ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

「乞食は楽し」(1)

2006年11月07日 23時47分46秒 | 古い日記
「保管庫が壊れてしまったんですが、中のもん、全部捨てていいですか?」
「...困るんだよね。」

確かにゴミの処分料金は当社の負担だから、困ると言えば困る。
が、心の中でオサーンはニヤついていた。

「まあ、事情が事情だから仕方が無いですな。
 必ず食品だ、どいう事を明記した上で、捨ててくださいね。
 処理業者が持っていかない場合がありますから。」

これも嘘じゃない。「白い粉」事件があったから。→クリック。

「わかりました。」

×○△食品さんは快諾してくれた。

「...。」
「10分後、ですね。」
「ああ。ゴミ捨て場に集合だ。」

阿吽の呼吸というヤツだろうか? 俺たちの「乞食魂」に火が付いた。

<続く>