1973年のアルバム“ピアニストを撃つな”の先行シングルとして発売されたCrocodile Rock。
覚えやすいメロディーと懐かしさを感じさせるコーラスの組み合わせがバッチリとキマった軽快なロックン・ロールは大ヒット。
ところでシングル盤に記させれた宣伝文句には、なな、なんと“グラム・ロックの創始者エルトン・ジョン”とある。
当時はグラム・ロックといえばデビッド・ボウイーを筆頭にT.Rex、Roxy MusicにMott The Hoople辺りをさしていた様な記憶が。
つまりグラム・ロックって、中性的なファッションやメイクでステージに立ちポップなロックを演奏するミュージシャンだとおぼろげに理解はしていた。
英語的にはGlamorous Rockのショート・フォームって事でそれを直訳すれば魅力的、もしくは魅惑的なロックってことになる。
まあエルトンの派手で奇抜なステージ衣装での活動を鑑みるとグラムと称するのも解らないでも無い。
ただその親玉がエルトン・ジョンってな宣伝文句はちょっと勇み足だったかな。
この出で立ちがグラム・ロックの創始者を意味するなら、グラム・パーソン率いるブリートー・ブラザーズの面々もグラム当確!