実際に長崎を訪ねてみると、つくづく、長崎には、というか
日本にはいろんな歴史があったんだと思い知らされます。
海外とこんな風に交流してたんだなーなんてね。
名古屋なんかに育つと(というか自分の場合は少なくとも)、
幼少の頃より歴史というものは徳川を中心にすりこまれていて、
海外とのつながりはおろか、
恥ずかしながら、武家文化以外のわが国の歴史については
イマイチピンと来ないのが正直な話です。
宗教においても、
わが家の周りには仏教寺院ばかりで、ということはおそらく仏教徒が多い地域に暮らし、
というより、そもそも他宗教については無知な中、
決してまじめな学生とはいえないまでも、ミッションスクールで
キリスト教概要・キリスト教思想(略してキリ概&キリ思)と題する全学共通必修科目を3年間履修し、
イエスやヨハネについては何度も聞きましたが、
国内のキリスト教(殉教)の歴史についてはほとんど語られることがなかったと記憶しています。
日本での宗教教育のあり方というものは極めて微妙なんだろうけど、
宗教だけじゃなく、宗教観ひいては歴史観のようなものの考え方って、
もっと小さい頃から学んでもいいような気がするんだけどなぁ。
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