キャンパスプラザ京都で講演会が行われました。
《京都の春から夏の祭りの意味を読む解く》
八木透先生の講演でした。
京都盆地の地下深くには、琵琶湖に匹敵するほどの豊かな水が、
地下水としてあるとのこと。
しかも地下水は川の流れと同じように、
北東から南西方向に流れていることが調査の結果わかったそうです。
下賀茂神社~御所~神泉苑の方向と合致します。
地下水が豊かで、しかも固い岩盤で覆われた京都の地盤は強固なのです。
豊かな水に恵まれた京の都。
伏見のお酒
京の豆腐
小豆のおかし
清涼な湧き水や井戸 等々。
地下鉄工事が行われてからは、井戸の水量も減ったそうだが
深く深く掘ればいまだに水脈は豊かとのこと。
葵祭や祇園祭などの祭事は、”水”をめぐる信仰が随所に見え隠れしている。
”水”に対する畏怖の念。
河川の氾濫と氾濫による疫病の流行などをもたらすので、
「水への想い」「水の信仰」が常にあったのです。
時間があっという間にきてしまったが、
もっともっと講演を聞きたかったです・・・・・・