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「りんぷうの会」 公式ブログ

会長:神田佳明(能楽写真家)
能楽撮影教室・能楽舞台撮影会は現在、休止中です

久々の更新に私事で恐縮ですが新入り仔犬です♪

2012年05月01日 | 管理人・オガタより

先月ちょっとバタバタしていて気が付けば本日は5月。
更新が滞ってしまって申し訳ありません

その上、私事で本当に恐縮なのですが
おとといから我が家に仔犬がやって来ました

愛犬グレースと同じシェルティ(シェットランドシープドッグ)で
名前はニコル。生後3ヶ月の女の子です。

やんちゃでお転婆娘で、なかなかタイヘンです

ニコルの後ろに写っているトイレットペーパーは
遊び道具にされてグチャグチャ。

かじっているのはプラスチックの計量カップ。
恐れ多くも(?)先輩犬グレースのご飯を計るためのものです。

この先も時々、当ブログに顔を出すかと思いますが、
飼い主ともども宜しくお願い申し上げます。



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りんぷうの会の近況と東日本大震災復興支援能 『息吹の会』について

2012年03月05日 | 管理人・オガタより
今日(3/5)も雨降りですね。

ひと雨ごとに春が近いといいますが
気づいてみれば、もう3月。

本当に季節は春なわけで
りんぷうの会では楽しいイベントが続きます。

3/14(水)には待望の能楽撮影会が横浜能楽堂にて開催
今回の撮影曲は「楊貴妃」と「土蜘蛛」。
ご出演は、いつもお世話になって無理をお願いしております
喜多流能楽師の出雲康雅先生です。

絶世の美女「楊貴妃」の美しくも哀感あふれる優雅な舞
白い蜘蛛の糸が宙空を舞う派手な大立ち回りの「土蜘蛛」という
好対照の撮影曲で、会員一同、期待に胸をふくらませております。

その後、4/1(日)には初企画の「能楽とお茶のコラボ」。
三浦先生の能楽講座とお茶会をドッキングさせた
春にふさわしいイベントで、
伊東事務局長ご夫妻と三浦裕子先生、
お茶の師匠、Sさんを中心に只今、開催準備中です

4/12 (木)には、銀座にて春の能楽撮影講座開講。
4/16(月)~18(水) 厳島神社桃花祭御神能(広島県宮島)へ
有志参加で観能予定とスケジュールが詰まっております。

参加される方、日程についてお忘れなく、どうぞ。
季節の変わり目で体調管理が難しい時節柄ですが
元気なお顔をお見せ下さい


さて。
すでにマスコミでも多く取り上げられ
ツイッターフェイスブックなどでもご案内させて
いただいておりますが、
明後日、3/7(水)、東京・渋谷の観世能楽堂にて
東日本大震災復興支援能 『息吹の会』の公演が行われます。

『息吹の会』とは、東日本大震災の被災地で鎮魂のための
無料の能楽公演を目指して、若手の能楽師の方々が中心となって
結集された会で、今回の観世能楽堂の公演には
能の五流派の御宗家など各流各会代表が総出演するという
超豪華キャストで異例の公演。

出演される能楽師の方々は御宗家から重鎮・中堅・若手まで無報酬。
会場の観世能楽堂は観世御宗家が無償で提供され
公演の収益を基に、今夏から来年にかけて東北3県で無料の
能楽公演を開催する予定だそうです。



◆『息吹の会』実行委員の方々(五十音順・敬称略)

柿原光博(大鼓方高安流)
小島英明(シテ方観世流)
小寺真佐人(太鼓方観世流)
佐々木多門(シテ方喜多流)
八反田智子(笛方一曽流)
水上優(シテ方宝生流)
山井綱雄(シテ方金春流)


3/7(水)の公演は昼と夜の2公演で、
午後2時開演の第1部は観世流御宗家・観世清和師の「神歌」、
同6時半の第2部は金春流御宗家・金春安明師の「翁」という
神聖な素謡で開幕。
締めは昼が武田孝史師(宝生流)、夜が岡久広師(観世流)の「羽衣」。

3/5(月)14時現在、『息吹の会』のホームページを拝見したところ
第1部はチケット完売。(ちなみに管理人・オガタは第1部を拝見予定。)
第2部は、5000円券がまだ購入可能なようです。

チケットは同会のホームページ上から申し込みできて
セブンイレブンで発券できるそうです。

まだ間に合うようですので、よかったら是非、いかがでしょうか

◆『息吹の会』のホームページ http://ibukinokai-noh.com/


冒頭画像は、オガタの愛犬グレース。久々の登場です♪


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りんぷうの会 今後の予定に関してご案内です

2012年01月02日 | 管理人・オガタより
お正月ですが、もう明日は3日。
三が日が終わると早や仕事始めという方もいらっしゃるかと思います。

まだまだお正月気分を味わいたい方のために
本日は、お正月らしい写真をご用意させていただきました。

冒頭写真は、りんぷうの会・事務局長の伊東功一氏撮影です。

どどーんと勢いのあるお正月写真ですね。
見ると元気が出てくる力強くていい作品だと思います



こちらはご存知、神田佳明会長です。

「お正月なんだから、やっぱり神田先生の写真が見たい」という
神田ファンの皆様、お待たせ致しました。

昨秋、奈良の三輪神社にて撮影したスナップ写真です。

うれしそうな笑顔が年頭にふさわしいのでは~と思いました


さて。本題です。
春までのりんぷうの会の今後の予定をざっくりご案内させていただきます。


【りんぷうの会 4月までのスケジュール】

・1/25(水) 三浦裕子先生の能楽講座(銀座) テーマ:能「土蜘蛛」および「楊貴妃」 
3/14(水) 能楽舞台撮影会(横浜能楽堂) 能「土蜘蛛」および「楊貴妃」 
・4/ 1(日) 茶道と能楽のコラボ企画 ※原則会員対象のイベントとなります。
・4/12 (木) 春の能楽撮影講座開講(銀座)
4/16(月)~18(水) 厳島神社桃花祭御神能(広島県宮島)※有志参加で観能予定。

一番近いところで三浦先生の能楽講座のご案内が遅れております。
すみません

近日中に当ブログにて詳細記事を掲載予定です。
もう少々お待ちいただければと思います。

よろしくお願いいたします。



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京都・宇治スナップの巻

2011年12月13日 | 管理人・オガタより
冒頭写真は京都・宇治橋にて、名ガイド・神田佳明の図。

知る人ぞ知る~神田会長は宇治市出身です。
ガイドには、うってつけというわけで、
先日、楽しく宇治名所巡りを楽しめました

ちなみに、ここ宇治橋の三の間で豊臣秀吉が茶の湯に用いる水を
くみ上げさせたという逸話があるそうです。

ちょうど神田会長の右手近くに水汲みに使われたという
金具が見えております。


こちらが宇治橋。
左奥の怪しい人影に見覚えありですねー


先日のブログでも写真を掲載しました興聖寺のスナップ。
不肖オガタ撮影です。
前回のブログ掲載カットは神田会長撮影。)


宇治平等院の紅葉カット。
神田会長の撮影です。

私たちが宇治を訪れたのは12/1でしたが、ご覧の通り
まだ完全には紅葉していない状態でした。

今年は例年より遅かったようです。
来年の撮影旅行の折には、きれいに紅葉していることを祈ります

最後に、お笑い(?)カットで締めたいと思います。


あまりにも有名な通圓茶屋にてのスナップ。

茶だんご、超美味でした~

通圓さんのホームページには、狂言「通圓」についての解説が載っています。
http://www.tsuentea.com/kyogen.htm


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京都に行って参りました♪

2011年12月06日 | 管理人・オガタより
すでにツイッターのほうでお知らせしておりましたが、
先週、晩秋の京都に行って参りました

もう紅葉は終わっちゃってるんじゃないかと危惧していたのですが
暖かい陽気が長く続いたせいで紅葉のピークが例年より遅かったようです

冒頭写真は、会長の神田佳明撮影。南禅寺の紅葉です。
日を受けて輝く様が、とてもきれいでした。


こちらは宇治の興聖寺の紅葉。撮影は同じく神田佳明です。

京都の紅葉は去年が最高にきれいだったそうで、
今年はあいにく、いつまでも暑い日が続いたため全体的には色づきが
いまひとつだったようです(これは京都に限らないみたいですが。)

広角で引いた絵を美しく撮るのは、ちょっと難しい感じでしたが
それでもピンポイントで見事に紅葉している木々もあって
十分、京都の秋を堪能できました


再び南禅寺の紅葉です。赤のグラデーションが目を引きます。
同じ赤いモミジでも冒頭写真は可憐な感じで、こちらはゴージャスな紅葉といった趣。

やはり神田先生は風景撮影の場合でも豪快な撮り方をするなあ、と思いました。
直球ストレート写真ですね。性格が出ると思います。(←言いたい放題で、すみません

ところで南禅寺と言えば、そう、湯豆腐が有名ですよね

もちろん、しっかり豆腐料理を味わって参りました。
お店は順正さん。お庭が広くて、かなり大きなお店でした。


フレーミングがちょっと悪くて恐縮です

実は、管理人・オガタは行きの新幹線車中で眼鏡を壊してしまい
旅行中ずっとカメラのファインダー内がよく見えない状態でした。

こういう時ばかりは、AF(=オートフォーカス)カメラで良かった~と実感。
マニュアルのカメラだったら厳しかったと思います。


湯気が美味しそうな湯豆腐写真♪
大変、美味でした。

ちなみに、手の出演は、美人と評判のI夫人です。
今回は手だけの登場で残念でございます


◆今回、駆け足の京都小旅行を敢行したのは実は下見の意味合いもありました。

来年の秋、りんぷうの会の有志参加で京都紅葉撮影ツアーをしようという
企画が持ち上がっており検討している段階です。

南禅寺で美味しい湯豆腐を食べて、京都市中を観光、紅葉撮影を楽しんで
さらに宇治まで足を延ばして、平等院へ行って能楽ゆかりの名跡を訪ね
通円茶屋でお団子と宇治茶を味わい、できれば温泉にも行きたい~などと
考えております。

次回も京都旅行特集をお送りする予定。
千年の宇治紀行、奈良の三輪神社探訪記です。

どうぞ、お楽しみに~


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台風の中の能楽撮影会(9/21)

2011年09月22日 | 管理人・オガタより
大型の台風15号が上陸・直撃し、
全国規模で大きな被害が出ておりますが、
皆様、ご無事でしたでしょうか。

りんぷうの会では、昨日(9/21)、横浜能楽堂にて
能楽撮影会を予定通り開催させていただきました。

台風の中の能楽撮影会は初めてでした。

ご出演いただいた喜多流能楽師の出雲康雅先生をはじめ、
ご協力いただいた喜多流の若手能楽師の方々、
ご多忙の中、ご来場いただきましたグラフィック・デザイナーの藤代範雄先生
横浜能楽堂のスタッフの方々、撮影会にご参加いただいた皆様、
そして、悪天候のため、お越しいただけなかった皆様、
本当に恐縮しております。


夕方、撮影会終了後、首都圏の鉄道が全てストップし、
大変なことになってしまいました。

何とかお帰りになられた方が大半のようでしたが、
管理人・オガタは結局、帰るに帰れず、横浜のホテルで一泊いたしました。

帰宅困難のりんぷうの会の会員、総勢10名でのお泊りで
ちょっと修学旅行のような趣もあり、めったにない珍事でした。

メールやツイッターなどで「大丈夫だった?」とか「無事でしたか?」など
安否をお気遣いいただいておりますので、
とりあえず、ご報告まで。



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【会期終了】川島あつ子さん主宰「アトリエ Angers(アンジェ) 糸とあそぶ手織展」のご案内

2011年09月13日 | 管理人・オガタより
前回、ご案内した川島あつ子さんの「アトリエ Angers(アンジェ) 糸とあそぶ手織展」詳細です。

川島さんは、りんぷうの会・会員で素晴らしい能楽写真を撮影され、
また、二科展会友の写真家としても活躍されていらっしゃいますが、
本職は手織作家の方で、長年、お教室も継続され、
これまでも日本橋の高島屋、銀座松屋、高輪プリンスホテル等で展示会を開催されたそうです。

来る28日より、横浜市の大倉山記念館で手織作品の展示会を開かれるとのこと。

実は、今年の3月に開催されるはずだった展示会で、
3/11の東日本大震災のため延期になっていたということでした。

川島さんのお教室では、何か被災地のために出来ることはないかと模索され、
4ヶ月間、皆さんでマフラーを織られたそうです。

マフラーと一緒に義援金を送る計画があり、展示会の会場でも募金を受付されるとのこと。

どうぞ、皆様、展示会にお越しください。
ご協力いただけましたら幸いです。

何卒、よろしくお願い申し上げます。


■「アトリエ Angers(アンジェ) 糸とあそぶ手織展」■ ※会期終了です。

会期:2011年9月28日(水)~10月3日(月)10時~17時まで 
会場:横浜市 大倉山記念館 横浜市港北区大倉山2-10-1
交通:東急東横線 大倉山駅下車 徒歩7分

会場地図・アクセスについてはこちらをどうぞ→http://o-kurayama.com/access.html

   

りんぷうの会の今後の予定についてご案内です

2011年09月06日 | 管理人・オガタより
まだまだ蒸し暑い陽気が続いておりますが、
ちょっとずつ秋の気配を感じる今日この頃です。

ここ数日来、報道される台風12号の被害の甚大さに言葉もなく
日本は自然の美しい国で、素晴らしい伝統文化もあるけれど
他方で自然災害の多い国でもあるとの認識をあらためて強くしております。

国のあり方として、もっと防災について
被災者救援について、何よりも優先して迅速に対応できる仕組みが
必要ではないでしょうか。

せっかく払っている税金。
本当に困っている人たちのためにこそ
十分、有効に使ってほしいと切に思います。

冒頭写真は伊東功一事務局長撮影の初秋の高原スナップです。

秋の風を感じる、伊東さんにしては(←ゴメンなさい )やさしい雰囲気の写真ですね。
気分が安らぎます。

さて。
以下は、主として会員の方向けの情報となりますが、ご了承ください。

先週、神田佳明会長によるフォトクリニックが
銀座の写真教室にて、2回、開催されました。

台風の影響もあり参加できなかった方も大勢いらっしゃいますので
9/30(金)と10/1(土)に再度、フォトクリニックを開催予定です。

詳細につきましては、神田会長もしくは事務局までお問い合せください。
9/21(水)の能楽撮影会でもご案内いたします。

※神田会長のフォトクリニックは、会員の方および能楽撮影講座・能楽撮影会参加者対象です。


また、毎年1月に開催しておりました能楽写真展ですが、今回は年内開催となります。
平成23年11月4日金曜日から11月10日木曜日までの予定です。

皆様、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。



◆伊東さん撮影の初秋の高原スナップ、続編もございますのでお楽しみに

◆りんぷうの会・会員で二科展の会友の川島あつ子さんが今年も二科展に出展されています。
詳細は後日、あらためてお知らせいたします。

今年の二科展は、9/12(月)まで新国立美術館にて開催中です。


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暑中お見舞い申し上げます!

2011年07月12日 | 管理人・オガタより
暑い日々が続いております。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

例年より早くに梅雨明けしてしまい、
夏が苦手な管理人・オガタは戦々恐々です。

今年の夏は外での仕事が多いため、徐々に暑さに慣れるべく
冷房を入れずに汗を流しながら在宅で仕事したり
あまり好きではないスポーツドリンクを飲んで水分補給したり
ある程度、努力はしておりますが、それでもやはり暑いです

皆様もご無理をなさらないよう、熱中症には十分、ご注意ください。
節電も大事ですが、家の中にいても熱中症になってしまうケースもあるそうなので
適度にエアコンを利用されてはと思います。


さて。
冒頭の写真は、りんぷうの会・会員の今泉修三さん撮影~
タイトルは「語らい」です。

画面から暑さが伝わってくる写真ですが、
どこか、のんびりユーモラスな印象でもあります。
「さすが名人・今泉!」と思いました次第。

よく見ると、このカップルがさしているのは日傘ではなく
雨傘のようです。

まだ梅雨明けしていない頃のスナップですね。
でも、すでに日差しは夏という感じになっています。
今年は梅雨明け前の6月終わり頃から気温30℃以上の真夏日でしたもんね。

果たして、この暑さは、いつまで続くのでしょうか。
去年のように厳しい残暑のまま、中秋の名月を愛でるというのは
勘弁したいところです。


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いろいろ準備中です~♪

2011年06月12日 | 管理人・オガタより
梅雨空が続いておりますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

りんぷうの会では、今年前半のイベントが全て、無事終了と相成りまして、
事務局は、ホッと一息ついている…間もなく 次のイベントの準備に
取り掛かっております。

詳細は、また、後日、お知らせいたしますが、
8月に三浦裕子先生の能楽講座を開催予定、次いで、9/21(水)には
「花筐」と「鞍馬天狗」二曲の能楽舞台撮影会、
そして、9月末頃より秋の能楽撮影講座(銀座写真塾)開講となっております。

いずれも、りんぷうの会ならではの充実した楽しい独自企画が目白押しです。
どうぞ、ご期待ください。


◆冒頭の写真は、神田佳明撮影の能装束写真です。

先日は、りんぷうの会・会員の今泉修三さん撮影の花菖蒲の写真
お送りしましたので、今回は、装束写真で同じように季節感のある作品
選ばせていただきました。

◆今泉さんからは、打って変わって、楽しい石垣島のスナップ写真をお預かりしております。
次回、アップさせていただく予定です。もう少々、お待ち下さい。


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「筑豊の炭鉱絵が世界記憶遺産に認定!」とのニュースに寄せて

2011年05月27日 | 管理人・オガタより
ちょっと能楽から離れた話題&写真で恐縮ですが…。

おととい(5/25)、山本作兵衛さんの描いた筑豊の炭鉱絵が
世界記憶遺産に登録されたというニュース
が報じられました。

実は、このニュースを聞くまで、「世界記憶遺産」について恥ずかしながら
ほとんど知らなかったのですが、マグナ・カルタ(英)や人権宣言(仏)、第九の自筆楽譜(独)などと並んで、
国内発の認定とは、すごいことだと思いました。

ただ、ふと思ったのは、「筑豊」とか「炭鉱」と聞いても、ピンと来ない人が
平成の今では多いのではないか、ということです。

そういう私自身も何年か前に「三池 終わらない炭鉱の物語」という映画を見るまでは
炭鉱に関して、あまり、はっきりしたイメージがなかったのですが。

映画を見て、炭鉱労働の過酷さ、1959~60年(昭和34~35)の三池炭鉱の労働争議の
あまりの凄まじさに、ただただ息を呑み驚嘆しました。

今では忘れられかけている炭鉱の歴史が、今回の世界記憶遺産認定を期に
少しでも風化せずに済めば本当に何よりだと思います。

今年は平成23年。昭和を知らない若者が増えている昨今です。

「昭和は遠くなりにけり」というような感慨にとらわれることも結構、あります。

風化させてはいけない記憶。伝えていくべき歴史。

そんなことを考えて、また、あらためて、700年近い時を経て、なお、
中世の人々の息遣いや記憶を今に伝える能楽って、すごいと思いました次第です。


◆冒頭の写真は、りんぷうの会・会員でプロカメラマンの森田研作さん撮影。

特に炭鉱とは全く関係のない写真です(←すみません )が、
ブリキのおもちゃが昭和っぽいなと思いまして掲載させていただきました。

この写真を見て、子供の頃を思い出し、しばし童心に返りました。

ですが、森田さん撮影のこのブリキのおもちゃたちは、あまりレトロっぽくない印象です。

はっきりしたライティングの効果で、むしろ、ピカピカに光っていて、あまり古さを感じさせません。

たぶん、森田さんは、古びたおもちゃとしてではなく、子供の頃、宝物として
輝いていた当時のままのおもちゃの姿を再現したかったのではないでしょうか。

私の勝手な解釈かもしれませんが、そんな風に感じました


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先週は、面(おもて)をたくさん拝見しました♪

2011年05月15日 | 管理人・オガタより
ツイッターのほうでは、つぶやいていたのですが、
先週は、「面(おもて)ウィーク」でした。

能楽関係者、そして能楽愛好者にとっては周知のことですが、
能楽にとって「面」は、非常に神聖で、なくてはならぬもの、
たとえが適当かどうか分かりませんが、武士にとっての刀のようなもの、
いわば魂のようなものだと思います。

ちなみに、「面」は「めん」とは読まず「おもて」と言うのが普通です。

先週の木曜日(5/12) は、りんぷうの会の能楽撮影講座の第二回目で
スタジオでの能面撮影実習でした~

柔和な面長美人の「孫次郎」と格調高く迫力あふれる「べし見悪尉」の
二つの面を撮影、なかなか思うように撮れませんで苦戦しましたが
拝見するだけで眼福で、しあわせなひと時でした。

そして、撮影後、近くの交通会館で開催されていた赤泥舎の能狂言面展
拝見させていただきました。

冒頭画像は、主宰者の伊藤通彦師の「狐」の狂言面です。
撮影は、りんぷうの会・会長の神田佳明。

赤泥舎の能狂言面展では、多彩な面を沢山、間近に拝見できて
とても勉強になり、楽しかったです。

会場におられた出展者の方々が気さくに作品解説をしてくださり
興味深く、制作裏話(?)などもお伺いできて感激しました。

伊藤先生、赤泥舎の方々、ありがとうございました。

りんぷうの会では、今後も、能楽に関係するイベント情報などを
当ブログでご案内していきたいと思います。
ご期待ください。



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5月になって思うこと

2011年05月10日 | 管理人・オガタより
ゴールデンウィーク中、仕事でバタバタしておりまして
すっかりブログの更新が滞ってしまいました。
実は、色々とトピックスがあるのに、大変、申し訳ないです。
すみません。

さて。早いもので、もう5月です。
今年も、すでに3分の1が経過してしまいました。

そして、明日は、東日本大震災から丁度、2ヶ月になるんですね。
まだ2ヶ月なのか、もう2ヶ月なのか。
たぶん、両方だと思います。

今朝の朝日新聞の朝刊に掲載されていた作家の川上弘美さんの文章の中に
「たくさんの苦しんでいる同胞」という言葉があって、ハッとしました。

「同胞」という言葉。最近、あまり聞かなくなっていたように思います。

「同胞」:はらから。兄弟姉妹。仲間。

「被災者」という言葉より、はるかにやさしい表現だと感じました。

同じく朝日新聞(3月28日夕刊)に掲載されていた作家のあさのあつこさんの
「(震災を)ただの悲劇や感動話や健気な物語に貶めてはいけない」という言葉を
なぜだか思い出しました。


今日は、東京の気温が28℃近くまで上がり、蒸し暑かったですね。
一転して明日は、10℃近く寒くなるそうで、最高気温14℃の予報。
かなり肌寒い雨降りの日になりそうです。


厳島神社の桃花祭に行ってきました~

2011年04月20日 | 管理人・オガタより
去る4/16(土)・17(日)・18(月)の3日間、例年通り
厳島神社の桃花祭が開催され、りんぷうの会の有志一同、御神能を拝見して参りました。

18日(月)はあいにくの雨だったようですが、私たちが滞在した16日(土)・17日(土)は
穏やかな晴天に恵まれ、春らしい暖かな海風を感じつつの幸せな観能で一同、大感激でした。

管理人・オガタは、仕事の関係で土曜日の夜、広島入りし、
翌朝、猛ダッシュで厳島に駆け込み(←でも予定より寝坊してしまいました )舞台を拝見し、
同日の夜には新幹線で帰京するという無茶なスケジュールで、年齢と体力の限界を再認識いたしましたが、
想像以上に厳島神社の能舞台が素晴らしく、無理して出かけて本当に良かったと思っております。



こちらは、能舞台にかけられていた幕です。
微妙な淡い黄色で、とてもきれいでした。
PCのモニターによって見え方が違ってくるので、
きちんと色再現できているか、ちょっと心配ですが…。



日差しが強くて松の木も輝いていました。
浜辺では、早くも潮干狩りしている人が大勢、見受けられました。

とはいえ、観客席は海風吹きっさらしで、かなり寒かったです。
冬のコートに手袋、マフラー着用でも結構、冷えました~

来年、観能される方、十分な防寒対策が必要ですのでご注意ください。

それと、ツイッターのほうにも書きましたが、宮島名物の牡蠣と穴子、本当に美味でした。

よく「名物にうまいものなし」なんて意地悪な言葉を聞きますが、
厳島については、そんなことありませんで、東京では食べられないお味でした。

もみじ饅頭も甘かったですが、思ったより皮がカステラのように
ふわふわで柔らかく、上品なお味で美味しかったです。

次回、再訪の際は、もっと時間に余裕をもって、2泊3日くらい
のんびりしたいなあ、と強く思いました次第です。

以上、短いですが、厳島桃花祭レポートでした~



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春本番になって参りました。

2011年04月13日 | 管理人・オガタより
いつの間にか、すっかり春らしい陽気になり、桜の花も早いもので東京では葉桜になって参りました。

最近では、街路樹のケヤキの新緑が段々と鮮やかになってきて
本当に春本番なんだなあ、と実感いたします。

りんぷうの会では、先週の木曜日(4/7)に能楽撮影教室の
第一回目講座を無事、開催させていただきました。

管理人・オガタは午後クラス出席だったのですが、久しぶりに元気な
会員の皆様とお会いでき、また楽しく能楽講座を一緒に受講できて
とてもでした~。

満席だったので、ちょっと窮屈でしたが、その分、皆様の
熱気と盛り上がりが身近に感じられました。

そして、教室で嬉しいニュースを伺いました

当ブログにも何回かご登場いただいております、
会員の藤田ひろみさん
が、このほど写真集をお出しになったということでした。

教室で拝見させていただきましたが、とてもおしゃれで美麗な写真集です。
しかも、ロシア・エルミタージュ美術館の学芸員であるアレクセイ・ボゴリュボフ氏の豪華解説付きでした。

藤田さんの写真集につきましては、また、後日、特集記事として詳しく
ご案内させていただければと思います。

お楽しみにお待ちください。




◆冒頭の装束写真は、会長の神田佳明撮影です。


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