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ありがたい出会い

昨日ふと寝る前にこんなことを考えました。

 

お釈迦様ってどんな方だったのだろう。

 

もちろん今から2500年前に実際にインドで80年の生涯を全うされたお方なので会うことは不可能です。でももし実際に会えていたらどんな声でどんな表情で話すのだろう。どんな雰囲気でたたずんでいるのだろう。

そんなことを想像してしまいました。多分、会えるだけでも生涯の宝物になるだろうし、輪廻転生を繰り返す、魂の変遷の中で一回でもいいからその時代を一緒に過ごせていたらって。

 

もちろん、弘法大師様に対しても同じことを何度も考えました。系譜上、最末席の弟子になりますが同じ時代をもし自分の前世が過ごしていたら、それはもうしびれるくらいの感動的なことに違いないと。

 

人が誰かに好意をいだく感情はさまざまです。

弘法大師様はお師匠様の恵果阿闍梨様にお会いしたことをこう表現しました。

「悟りを開く開かないは問題ではない。この方に出会ったことが何よりも重要なことなのだ」

 

私たちは皆それぞれ大切な人との出会いのもとにこうして生活しています。本当は会えていることは何よりも「ありがたい」ことなのだと気づければこれ以上ない喜びを心にいだくことができるはずです。

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