名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

ゴスペラーズ坂ツアー2011~2012“ハモリズム”@土岐市文化プラザ(10月29日)

2011年10月31日 21時21分21秒 | 観る(ライブ)

土岐の夕暮れ。

さすが、山の澄んだ空気。

風邪で敏感になった気管支にやさしい。


ゴスペラーズ”ハモリズム”ツアー、

東海地方2日目@岐阜県土岐文化プラザ。





マニアックにも同じアーティストのライブを連日見ると、

ライブは生ものだということを改めて実感する。

同じメンバー、同じセット、

繰り返し綿密なリハーサルをしてるはずなのに、

日によって、これほど雰囲気が異になるとは、ライブはやはりミズモノだ。


四日市のライブを、

「ライブにおけるJIS規格に着実に則っりながらも静かに燃えたライブ」、

と例えるならば、

土岐は、「規格外なるも、熱く弾けたライブ」って感じ。


前日見ていたからこそ気づく「違い」が何箇所かあったのだけど、

そんなのも、あくまでも自然なトライアルと思わせる臨機応変の5人の息の合った対応は、

そんじょそこらの、ぽっと出の若い人たちでは真似できない老練テクニックだった。


四日市では座って歌っていた「探し物はなんですか」も、

土岐では、リーダーがクロポンを追いかけながら歌うストーカースタイルに進化?していたし、

安岡君のチャック危機一髪事件も、最後には場を和ませるのに一役かってた。


この日の、2階の席から舞台全体を見たとき、

きっと緻密に計算されているものに違いないと思うが、

5人の動線、フォーメーション、手足の微妙なキュートな動き(別名ダンスとも呼ぶ)、

は、無駄がなくとても効果的で、

ソフトタッチでカワイク魅せるゴスペラーズの新領域を発見できたのも収穫だった。



さて、

四日市と土岐、どっちがよかったかって?

そりゃ、甲乙付けつけれないってもんです。




<思い出備忘録>
①リーダーって、あんなにこぶしが転がる歌い方してたっけ???

②酒井君の想像以上の声量。

③2階でもよく見える、コジンマリ&ナイスなサイズの土岐文化プラザ。

④ツアーコンセプトに微妙にマッチしていた北山君の声質。

⑤日々進化する、ナマモノのライブを見る醍醐味を実感。


Lean_on_me/ゴスペラーズ