バンド・メンバーのダニー・ウェットンとローディーの一人がドラッグのオーバー・ドーズで死去した。
その追悼アルバムとして1973年Tonight’s The Nightは録音されたものの、レコード会社からなその暗さにダメ出しされたのかしばしお蔵入り。
そして1975年、ニールの8枚目のアルバムとしてようやく日の目をみることになることに。
確かにモノクロ仕立てのジャケ・デザインは暗さを感じるが、いざ聴いてみるといつものニール節。
因みにこのアルバムにはドラッグで死去したダニーが存命中のライブ録音のCome On Baby Let’s Go Downtownという曲でボーカル取っているのだが、Sellin’ Stuffってドラックの売り買いを思わせる言葉が歌詞に登場し、この曲を取り上げたのはニールに一体どんな意図があったのか…
ここは深掘りせずにただニールの繰り出すロックにただ身を委ねるのがいいのかもね?