今週の古楽の楽しみはシュテルツェルの特集。
バッハとも親交があったこの人の音楽はあまり聴く機会がない。
当時、イタリアの最新の作曲家から技法を学んで、バッハとは全く違う当世風の音楽を作曲して
5年先輩のバッハより遥かに人気があったらしい。
これだけまとまって聴くのは初めて。
長い間バッハの曲とされていた、Bist du bei mir(あなたが間近にいらっしゃれば)が一番有名。
https://www.youtube.com/watch?v=h-17tPB8srk
器楽曲、声楽曲共に本当に良く書かれていて、ギャラントに流れ過ぎず、ポリフォニックな部分も
多くて、聴き応え十分。
グラウプナーと共に今後聴きこんでいきたい作曲家の一人。
ただ、多数の作品が消失してしまっているのが惜しい。
どこかから出てきて。