私の図書館

主に読んだ本の感想。日常のできごと。

山火事の話

2007年06月27日 09時58分42秒 | 日常の話
家から車で1時間半ぐらいの自然公園で、山火事発生!!!
かなりひどく、家からでも煙が空のほとんどをおおいつくしている。被害状況もかなり深刻。220件の家が全焼。今のところ45%鎮火。ここ最近ずーーと乾いていたので火事はあっというまに広がったらしい。ここ7、8年 アメリカ西部はかなり深刻な干ばつに落ちいっていて。ちょっとしたことで、大火事になる。日曜日には、家から15分(車で)ぐらいのところで、火事があった。源因は、ゴルフをしていた人が誤って石を打ってしまったため。火花が散って、それで火事になったらしい。それくらい、乾いているのです。
良いことと言えば、洗濯者がおそろしく早く乾くことぐらい。

横山秀夫のクライマーズハイ

2007年06月27日 09時40分45秒 | ミステリー
昨日のつづき。
昨日はえらそーに"人物書けてない"といったので、ではいったいどーいうのが書けているということなのか。ということで、横山秀夫を紹介。この作家、松本清張賞をもらっている。なので、多分同じジャンルの作家ということでいいのだろう。ミステリー といわれているけど。もっと深いミステリー。ヒュウマンミステリー。けっこうこの言い方気に入った。
横山の本は本当にいい。10年たってもきっと新鮮にうつるだろう。例えば、警察手帳がなくなった事件、題名覚えてないけど、などは短編にもかかわらず内容がこく、まさにtimelessな一品。わたしとしては、今日は"クライマーズハイ"をおすすめしたい。



実を言うとかなり前によんだので、はっきりとは覚えていないのでけど。すーーーーーごくよかったことは覚えている。"出口のない海" "半おち"はともに、映画化されたし。見てないけど。"影踏み"もよかった。とりあえず、ハズレなし。
でも、横山秀夫書くのが遅い。いまなにか連載書いているのでしょうか? 知っている方、おしえてください。

松本清張の"点と線"

2007年06月27日 09時37分01秒 | ミステリー
松本清張の"点と線"を読んだ。がっかりだった。おなじみのアリバイ崩しなのだか、とても陳腐で読んでいてつらかった。まあ今更、松本清張といわれても戸惑うかもしれないけれど。実は恥ずかしながら 、これが私の初めての清張。なんとなく敬遠していたけど、読売新聞で紹介されていてつい手を出した。図書館で借りたので、お金を払わなかったのが唯一よかったこと。

以降はねたばれあり。

主人公の三原がこれまた、くさいのだ。一応警視庁の刑事でありながら、何度も "どうして気付かなかったのか" と何度も自己反省をし、素人の私ですら気づいていた飛行機のトリック二163ページめで気付く始末。ちなみに、私は、100ページめで気付いていた。あまりにも三原がそのトリックに悩んで入るので、清張がこれを書いたときには、飛行機がなかったのか???とまで思ってしまった。それでは、きっとすごい仕掛けなんだろう、なんといっても松本清張だもの、と私はすごく期待していた。ぜんぜんたいしたことなし。犯人は 電車(本文中では汽車または国電)ではなくて飛行機使っただけの話。私も鬼ではないので重箱の隅をつつくようなことはいいたくはないが、ミステリーとよばれている本はやっぱり時間が命とりだなと思った。携帯はないし、国電は遅いし、飛行機も本名でなくてものれるし、トリックに現実せいなし。今私が読んでいるミステリーも悲しいかな10年もすれば古く感じるのだろう。私の大好きな作家東野圭吾も"名探偵の掟"の中でそんなことを書いていた。ん? "怪笑小説" だったかな?

でも、清張の場会、人間じたいが書けていない気がした。どの人物も薄ぺらくて、先にトリックありきというかんじ。 清張なぜそんなに、もてはやされているのかナゾ。清張に詳しいかた、これはぜったいおすすめという物があればぜひおしえてください。あ! "ある小倉日記伝"はよみました。忘れていたけど。でも、あれはミステリーではなっかたきがする。

とりあえず、最後まで、読んでみての素直な感想を一言でいうなら、"え1? これだけ?"というかんじ。

ちなみにこの比評書いた人べたぼめ
http://www.m-net.ne.jp/~h-ochi/Critique/Matumoto_s/Points_and_Lines.html