名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

<奈良・山の辺の道を歩く>番外編~JR西日本『万葉まほろば線』。

2010年03月28日 18時35分35秒 | 旅(国内)

JR三輪(みわ)駅。

奈良県桜井市三輪にある、

JR西日本桜井線、

別名『万葉まほろば線』の駅。



たまたま目の前を電車が通ったので記念に。

それにしても、

今回の旅の写真を見返して改めて思うのは、

やっぱり、なんだかんだ言っても、

お天気って旅の印象を決定付ける重要条件だってことかな。



<奈良・山の辺の道を歩く>追記。神宿る山。三輪山。

2010年03月28日 18時30分50秒 | 旅(国内)

歴史オンチで勉強不足な私が今回山の辺の道を歩いて気づいたのは、

ヤマトの歴史において三輪山はとても重要な存在だということだったのですが、

ほとんど初耳だったので、ここで、三輪山について、

ヤフーではなくウィキペディアで調べてみました。
(写真もウィキペディアより)

三輪山(みわやま)。

奈良県の最北部、奈良盆地の南東部に位置する

桜井市南東部にそびえる、なだらかな円錐形の山。

標高467.1m、周囲16km。

三輪山は、縄文又は弥生時代から自然物崇拝をする原始信仰の対象であったとされている。

古墳時代に入ると、山麓地帯には次々と大きな古墳が作られた。そのことから、

この一帯を中心にして日本列島を代表する政治的勢力、すなわち
ヤマト政権初期の

三輪政権(王朝)が存在したと考えられている。


太古より神宿る山とされ、三輪山そのものが神体であるとの考えから、神社の山札がないと

常人は入山できなかった。
明治以降はこの伝統に基づき、「入山者の心得」なるものが定められ、

現在においてはこの規則を遵守すれば誰でも入山できるようになった。登山を希望する場合は、

大神神社から北北東250m辺りに位置する狭井神社の社務所で許可を得なければならない。

そこで氏名を記入し300円を納める。そして参拝証の白いたすきを受け取りお祓いを済ませる。

道中このたすきを外すことは禁止されている。行程は上り下り約4kmで、通例2時間ほどで下山できるが、

3時間以内に下山しなければならないという規則が定められている。また山中では、飲食、喫煙、

写真撮影の一切が禁止されている。午後4時までに下山しないといけないため、午後2時以降は
入山が許可されない場合がある。

数多くの巨石遺構、祭祀遺跡も散在するが、これに対しても原則として許可なく撮影はできない。

さらに、山内の一木一葉に至るまで神宿るものとし、それに斧を入れることは許されておらず、
山は松、杉、檜などの大樹に覆われている。


なるほどねー

でも、許可なく入れない、写真も一切禁止、

なんて聞くと、どんなものなのか1回登ってみたくならない?



NHK日めくり万葉集(2010年版 vol.1)


<奈良・山の辺の道を歩く>おおみわと読みます。大神神社。

2010年03月28日 15時50分55秒 | 旅(国内)

さて、山の辺の道も最終地点。

大神(おおみわ)神社、三輪神社とも呼ばれている。

とても立派な神社でした。



日本の神話に記される創建の由諸や大和朝廷創始時から存在する

ということなどから「日本最古の神社」と言われているらしいけど、

いずれにしても、日本で最も古い神社のうちの1つってことですね。

  

この神社もご神体が、国のまほろば?三輪山そのものであるため、

桧原神社と同様、本殿をもたない。


生きとし生けるものだけでなく、すべてに霊魂が宿ると考える。

アニミズムっていうんだっけ?

その考え方。いいと思います。




それにしても、神社の多いこと!ここに挙げたのはごく一部で、

道沿いには、時間の関係で立ち寄ることができなかった、

地味だけど興味をそそられる神社が本当にたくさんありました。

次回は泊りがけでゆっくり歌でも詠みながら歩いてみたいな。


大神神社
奈良県桜井市三輪


<奈良・山の辺の道を歩く>狭井神社。

2010年03月28日 15時30分33秒 | 旅(国内)

狭井(さい)神社。

第十一代垂仁天皇の御世(約二千年前)に創祠。

戦時や災時などにあたって現れる神様らしい。

三輪山(467.1m)の山頂に高宮神社があって、

社務所に願い出て、必要事項を記入して登拝口で祓いをすませれば、

木綿襷を肩にかけて誰でも登頂できるらしいです。


 狭井神社 (サイジンジャ)
奈良県桜井市三輪


<奈良・山の辺の道を歩く>春、道ばたに咲く花(2)。

2010年03月28日 14時39分39秒 | 旅(国内)

山の辺の道は、

古墳もあれば神社仏閣もあり、


    

民家もあれば田畑もあり、

野原もあれば花も咲いていて、


  

手付かずの自然を間近に楽しめる、

そんな街道です。




体がスーッと馴染むんだよね。

日本人であることを実感。