through The Out Doorで終了しているにも関わらず、それから45年ほど経った今でも相変わらず人気を誇っているのがそれを証明している。
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