先日、漆黒に塗り終えたひょうたん、今度は絵付けです。これは難しいし時間が掛かるし満足なものにならなかったりします。しかしやらない事には上達はないし趣味の証にもなりません。
題材はこれ。BMW Motorradで一番大きなオートバイ K1600GTL Exclusive 。
Web上で見つけた画像をレタッチソフトの特殊加工でスケッチ画像に変換。
プリントアウトしたスケッチ画を修正液を使って余分な線等を消して単純な線画にします。
瓢箪はいびつですから見栄えがする位置に絵の向きなんかを考えながらセロテープで貼り付けます。シワができてラインが崩れたりしますが後の行程で修正します。
線画のラインに沿ってルーター(ツールは極小リーマー)で、ミシン目の様に小さな穴を彫って行きます。次に彫った穴に沿って彫刻刀を使って細かい溝を彫ってライン状の溝にします。
次はこの溝に塗料を流し込みます。はみ出した塗料は柔軟なプラスチックのスクレーパーでかき取り、乾燥したら♯2000ペーパーで水研ぎそしてコンパウンドで仕上げ磨き、これで完成です。
出来上がった作品です、一年前の初めての作品よりは良い出来です。
これは一年前の最初の作品、けして満足できる出来ではありませんでした。線の幅が不揃いで色がかすれている部分もあります。ルーターでミシン目状に穴を彫らなかったので彫刻刀の力加減が不安定で溝彫が深くなったりしたのが原因です。
でも、手間がかかる作業なのでもっと簡単に出来る
手法を探さないと根気が続きません。