CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

久しぶりにシングルでも、その7

2021年09月07日 | CCR and John Fogerty

6枚目のアルバム、ペンデュラムを出した後しばし音沙汰がなかったCCR、さらにトムがバンドから離脱して空中分解かと思われたが、どうもバンドはトリオで活動を続けることに。

1971年突如シングルとしてジョン・フォガティ節全開のロックンロール、Sweet Hitch-Hikerが登場しバンドの健在ぶりを示した。

しかしながら、アレ?って思わせたのは、B面にベースのスチュワート・クックが作った曲、Door To Doorが彼のボーカルで収録されているではないか!

それまでは、ジョンの作品もしくはジョンが主体となったR&Bのカバーが収録されていたのに...

その理由は翌年のCCR最後のオリジナル・アルバム、マルディグラで判明することに。つまり他のメンバーからの申し出によりメンバー各自が平等に曲をアルバムに提供するって事に。

ジョンが渋々その要求を飲んでアルバムが制作されたものの、ジョンの提供曲もしくは彼がボーカルをとるカバー以外は今までより一段レベルの落ちる平々凡々の仕上がりに。

てな事でアルバムの売り上げも落ちてバンドは解散。CCRのファンが求めていたのはどうもそれじゃ無かった様で...

このシングルの翌年に発売されたジョン作のシングル、Someday Never ComesCCRの聴き納めとなった。

後年ジョンはCCRのアルバムは6枚だと述べたとか。すなわちマルディグラは彼のカウントには入っていなかった。

実力が問われる世界では平等ってのはやはりなかなか成り立たない難しいものがあるって事ですかね?



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