コーちゃんのブログ

オートバイで遊ぶNice Middle(?)の気ままな日記
    

ひょうたんは魔除け、そして幸福をもたらす

2022年11月24日 | ひょうたん

四国九州ツーリングのブログを綴るのに20日間も使ってしまった。

その間の出来事は幾つかあったので備忘録として記しておきたい。

 

毎年ではないがヒョウタンを栽培している。

そして色々な手法で色付けしたりとヒョウタン愛好者の一人である。

ひょうきんで愛着を感じる面白い形に興味を引かれたからだ。

 

飾り物などとして屋内の柱にぶら下がっているが

幸福を呼ぶ縁起物としてぶら下げられているのです。

例えば、商売繁盛とか子宝に恵まれるとか。

 

先月末、大分県の宇佐神宮にお参りした際にこれを見つけた。

酒や水を入れるのはよく聞きますが

ひょうたんに母乳を入れて天皇に飲ませていたとは。

 

 

 

 

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四国九州ツーリング 5th 国東・宇佐・新門司港

2022年11月18日 | バイク&ツーリング

2022-10-24~30

いよいよ九州ツーリング最終日。

フェリー乗船まではたっぷり時間がある

何しろ出航は23時55分なのだから。

とは言え、今日の目的地は数多い日没前には回りきらなければ

ということで朝8時スタート。

 

 

 

先ずは『弥生のムラ 安国寺集落遺跡』

弥生人の生活などを子供たちが学べる施設のようで

大人としては特に感動も面白さも感じないだろう。

ただ古代から国東半島には大きな集落が存在したということだ。

 

 

道の駅くにみ

 

 

 

牛乳を買ってここで30分の休憩、昨日道の駅竹田で買った

あんぱんを食べる。

風も無く穏やかな海岸線とても綺麗。

 

 

千燈寺

目的は旧千燈寺跡なのだが現在の千燈寺に立ち寄り

住職よりその所在を教えて頂いた。

 

 

住職の教えの通り旧千燈寺へと向かう。

ひえ~ やばい林道だ!

このの様な道は対向の四輪車が一番こわい。

オートバイは端に寄れば交せるだろうと迫ってくる奴がいる。

窪んでぬかっている路肩には入ったら大変

足をついたら間違いなくコケる。

 

10分くらい走ると駐車場のような場所に出た。

サイドスタンドがめり込んで帰ってきたら倒れていたなんて

事にならない様に適当な枝を拾って挟み込んでおいた。

 

駐車場からこんな坂道を登って行く。

 

旧千燈寺跡

石造りの仁王様。

石でできた仁王様は初めて見る。

 

 

その昔は六郷満山の中心をなす規模の大きな伽藍を誇っていた

千燈寺ですが、戦国大名大友宗麟に焼き討ちされたのです。

それは大友宗麟はキリシタン大名だったからなのです。

(古から国東半島に多く存在する寺院をさして六郷満山という)

 

 

両子寺(ふたごじ)

規模の大きなお寺で駐車場も沢山ある。

もみじが色付き始め日が差しを浴びた護摩堂へ参拝。

昼はこの寺の近くのそば屋『両子河原座』でと思っていたが

待ち時間30分位というので諦めて次の目的地へ急いだ。

 

 

着物姿の等身大の人形

隋願寺という庵の様な小さなお寺の前に並ぶ着物姿の人形群。

作者による主旨が書かれていたが・・・思い出せない。

 

鍋山摩崖仏

ここから150段くらい階段を登る。

 

 

お不動様ですね。

風化を防ぐためにお堂が作られています。

 

 

富貴寺

 

 

 

山門には石の仁王像

 

 

阿弥陀如来が安置されている国宝の大堂。

参拝の後すぐ前の食堂で昼食、美味しかった!

 

 

熊野磨崖仏

    

綺麗に整った石段が終わりここからは乱れ積みの石段。

これが歩きにくい、実は拝観受付のおばさんに傍らの

杖を持って行くようにつよく勧められた。

内心拒否反応を覚えたが借りて良かった。

摩崖仏への参拝に鳥居をくぐって行く、この石段は熊野神社

への参道なのです。

 

    

大日如来

 

 

    

これは不動明王

 

 

    

 

 

 

神社ともお寺ともつかない雰囲気が漂う。

国東半島には神仏習合が色濃く残っている事を感じました。

 

 

宇佐神宮

この宇佐神宮は全国の八幡神社の総本宮という事です。

鎌倉の鶴ケ岡八幡とか京都八幡の石清水八幡宮は参拝経験

あるので知っているが、この宇佐神宮は鳥居もデカ、神殿の

規模も大きいし境内も広大です。

なるほど八幡神社の総本宮なのだなと納得する。

本殿までの距離は半端ないです。

 

 

ひょうたん愛好家にとっては嬉しい事が書かれている。

(今年栽培したひょうたんの出来は上々でした)

 

使い切っていない全国旅行支援のクーポン、使える店が

少ないし何処で使えるか分からない、そこで宇佐市観光協会に

電話で聞いた。宇佐神宮境内の土産物屋で一軒使えるというので

特産の落花生と漬物を買うことが出来た。

 

駐輪場に戻るとオートバイが二台、一台は長野ナンバーの

BMW、ももう一台は福岡ナンバーのホンダNC-750。

NC-750は奥さんとタンデム、DCTで楽々だとか。

 

レトロな町並みの『昭和の町』は残念ながら行けませんでしたが

一応、観光ツーリングはこれで終了。

あとはフェリー乗場近くまで走ってどこかで時間をつぶすことです。

 

ファミレス ジョイフル北九州沼店19時に到着 

22時過ぎまで粘って夕飯を食べるが座っているだけでもシンドイ。

 

そして22:30頃東京九州フェリーターミナルに到着。

 

 

 

 

約22時間の船旅は辛いです。

寝ている間は良いが、朝起きてから下船までの時間が

長い、やることが無いので本当に辛い『退屈地獄』です。

フェリーを利用したツーリングは一人では辛い、友人を

誘ってのマスツーにすべきと悟る。

 

退屈しのぎにルームランナーみたいので遊ぶ

せいぜい10分くらいのもの。

 

やっと夕方になりました20:30横須賀港到着予定。

 

予定通り横須賀港に到着、21時過ぎには帰宅。

楽しいオートバイの旅は無事終了しました。

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四国九州ツーリング4th 阿蘇・竹田・湯布院

2022年11月14日 | バイク&ツーリング

2022-10-24~30

九州上陸2日目、今日は阿蘇方面へ足を延ばす。

九重町→小国町を経て阿蘇は大観峰を目指す。

 

『道の駅小国』のトイレ休憩。

大阪ナンバーのF800GSの若者と言葉を交わしお互いの

安全を祈り夫々の目的地へ。

(高齢ライダーへの尊敬と労わりが感じられる出会いでした)

 

 

一つ目の目的地である大観峰に10時到着。

数台のオートバイが駐車場に入っていた。

八王子ナンバーの若者が隣りに停車、キャンプしながら

九州を回っているとの事だがキャンプでは疲れが取れる

どころか体が痛くなって疲労が蓄積するので、たまには

旅館に泊まるそうだ。

 

阿蘇カルデラのデカいこと。

大観峰の名の通り雄大で巨大な阿蘇のカルデラが遠くまで見渡せる。

大観峰は外輪山の縁にある。

 

 

K45(ミルクロード)から産山村経由で竹田市へ

「たけだ」ではなく「たけた」と発音する。

 

城にはそれほど興味はないが竹田の岡城は滝廉太郎の

『荒城の月』の詩のモデルと言われている。

私たちの年代では小学校か中学校の音楽授業で歌っている。

それ以降の年代はどうか分からないが滝廉太郎の荒城の月を

知る若者は殆どいないだろう。

 

大きな規模の山城、見ごたえのある城跡なので見学には

1時間くらい費やした。

 

 

 

 

 

 

 

 

これは滝廉太郎の銅像。

 

 

眼下の谷あいを車が走ると『荒城の月』のメロディーと思われる

音が聞こえてくる。

 

 

豊後竹田駅近くの商店街、趣きある町並みです。

 

 

 

雲がかかった山頂は見えないが由布岳。

南由布駅前より。

 

 

ここで本日最後の休憩、予定より早い到着。

ホンダNC750の隣りに駐車、程なくオーナーのオッサンが

戻って来て話しかけて来た。福岡在住だが昔は転勤で横浜に

住んだことがあるそうで、オートバイのことや横浜のこと等

20分も話しただろうか。

DCTは良いな。

 

道の駅で出入口に九州横断道湯布院ICがあるので

余裕で日出町の宿へ帰れる。

明日は九州最終日、国東半島を巡って新門司港まで走る。

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四国九州ツーリング 3rd 梼原・佐田岬半島

2022年11月13日 | バイク&ツーリング

2022-10-24~30

前記事1stで記載しました様にこの宿泊施設は食事の提供はない。

持込みやここで調理することはできる。

なので、朝飯は友人が用意してくれます。

辛子明太子

丸大根の漬物

新米の炊き立てご飯+新鮮な地たまご

具だくさんの即席みそ汁

朝飯をタップリ頂きました。

ロングツーリングには朝飯は欠かせない。

今日もこれで元気に走れる。

 

何から何までお世話になった友人にはここで別れ。

友人との別れも名残惜しいが、想い出の記念写真を撮って

佐田岬半島のフェリー乗場へと急ぐ。

何かあって遅れてはいけないので8時出発とした。

 

佐田岬半島の三崎港から大分県の佐賀関まではフェリー

国道九四フェリー、1時間1便で便数は多い。

オートバイは5台しか乗船できない。

希望する便に確実に乗船するためには予約が必要。

12:30発の便を予約している。

佐賀関港までの所要時間は1時間10分。

 

 

『道の駅八幡浜みなっと』で休憩。

大きな道の駅でショップもいっぱいあります。

港の隣りなので大きな船も見えるし景色もよい。

別府行のフェリーもここから出ている。

カフェでトースト付きのモーニングセットを頂く。

 

さて、日本一細長い佐田岬半島の先端めがけてまっしぐら。

この調子で走れば12:30発の便には余裕で間に合う。

11:30の便にも間に合う可能性もあるぞ。

 

11時前についてしまった。

飛ばした訳ではない、早く出発した事と

余裕あるGoogleMapの所要時間を参考にしたからなのだ。

11:30発の便に乗れた。

(予約のあったバイク2台が出航30分前までに来なかったからなのだ)

 

船上で昼飯時となった。

昨日友人が夕食に用意してくれた弁当だが酒のつまみなどで

腹いっぱいで全く食べられなかったのだ。これを今日の昼飯にと

持たせくれたのだった。一晩冷蔵庫に入れておいたので大丈夫

だろうとお互い納得して今日の弁当とした。

食中毒が最も多い季節は10月ということを知っていたので

友人には申し訳ないが、三崎港まで走っている間腹痛と下痢に

襲われたらこのロングツーリングはどうなるんだ、我慢できずに

漏らしたらヤバいぞそんなことが脳裏をよぎったりして、何度も

食べるべきか捨てるべきか自問自答。

結局、潮流の速い豊後水道の白波を船窓から見ながら

恐る恐る食べたのでした。

結果は言うまでもなく美味しく頂きお腹の調子も変化なし。

 

 

 

大分県の佐賀関に上陸しました。

大分→別府→日出(ひじ)町へ

国道10号は片側3車線の太い道路がづっと続くので走り易い。

交通量もそれほどでもないが夕方のラッシュ時は渋滞するだろう。

1便早いフェリーに乗れて良かったと思う。

今日の宿は日出町。

 

日出町には予定より早く着いたが直ぐにチックインではもったいな。

ホテルの場所確認して隣町の杵築まで走った。

世の中最近は城ブーム、歴史には興味はあっても

城にはそれほど興味はない。

めぼしいスポットはここぐらいだったので・・・

 

 

杵築城址展望台からの眺め。

大分の『城下カレイ』は有名だがこの城の下で獲れたカレイではない。

日出町の日出城(址)下の遠浅の海で獲れたカレイだそうだ。

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四国九州ツーリング 2nd 室戸・黒潮ライン・天狗高原

2022年11月08日 | バイク&ツーリング

2022-10-24~30

室戸岬の観光スポットに寄った後に高知県西部の梼原町を目指します。

梼原には大学時代の親友いる。

宿を8:00出発 室戸スカイラインで岬へ。

スカイラインと言っても両サイドは草木の背が高い。

なので景色は良いとは言えないが、高台から一気に海岸線に

下る所だけは眺望が開け見応えがある。

 

海岸線R55に出て岬先端へ向かう。

 

 

中岡慎太郎の銅像である。

竜馬と共に近江屋で切られた勤王の志士。

 

 

四国と言えば八十八ヶ所の寺巡り。

八十八ケ寺は弘法大師が定めたものです。

空海(弘法大師)は讃岐(香川)で生まれていますが、ここ室戸で修行しています。

 

御厨人窟(みくろど)で修行し悟りを開いたと言われています。

洞窟は二つあって修行したのは木の陰で見えません。

中に入って弘法大師の偉業を偲び合掌。

 

行こうか行くまいか迷っていた訪問先だが

ここまで来て行かないのは悔いが残る。

新入社員として入社した職場の先輩が近くに住んでいるのです。

年賀状のやり取りで住所は分かっているものの電話が分らない。

ナビを頼りに国道からそれて脇道に入る。

太い道が進むにつれて段々細くなり、林道入口と手書きの看板。

この先に人が住んでいるのかと思えるくらいの細い林道。

枯葉、枯れ枝、道の中央にはコケと小石、谷側を走るのは恐怖。

そんな道を5~6km走っただろうか集落が見えて来てホッとした。

見つけました45年前にお世話になった先輩の家。

30年位前に東京から地元の室戸に戻って暮らしています。

再会する事が出来ました険しい林道をハラハラしながら来たかいがありました。

ナビ任せが災いしました(とんでもないルートを案内したもんだ)。

帰り道は林道ではありません、10分もかからず国道R55へ出たでありませんか。

 

 

 

 

桂浜は素通りです。

10年前に桂浜国民宿舎に一泊し坂本龍馬の銅像もみている。

 

 

ここから横浪黒潮ラインです。

高校野球で名の知れた明徳義塾が途中にある。

 

 

    

横浪黒潮ラインには『武市瑞山(半平太)』の銅像がある。

幕末に土佐勤王党を結成し活躍、後に吉田東洋暗殺の罪で切腹。

広い駐車場になっているのでここでしばし休憩。

 

 

熊本の元気なライダー、すごいのに乗って来ました。

ハーレーダビッドソンかなり古い。

デコンプなしのキックスタート(セルモータない)。

暫し歓談のあとお互い道中の安全を祈って目的地に向かう。

 

この先大きな町は須崎、なので給油と昼飯の予定。

予定より早く着いたのでウロウロとご飯屋さんを探す。

ガストの看板が見えてきた入り易いのでここに決めた。

 

K315→R197梼原までは一本道。

友人からの連絡で農作物の出荷があるので

『16時過ぎまで何処か走ってこい』

という事で、四国カルスト台地(天狗高原)へと向かった。

なんと素晴らしい景色!

10年前にR1150RSで来た時は夕暮れ時で

遠くの山々はこの様にクッキリと美しく見える事はなかった。

 

カルストテラスの駐車場に黄色いヤマハYZRが停まっている。

春日部ナンバーだ(埼玉県)。

珈琲でも飲んで一服していたのだろうオートバイに戻って来た。

陸路を前傾姿勢のロードレーサータイプやって来たのだから

若いとはいえ肉体疲労はかなりなもの。

自分の予想以上に辛かったことを吐露していた。

 

起伏に富んだ草原に白い石灰石が点在している。

道路から少し入った所にはステンレス製の細長いエサ箱。

ここは牛の放牧地なのです。

 

今日の宿は梼原町の『越智面 遊友館』

廃校となった小中学校を多目的に利用できる施設。

食事の提供は無いが冷蔵庫や調理器具は一通り揃っている。

10年ぶりの再会、見た目はお互い老けたかもしれない。

気持ちはお互い少しも老けてはいない(と思えた)。

 

先ずは温泉だ。

隈研吾が設計した木造建築の『雲の上ホテル』と隣接の温泉施設。

この両者を繋いでいるのがこの渡り廊下、豪華な木造作りだ。

渡り廊下の照明は点いていない、なぜなら木造建築のホテルは

取り壊してもうないのだ。20年位で木造建築は老朽化してしまうのか

それとも何か設計に不備でもあったのか。

友人もその理由は分からないと不思議がっていた。

隈研吾ミュージアムなどもあって観光客は絶えないという。

梼原町は隈研吾でもっている。

 

 

酒のつまみや牛筋煮込み、夕飯の弁当など沢山用意してくれた。

明日の朝ごはんは『たまごかけご飯』だと言って米を研ぎ

電気釜をを仕掛けてくれた。

食事も終わり布団を敷いて床に就く。

10年前ならここから積もる話しを延々吐き出すのだが

今回はすぐに寝てしまった。

 

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