多肉の鉢にピーターラビットを置いてみました。
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=旅の記録のつづきです=
コッツウォルズを後にして湖水地方へ
宿はウィンダミヤ駅近くの5つ星ホテル
ここもネットの口コミで見つけました。
ボーモント・ハウス
イギリスで云うB&B(ベットと朝食つき)家族で運営している様な小さなホテルです。
お部屋は明るくて清潔、バスルームも床暖房だし
インテリアもセンス良く設えられたスイートタイプ
マダムが親切で帰りの日は駅まで送ってくれたりなかなかフレンドリーで好印象でした♪
ブレックファーストはどの宿も大体がこのパターンです。
私はベジタリアンメニューをチョイス”
ここ、オススメです☆
朝、独りで近所をお散歩
この辺りは日本の軽井沢のお様な洗練された雰囲気☆
周りは可愛い宿が沢山あってどこのお庭にもお花がいっぱい!
お庭好きにはたまりません☆
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さて、湖水地方って英国イングランドの北西部に位置するカンブリア県
英国最大の国立公園に指定され自然や憩いを求めて訪れる観光客が多い
こちらの人だったら趣のある街や村 湖畔や丘陵の自然を
トレッキング、ハイキング、サイクリング、カヌーなどで楽しむのでしょうね。
そんなにのんびりもしていられない限られた2日間
私たちは観光地でお馴染みの
絵本「ピーターラビット」ゆかりの地を中心に回ることにしました。
【ピーターラビットのおはなし】は
自然と動物たちへの愛がいっぱいつまった絵本です。
今からおよそ100年ほど前に生まれ今では28種類の言語に訳されて
世界中の子どもたちに親しまれています。
あの緻密に描かれた挿絵がステキですよね~☆
ところで
ピーターラビットの絵本は知っていても
このお話の作者ビクトリクス・ポターについてはあまり知られていないでしょ?
魅力と楽しさいっぱいの絵本ですが
彼女自らは子供をもつことも無く、幼年時代は思ったほど幸せでは無かった様です。
{ビクトリクス・ポター}=ロンドンの裕福な家庭に生まれ、同年代の子供と交わることもなく家庭内で育つ
夏の休暇に家族で訪れるスコットランドや湖水地方で自然や動植物との触れ合いが大きな楽しみだった
16歳の夏湖水地方で環境破壊を懸念し景観保護を訴えるある牧師との出会いが
彼女と湖水地方の運命を大きく変えた。
彼女の絵本作家としての人生はかって知人の息子に書き送った絵手紙が始まりで
これをもとに出版されたのが『ピーターラビット』のお話
田舎を愛しむ彼女が作り出す美しいお話は日々の暮らしから生まれたものばかり
彼女は作家だけでなく
湖水地方の美しい景観の保護運動とナショナル・トラストに大きく貢献したことでも有名な話で
所有していた広大な土地全てをナショナルトラストに寄贈しました。
当時盛んに行われた産業開発や観光化で
彼女がこよなく愛した美しい景観を台無しにしたくない思いに駆られていたんですね~
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=出発はウィンダミア湖乗船場から=
ウィンダミア湖
白鳥やカモが寝そべって、のどかです~☆
~~~☆
フェリーで降りたところからはルートバスを利用しました。
先ずはニア・ソーリー村へ
作家活動の拠点として住んでいた農場ヒル・トップ
1905年にポターが購入して30年所有していた家です。
家族との確執や恋人との別れを経験したポターが
安らぎを求めて定住した思い入れのある家です。
「こねこのトム」「あひるのジマイマ」「ひげのサムエル」などの舞台
この建物は一般公開されているのですが
私達が訪れた日は休館日でした!!!
でも嬉しいことに建物の周りは自由に見物できるので
ショップの側から入りポターが設計したガーデンをゆっくり散策できました。
休館日なので観光客が殆ど居なくて静かで良かったかな?
ポターの時代からずっと可憐な姿を見せるお花たち
この日は陽射しが眩しすぎて
写りが悪いですが
実際はもっとキレイでした~!
コテージの前にあるキッチンガーデン
「あひるのジマイマ」のおはなしの中の蜂蜜の白い箱もそのまま置かれていました。
村で一軒しかないパブ『タワー・バンク・アームズ』
「あひるのジマイマ」「こねこのトム」に登場する
「パイがふたつあったおはなし」に登場する『バックル・イート』、現在はB&B
周りは広大な羊牧場
彼女の豊な感性や力強い行動力はこの様な自然豊かな地で育ったのですね~
ここから更にバスに乗りホークスヘッド村へ
ビクトリクス・ポター・ギャラリー(かってポターの夫の法律事務所〉
ここでしか見られない原画などが展示されています。
これって、何だと思う?
背の低い子どももちゃんと絵が見える様に 踏み台なんですって!
ここオークスヘッドも絵本の舞台として数多く登場しています。
「パイがふたつあったおはなし」「かまねずみジョニーのおはなし」の舞台です。
とても小さなかわいい村でした~♪
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ところで出発のボウネスという街には
【ビクトリクス・ポター・ワールド】というテーマ館もあります。
ココはお話の名場面が小さなお人形で再現してあり
2009年にできたピーターラビットガーデンもあるんです。
今回の旅を通して
ビアトリクスの知られざる素顔や
ピーターラビットと仲間たちの物語が
どの様に生まれたのかなど詳しく知ることができ
この物語がより身近に感じる様になりました。
***追記***
このホークスヘッドにはワーズワースが9歳から通った
ホークスヘッド・グラマー・スクールもありました。
ワーズワースは英国を代表するロマン派詩人ですが彼の生涯も
殆どをこの湖水地方で過ごした様です。
湖水地方に癒された偉人は他にも数多くいるのだそうです。
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ボウネスの街並
ウィンダミア湖岸のボウネスの街
こういうハンギング等で飾られたパブをよく見かけました。
街歩きも楽しい~☆
パブでパーティーかな?
こちらの国の女性って豪快ですね~!
いや~このボリュームにもマイリマシタ~ アハッ!
長々とお付き合いありがとうございます。