ジョセフ・クーデルカ(Josef Koudelka)。
1938年チェコ生まれの写真家。
現在、東京都写真美術館で展覧されているのは氏の作品、
1968年、プラハ侵攻のドキュメンタリー。
大通りを進む戦車、
抗議する若者、
不安げに見つめる市民。
言論の自由、市場経済を導入し始めたプラハの「春」、
を打ち破った、ソ連を中心としたワルシャワ条約機構軍の侵攻。
「私は当時30歳で、クレージーだった。何より、あまりの状況に、強くわき上がってくるものがあった」
by クーデルカ氏。
氏が撮影した写真は匿名で米国に渡り、翌年全世界に配信され、
匿名のままロバート・キャパ賞を受賞、
84年、実名が公表された。
どの写真にも救いはなく、
心が苦しくなるような写真ばかりでした。
映像には、
社会をも動かす力があると思うけど、
それには表現の自由ってのが大前提ですね。
ジョセフ・クーデルカ プラハ1968
-この写真を一度として見ることのなかった両親に捧げる-
2011年5月14日(土)~7月18日(月)
料 金:一般 800円/学生 700円/中高生・65歳以上 600円
こういうの、好みだったっけ~??
これを見るためには来ないと思います。
でも、このタイミングで見てよかったとも思っています。
ちょっと重いですけどね。。。