*りこぴんのラブフラワーズ

我が家の庭の四季折々の花
趣味のこと日々の出来事
などを記録していきます

スペイン・ポルトガルの旅 【ボルトガル編】

2009-06-10 | スペイン/ポルトガル旅行
 

さあ~いよいよ私がとても楽しみにしていたポルトガル

 またも、恐怖の夜行列車で私は一睡もできないまま(笑)
 ポルトガル・サンタアポローニャ駅 に到着しました。
 ポルトガルの時差は8時間です。

 ポルトガルはリスボンのみ、
 さすがに旅の疲れも考えてリスボンではゆっくりノンビリと。。
 と考えたのです。
 宿も同ホテル3泊、ですからスペインに比べると随分助かりました。

【5月28日】
 ホテルに着くと荷物を預け早速出かけることにしました。
 フェリーに乗って
◆◇◆対岸のカシーリャスへ行ってみよう。

 カイス・ド・ソドレのフェリー乗り場から対岸のカシーリャスへ。
 テージョ川を隔てた対岸です。

 遠くに=4月25日橋=が見える。

    
 =クリスト・レイ=高さ110mのキリスト像も。


 船着場の先には小さなレストランが並んでいました。
 日差しが強くもう真夏の気候、日に焼けるのが心配になる程。

 あちこちで鰯の焼く匂いが漂っている。
 なぜか懐かしい匂い  
 鰯と海老のグリル・シンプルな味、どれもポりューム大。
 好い気になって食べていると太りますね。ビールはどこも安い。

 ところで、スペインもポルトガルもかってに頼みもしない
 おつまみやパンが付いてくる、でもこれは全部タダではありません。
 いらない場合は「いらない!」といえばいいのです。

 最初の頃知らないでサービスだと思っていたのです。
 オリーブのオイル漬けはどこでも必ず出てくる。これも同じく。 
 
◆◇◆ ベレン方面へ
 ジェロニモス修道院を見学




 発見のモニュメントもベレンの塔も暑さの為遠くから眺めただけでした。
 気温は31度・ここでは汗がにじんできた。
 お昼の塩焼き料理のせいもあり妙に喉がかわく。


 ☆ポルトガルではノンビリはどこへやら?
 今度はどこ~!  連れてきてもらった私は文句は言えないのです。(笑)

◆◇◆バイシャ方面
  
 コメルシオ広場から市電観光と行きましょう~
   乗ってしまえば楽チンですね。

 なんと、お客は私達2人、2人の為にリスボン市内を一周してくれた気分。
 それに、日本語のガイド(イヤホーン)があって助かった。
 何も言わなくても、日本人てわかったみたい?






 【5月29日】 
◆◇ 日帰り旅行 ◆◇
 列車でシントラへ リスボンの西側シントラ
 イギリスの詩人が{エデンの園}と呼んだ美しい町。
  シントラから巡回バスに乗って 

 キッチンの巨大な煙突が特徴です。《シントラ王宮》

 さすが、ポルトガルの王宮、美しいアスレージュで覆われた室内。
 かって、ポルトガルが栄えていたころを反映している。 



 《ロカ岬へ》 ・ユーラシア大陸最西端
 ポルトガルの詩人カモンイスの詩が刻んだ石碑がぽつんと建っている。

  ここは地の果て、海始まる...

 美味しい大西洋の空気をおもいっきり吸ってみよう~!
 思えば随分遠くにきたもんだな~!

 
 さて、そろそろ帰りましょうかと乗り込んだ帰りのバスの超スピードに
 ちょっとジェットコースに乗った気分になったのも私の旅の思い出の一つ。
 日本のバスだったら完全にスピード違反だと思うほど!怖い~!
ずーっと目をつぶって乗っていました。(笑)

 帰りの電車の中の掲示にその日の温度34度、暑い1日でした。


 【5月30日】いよいよポルトガル最終日です。

 早いもので、とうとう最終日となりました。
 家のことも気になりだして、ちょっとホットしたりして。

 でも、今日は思う存分ポルトガルらしい雰囲気を楽しんでいこうと

◆◇◆メインはケーブルカーと買い物です。

 先ずはサンタ・ジェスタのエレベーターに登りたかったけど、
 混んでいたので下から眺めただけでした。


 市電に乗ってポルタス・ド・ソル広場へ
 この展望台から、テージョ川とアルファマの街並みの素晴らしい景色。


 ここからはサン・ジョルジェ城が見える。


 ちょっと下におりてみよう。
 ここはリスボンで最も古い町並みアルファマの中心部
 ここにあるのは人々の生活の場
こんな場所を覗くのが一番面白いんだよね~!

 伯父さん達が世間話でもしているんだろうか?


 あれ、怪しいオブジェ! 編みタイツの足が?(笑)
 
 この日は6月のお祭りの準備を町中でしていました。




◆◇アズレージョ(装飾タイル)
 ポルトガルの芸術を語る時、わすれてはならいのがアズレージョ!
 教会、レストラン、駅、民家の壁などあらゆるところで見られる。

 今回こんなお店に出会い。たっぷりと作業まで見せてもらったのが
 私にとって一番の思い出です。

★ 手ぶれを起こさない様に木の棒でささえながら絵付けをしています。
 
★ 紙に下絵を描き、その線上に針で穴を開ける。その上を刷毛で
   粉を擦りつけするとタイルの表面に点できた絵が写る。
 
★ 色付けをします。
 
 
★ 作業を快く見せてくれた陽気な笑顔の女性クリスティーナさん
  鼻唄まじりで説明してくれました。
  撮影もOKでした。この買ったお皿は17世紀の中頃のモチーフだと
  本までひっぱりだして。
 
  美人で素敵な女性クリスティーナさん。彼女の笑顔が忘れられないわ~
   
  このお店はグラサ地区あたりにあります。行かれることがあったら
  覗いてみてね。 Oficina de Ceramica

◆◇◆ケーブルカー
  リスボンらしいケーブルカーも乗らなくてはね~!
 
  テージョ川を背景にビッカのケイブルカー急坂を上り下りする。
  下りだけ乗ってみました。

 

 坂道が多いリスボンは歩くのにちょっときつい、でもその起状に富んだ地形
 がリスボン特有の美しい街並みをつくりだしている。
 レトロな市電で石畳をゴトゴトとノンビリとゆられながらのひと時
 素朴で飾り気はないけれど、どこか懐かしさを感じさせるところでした。
 
   また、訪れたいな~! チャウ~リスボン!

◆◇◆ ◆◇◆  ◇◆◇  ◆◇◆  ◇◆◇  ◆◇◆

 こうして、12日間のスペイン・ポルトガルの旅は
 何とか無事に終えることができました。
 
 そろそろ、体力の限界を感じ始めた列車の旅とはいうものの
 主人はどうも止められない雰囲気です。
 ともあれ、マメな主人のしっかりした下調べのお陰で盛り沢山の旅行が
 できたことをとても感謝しています。
 それと、今回は長男の協力もありとても助かりました。
 ネットでのホテルの予約などリーズナブルな旅行ができたのです。
 

   旅行記は私からの主人と長男への感謝の印です。

            おわり。。。

    


スペイン・ポルトガルの旅 【スペイン編その2】

2009-06-06 | スペイン/ポルトガル旅行

【5月24日 グラナダ~コルドバへ】バスで。

 観光中心となる旧市街は、今でも城壁に囲まれた古い佇まいをみせる。

◆◇◆メスキータ 寺院 
 イスラム教とキリスト教、2つが共存する珍しい建物。

 内部の馬蹄形のアーチは幻想的な美しさ。


【 5月26日 コルドバ~マドリッド~トレド】
◆◇◆コルドバ旧ユダヤ人街・旧ユダヤ住居区

白い家並みと迷路の様な道・花の小道は名所、ゼラニウムの鉢植えがつるしてある。
奥にメスキータの塔が見えるのが特徴らしい。


このあたりの家にはアンダルシアの暑い夏を快適に過ごす為のパティオが
設けられている。




もうお馴染みになってきたバル。
バルBar(居酒屋料理)の色々な味を少しずつ楽しめるタパスTapas


どの料理もニンニクとオリーブ油がたっぷり。
生ハムが美味しい。
イカフライのカラマレス、エンサラダ、ガスパッチョ

 
それにしても、どんな料理も味のレパートリーは日本が一番。
こんな食事を続けていると、妙に日本の白いお米の御飯が恋しくなる。
さっぱりと、お漬物と御飯が食べた~い!と叫びたくなります。
 
タイル・やプレートのお店も沢山ある。
買い物好きの私に今回は結構付き合ってくれた主人です。


【5月26日 トレドへ】
乗継駅 マドリッドにこんなのがあった、何だろう?
ガイドさんがいないと知らないことが多いんだわ~


◆◇◆トレド・画家エル・グレコが半生を過ごした都

ミニ観光バスに乗って市内観光・町を一回り

七つの丘とタホ川に囲まれた中世の面影を残す都。
高台にあるホテルパラドールからトレドの眺めはエル・グレコが描いた風景そのもの。


トレド市内のカテドラル



◆◇◆私の一押しホテル 【パラドール風ホテル・カルデナル】

18世紀に建てられた司教の邸宅を改造した素敵なホテル


古めかしさが魅力で私は大満足、でも高台にあるのにエレベーターがないから
階段をおっこら荷物を持って上がらねばならないし
冷蔵庫も無いので冷えたビールが飲めないと主人は不満足。




庭の噴水もいい感じ” チョロチョロといい音色~
女性はこういうのに弱いのよネ~!




 【5月27日 マドリッドへ】 
◆◇◆ プラド美術館絵画鑑賞 世界3大美術館のひとつ。
広いので観切れない、4時間は観たかな?
30分待ちの列に並んでの入場でした。

時間が無いので主な絵画のみ ブリューゲル・ルーベンス・ベラスケス
グレコ・ゴヤどれも上質の宗教絵画でした。
絵画のスケールが大きい、見入ってしまうと
時間の過ぎるのを忘れてしまうほどです。
  

 
見学後売店で休んでいると、1人の老人が日本語で話かけてきました。
「私、日本行ったことあります。貴方美人です。私あなたを愛してます。
なぜ、日本語こんなに上手か?それはカシコイカラ!」ですって”
 
☆貴方は美人です~ここがポイントですョ~
         嘘でもぅれしぃ♪~ 疲れもとれるね~! (笑)
          





 【5月28日 スペイン最後の日】
◆◇◆旧市街散策 マヨール広場 市民や観光の集いの場
   4階建ての建物に囲まれた風格ある広場


飲んで、陽気に踊る市民達 雰囲気たっぷり” 
    ヨ~!カッコイイ~キマッテルネ~!ヒュ~ヒュ~”””
    飛び入りの男性、素人かしら? 踊りすごーく上手でしたけど。



◆◇◆スペインの締めくくりはやっぱり美味しくいきたい”

ちょっとした市場みたいな所で生ガキを食す。

レモンをギューと絞って!
 白ワインで乾杯、カキが大きいしとってもうま~い! 満足”


◆◇◆ スペインといえばパエリアだよね~!
 パエリアの専門店でいただきました。
 

店もお客が混み始めてきたし、その内皆一斉にテレビでサッカー観戦が始まりだした。

この日はバルセロナ対マンチェスター戦だったらしい”


 
◆◇◆ ◆◇ ◆ ◇◆ ◇◆ ◇◆◇◆

そしていよいよ、明日はポルトガル行き
チャマルティンの駅から22:25分あの恐怖の夜行列車に
再び乗ることになります。
土地柄の分からない私達
それ程遠くも無いと思っていたチャマルティンの駅思いのほか遠かったのです。
夜行列車に乗り遅れそうになって
それはもうトランクを引きずりながら走るはで死にそうでした。
あちらの駅は大きくて、乗り場までがまた遠いのです。
親切な若い青年が走りながら誘導してくれました。お兄さんありがとう
 
 ほんとに丈夫な足で良かったとつくづく思いました。
 


 ところで、この日は私のゴジュウウン歳の誕生日だった。
 すっかり忘れていたけれど、
 珍しく次男坊から「誕生日おめでとう」のメールが届いた。
 何だかちょっとホロッときちゃいました。

 こんな感じで6日間のスペインは慌しく過ぎてしまいましたが
 カタルーニャ・アンダルシア・カスティーリャ・ラマンチャ
 地方色が豊かで多彩な魅力に溢れるところでした。
 

    アディオス~! スペイン

            次回はポルトガル編で最後です。   
            また、見てね。


スペイン・ポルトガルの旅 【スペイン編その1】

2009-06-03 | スペイン/ポルトガル旅行

 旅好きの夫と5月21日から6月1日まで12日間の海外旅行へ。

 今回は【スペイン・ポルトガル】

そして去年のドイツ、オーストリア、チェコで味を占めてしまった私達
(スペインは可也治安が悪いと色んな人からの忠告をよそに。。。)
また2人だけの列車の旅でした。

 【5月21日成田~フランクフルト~バルセロナ5月21日着】
  日本と時差は7時間

 【5月22日・バルセロナ市内観光】
  ◆◇ガウディ・ワールドを思いっきり満喫 ◆◇◆ ◇ ◆

  ☆サグラダ・ファミリア☆

ガウディの未完の代表作であり、バルセロナの象徴として
世界に知られる大聖堂
1882年に着工してから120年余年を経った今も建設中。
  完成は50年~100年後?


エレベーターで展望台に上がるとバルセロナが一望できる。


 降りはラセン階段で。



 邸宅 カサ・バトリョ

   カタルーニャモナニズム最高傑作とされる カサ・ミラ
   山からヒントを得たという独得の曲腺


  バルセロナ市街を見下ろす山の手に広がる グエル公園
  ガウディが創造したおとぎの国なのです。


色鮮やかなタイルが埋め込まれたベンチやイグアナの噴水など見所いっぱい。

  バルセロナを彩るガウディの建築はどれも幻想的でユニーク。
  とてもエネルギーを感じました。


 カタルーニャ広場からランブラス通りを
 歩いてサン・ジョセップ市場へ 


      凄い活気に満ちた市場です。

        
      ここで、初のスペイン料理のタパス(小皿料理)を味わいいました。
      こちらでお馴染みの鰯の塩焼きとモルシージャ(豚の血の腸詰め)
      など味は今一(笑)

        

◆◇ やられました~!!!
 さて、こんな感じで始まった私達の旅でしたが
 1日目にして、な”何とスリに出遭ってしまいました。
 地下鉄に乗ろうとした私達2人に割り込む様に入ってきた若者4人
 そして、引き離された主人の方に行こうとした私にその中の1人が
 何か物を手渡してきたのです。
 何とそれは主人のVISAカードとメガネケースではありませんか!
 次の駅で4人は降りて行きましたが後で思い当たるのですが
 どうも主人の肩を叩いてそれに気を取られているすきに
 ウエストポーチから引き抜いたらしいのです。
 あまりに一瞬の出来事で直ぐにスリにやられたことが理解できなかった
 ノンキ者というか情けない私達。

 でも、返してきたなんて、何で~? お金で無かったから?
 パスポートとお財布はしっかり身に着けていてほんとに良かったです。 
 話にはよく聞いてはいるもののこんな体験まで初日でしてしまったのでした。

 ☆帰国後聞くところによるとそういうスリのスキミング被害があるらしい。
  早々カード会社に連絡、被害は無かったので。ホッ”でした。

 
◆◇◆ スペインナイト夜行列車体験 ・ バルセロナ/サンツ駅~グラナダへ
 国内の夜行列車にも乗ったことのない私が初めて体験した夜行列車。
 夕食・朝食もついて特等2人部屋でパス割引の11.200/1人ほどです。
 コンパートメントは二段ベットにトイレとシャワーがついていますが
 旅行バックも開けられないほどの狭さです。
 それに、揺れるし車輪の動く音とブレーキの音が雷の様です。
 私は、脱線でもしたのかと思って怖くて一睡もできませんでした。
 主人はぐっすりいびきなんかかいていました。
 私?こう見えても結構デリケイトなんですよ~
 
 この体験はまた、後日マドリッド~ポルトガルに向かう時も同じでした。
 
【 5月23日・アンダルシア地方のグラナダ 】
  今でもイスラム時代の史跡が点在して、町のそこここに古都の名残りがある。

  市内は日よけかな?この様なアーケードが良くみられます。
 

  アルバイシン広場に向かう途中
  派手なフラメンコ衣装の女性が歩いているのを見ると
    やっぱりスペイン~!
 

  窓辺の風景もスペインらしい”
 

 

都を見下ろす丘の上に姿を現した宮殿、【アランブラ宮殿】
  アルバイシンからアランブラ宮殿を望む。
  この日フラメンコ鑑賞の後のアルバイシンからのライトアップの情景も
  それは素晴らしいものでした。
 
 
◆◇◆アランブラ宮殿内を見学。
 入場予約済みとノンビリしていると物凄い道路の渋滞でタクシーでやっとの
 思いでたどり着いて何とか予約時間に間に合いました。
  

  王は魔法を使ってお城を完成させたとまで言われたイスラム芸術の結晶。
  静かにたたずんでいると《アルハンブラの思い出》の旋律が聞こえて来る様です。
 

 この宮殿には沢山のバラ園がありましたが
 

 我家のレオナルド・ダビンチがそこかしこに見られたのが嬉しかったな~!
 
 
 キルトのパターンのタイルも

              

◆◇◆本場のフラメンコを楽しむ 
   ホテルから送迎付きのバスに乗り出かけます。
   タブオラと呼ばれる専門の酒場洞窟のような室内で鑑賞。
   夜の10時に始まるのが一般的らしい、帰りは夜中。
   スペインの夜は長~い!のです。

 
   不思議なリズムによる手拍子の掛け合い、激しい踊り
   画像がぶれるほど動きが激しい、なにを思ってそんなに激しく
   踊るのか?言葉が分からないのが残念”
 
   あら、今回は踊りませんでしたね~りこぴんさん”
   お呼びがかかったのは居眠りをしていた主人でした。
   デジしようとしたら残念なことに電池切れ”
   携帯で撮っておけば良かったのにね~。

 そんなこんなで3日が過ぎました。
 学生旅行並のハードなスケジュールで子供達が心配してメールをよこしました。
 正直、連日の宿泊ホテルの移動で動き通しで早くもお疲れ状態でぐったり”
 
 もっと、ノンビリとしたい私ときっちり見学したい主人
 皆さんだったらどちらかな~?
 
    次回も続きます。 お楽しみに~


 ☆スペイン編その1・その2・ポルトガルと3回に分けて記録したいと思います。