*りこぴんのラブフラワーズ

我が家の庭の四季折々の花
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水の都・蘇州へ

2016-11-13 | 中国旅行(北京・上海)


10月17日== 中国旅行最終日 ==

7日目だというのに旅行の疲れがそれ程ありません。


今日は蘇州行き、ハイライトは古運河遊覧 ⇓ 



上海から蘇州行きは中国旅行の定番のようです。
今日のマイバスツアーは私達の他に若い女性2人組
蘇州は上海のホテルから約2時間ほどです。







先ずは  留園へ(リィウユェン)

留園は世界文化遺産で中国四大庭園の1つ清代の代表的個人庭園だ
所有者は高級官僚などのお金持ちが色々入れ代っていたようで
維持費、修理費が700億元(1050億円ってこと?)て聞き間違いかな? 



広さ約2万㎡の園内は中部の山水、東部の建物、北部の田園、西部の山林に分けられていて
邸宅全体は上から見ると龍に見えるらしい!
中国は龍にまつわる物が多い

それに池にはお決まりのように金魚
(金魚って金の字の如く縁起の良い魚としてあらゆる場所で目にする)



廊壁には歴代の名書家による三百点以上の見事な墨跡『留園法帖』なども見られ
各部屋の調度品も素晴らしい。




この庭の奇石(太湖石)も有名
蘇州の西郊外に広がる湖・太湖で浸食した奇石で
穴がたくさん空いている石が良いのだとか?

何だかよくわからないが 中国式庭園ってことのようだ。









次は 寒山寺(ハンシャンスー)


(手前の4人は関係ありません)

ここは除夜の鐘や『楓橋夜泊』の詩で有名な禅宗のお寺

日本とも長年深い交流があるお寺だ。



張継の「楓橋夜泊」

書道や漢詩に興味のある方は必見のお寺でしょうね。


除夜の鐘で有名な鐘楼(鐘突きの塔)⇓




毎年大晦日には除夜の鐘が鳴らされることになっており
その鐘の音を聴くと10歳若返ると言われている!


こんにちでは誰が撞き手の一番手となるかをせりにかける行事が恒例となっているらしい。
毎年大晦日になると日本人観光客も除夜の鐘を突きに訪れるそうです。


「ひと突き 多少 钱 (ドゥオシャオチィエン)= お幾らでしょう? 」
ガイドさんのクイズでしたが?  いくらだったかな? もう忘れちゃってる(*_*;

でも「お金出してまで突きたいか~?」と言われたら  「いえいえ不要了(ブーヤオラ)




昼食は 甘口蘇州料理 これで4人前 結構おいしかった!

 

名物 松鼠桂魚、桂魚のリス形揚げ甘酢あんかけも出てきた。
桂魚は川魚の王様と呼ばれる高価な魚
この桂魚に格子状に切り目を入れ
片栗粉をまぶして揚げると松鼠=リスのように見えることから松鼠桂魚




昼食後




お待ちかねの山塘河の遊覧船だ! 

先ず橋の上からの眺め 「おォ~いいね~♪」



さァ~船に乗りましょう!

乗った直後なぜか無言に? 

う~ん、やはり、噂通り  水が汚い!




チャップチャップ 水はねが気になるところだが
それは最初から覚悟していたこと 

仕方がない 窓は閉めようね!

この水何とかならないのか~? 



君がみ胸に 抱かれて聞くは~♪
夢の船唄 鳥の唄 ~♪
水の蘇州の花散る春を 惜しむか柳が すすり泣く ~♪(蘇州夜曲 歌詞1より)

この歌のイメージだったのに~😞;;;




だって、見て見て~!
水面ぎりぎりの家から生活排水が全部ここに流れているんじゃないの?
ここで洗濯したり、野菜洗ったり

う~ん!そう思って見ちゃダメね~!




でも、こういう生活の匂いのするところ嫌いでもない~!

でしょ?



見るぶんにはね~(笑)





あのお姉さん、ここでお洗濯したみたいね~!

庶民の生活の場が垣間見られて 面白い

でしょ!









ということで 約40分ほどの古運河遊覧でした。





次に向かうは 中国版ピサの斜塔 虎丘(フゥチウ)へ

呉の皇帝のお墓があったと言われる観光名所
三国志の時代、2400年前からの歴史を持つ名所とあって
中国国内からも観光客が押し寄せる人気スポット。



この名前の虎丘は史記記載によると、
越王との戦いに敗れた呉王の闔閭 (こうりょ) がこの地に埋葬されてから3日後
その墓に白い虎が現れたことから 「虎丘」 となったという伝説と
丘がうずくまっている虎のように見えるという説があるらしい



雲巌寺塔
その中心に建つ塔(雲巌寺塔)は北宋時代初期(961年)に完成したもで
レンガ作りで高さ47メートルの八角形七層の塔
400年程前から傾き始め現在では15度程傾いており中国のピサの斜塔と言われてる。
蘇州の近辺では何処からでもこの塔は見える。地盤沈下が原因か? 

現在は中に入れません。



境内で見つけた面白い場面


これって天秤棒でしたっけ?

なんか 懐かしい風景だな~



で、最後は刺繍研究所、世界遺産の環秀山荘にある工房見学


布の両面に同じ絵柄を刺繍する両面刺繍は蘇州の伝統工芸

この道30年のベテランさんの刺繍実演、6年がかりで1作品とのこと。



お買い上げいただくと日本まで宅配するそうです。





そうそう、この蘇州に私達が訪れた頃はキンモクセイが花の盛りで
こちらのキンモクセイは黄色で日本のオレンジよりも淡い優しい色でした。
花好きの私にとってはこのキンモクセイも思い出の一つとなりました。


=====

上海最後の夕飯は
今回の旅行でお馴染みの鼎泰豊(ディンタイフォン)



お店は新天地南里「亜力山大会館(Alexander City Club)」の2階にあります




メニュー、価格のところが¥の表示ですが円でなく元です。
中国で初めて¥表示見た時は円かと勘違いしましたが 1¥(元)は約15円です。

うれしいことに東京都にも店舗がいくつかあるようですね。


それにしても今回の旅行で食べた中国料理はどこも 很好吃(ヘンハオチー)とっても美味しい!





==中国8日間(6日間の観光)の旅の記録はこれでおしまい==

今まで全く知らなかった中国の良い面やがっかりの面など沢山知ることが出来
予想以上に充実した思い出深い旅となり
旅の記録も楽しく書き終えることができました。


最後まで見てくださった皆さんありがとう~♪  ではでは 再見(ザイ ジィエン)



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