私の図書館

主に読んだ本の感想。日常のできごと。

中山七里のさよならドビュシー

2012年10月14日 16時27分39秒 | ミステリー


このミステリーがすごい!2009年大賞受賞作だったので期待して読んでみた。
がっかりだった。
もう最後のほうはすっとばして取り敢えず読み終わったという体裁をとった。

でん返しがすごいとか読んだけど、途中で気付いてしまったし、使い古されたどんでん返しだし、ユーモアでいくのかシリアスでいくのかはっきりしない中途半端な文体だし、話ができ過ぎだし、古くさい少女マンガ? とイロイロ文句多い本だった。

とくに、主人公(ピアニスト)のピアノの先生がもうできすぎ君状態。
天才的若きピアニスト、ハンサム、父親は検事正、その上突発性難聴という病気をかかえているのにピアニスト、さらに大学時代に司法試験をトップで通った秀才、司法研修後ピアニストに転向。 これでもかと言わんばかり、てんこ盛り。

この本読まなくても損なし。