1985年に出たダン・フォーゲルバーグのカントリー・アルバム、High Country Snow。
ナッシュビル録音の1972年のデビュー・アルバム、Home Free以来お約束の様に毎回カントリー色の濃い曲が幾らか収録されてきた。
今回のアルバムはいつもと違う全編カントリーもしくはブルー・グラス系の曲で固められた、とは言え何もコテコテのルーツ・スタイルでは無く、所々でダン・フォーゲルバーグらしさも感じさせる。
いつもの彼のポップさをこのアルバムに求める向きには少々物足りなく感じるかもしれないが、これはこれでシンプルで潔くてなかなかよろし〜と思う私なのである。
因みにこのアルバムの制作後はいつもの路線に回帰した。
腕利きのサイドメンがこれだけ集まるのは彼の人徳か?