CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ヨルガオ、Moonflower

2017年11月19日 | AMERICAN ROCK/POPS
いつも通るアパートの外壁に沿った歩道を歩いていると真っ黒でデカイ蜂が目の前をシュッと横切る。

外壁に沿って植えられた植物の花の蜜を求めてやってきたのだろう。あんなでかい蜂に刺されたら大変なことになるに違いない。

見慣れたその花の大きさは8-10cmというところで、淡い紫色をしている。



葉っぱはこんな感じ

蔓植物で昼間にずっと花を咲かせていたから、多分ヒルガオ科に属するのではないかとちょっとネットで調べてみるも、よく似た画像が見当たらない。

見つけた画像のヒルガオの花はラッパ状の形をしていて花びらが繋がっているが、目の前の花は切れ目が入っていて一枚一枚が先端の方で独立していてちょっと違うのかな?

誰かこの花知っていたら教えてください。

まあ植物に関して興味があるかと問われれば、そうでもないのだが、人間誰しも何かに急に興味が沸いてきて知りたくなるような時がしばしばある。

もっとも明日になれば、ケロッと忘れてしまうかも。

ヒルガオ科に属する花といえは、日本ではアサガオとなる。小学校の理科の実験では定番で必ず学校でアサガオ育てることになる。

プラ製の蔓を這わせる櫓付きのこれまたプラ製の鉢を買わされ、アサガオを学校出育てることになる。そして夏休み前に子供がその鉢を抱えて家に帰ってくる。

一年草のため、花が枯れると誰も見向きもしなくなり、翌年アサガオが再びその鉢に植えられることはないというちょっと可哀そうな事態となるのも定番である。

クラッシック・ロックの場合、ヒルガオ科の植物で言えば、見たことはないが10センチ以上の白い花を夜に咲かせるヨルガオじゃないだろうか?

そこで此処まで話をもってくるのにちょっと疲れてしまうような長い前置きから登場するのは、サンタナの1977年2枚組みアルバム、Moonflowerである。

ブルース・ロック・サウンドにラテン・ポップの香を振り掛け大ヒットした彼らだったが、次第にスピリチュアルもしくは宗教的なジャズ・フュージョン系のサウンドに変わっていくことによってかってのポップさが減少し、幾らかのファンは離れていった。

しかしながらバンドやレーベルもその状況を認識していたのか、サウンドの方向転換を図り始めて、ついに出たのがこのアルバムだった。

ゾンビーズの大ヒット曲、She’s Not Thereのカバーなどのスタジオ録音と過去の代表曲のライブ演奏を2枚のレコードにランダムに収録し、ポップなサンタナが復活し大ヒットを記録した。

やっぱり一年草のアサガオは、多年草のヨルガオと比べると不利って事。

一旦途切れてしまうと人の興味はなくなるが、多年草のように継続して存在さえしていれば、誰かがふとその存在に気がつき目を留めてくれる可能性もありって事ですかね。

サンタナの場合、その後大ヒットを飛ばす事はなくなるもアルバムは出し続け、ついに1999年に出したSupernaturalが大ヒットに繋がり、再び表舞台へと。

やっぱり継続は力なりです。


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