名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

<奈良・山の辺の道を歩く>山の辺の道。山里の風景(2)。

2010年03月22日 23時57分57秒 | 旅(国内)

山の辺の道。

なんてことない山里の道。


   


車や自転車とすらすれ違うことのない、

おそらく古代より変わっていない山里の道。


   

無意識のうちに、体が自然の中に溶け込み始め、

時間とともに自然の一部となる。



アオゾラペダル/嵐
 
嵐/アオゾラペダル...


<奈良・山の辺の道を歩く>長岳寺。

2010年03月22日 23時30分33秒 | 旅(国内)

長岳寺(ちょうがくじ)。



天長元年(824年)、開基(創立者)は空海(弘法大師)とされる。

本尊は阿弥陀如来、関西花の寺二十五霊場第19番札所。

山の辺の道のほぼ中間点に位置する。

  

趣きがあってとてもいいお寺。




この閑静な趣深いお寺、

かつて、NHKの「古寺巡礼」で

宮沢りえちゃんがナビゲートしたとのこと。


長岳寺
奈良県天理市柳本町508
札所等 関西花の寺二十五霊場19番


<奈良・山の辺の道を歩く>山の辺の道。山里の風景(1)。

2010年03月22日 18時39分39秒 | 旅(国内)

山の辺の道。

 

今回は、天理から桜井まで、

  

民家の軒先や田んぼのあぜ道を通り抜ける、

全長ほぼ10キロのコース。

気分は、大和王朝下、

俗世間を離れ旅を続ける歌人ってことで。


ワダツミの木/元ちとせ
 
元ちとせ / ハイヌミカゼ 【CD】


<奈良・山の辺の道を歩く>スタートは、黒塚古墳。

2010年03月22日 17時39分39秒 | 旅(国内)

黒塚古墳(くろづかこふん)。

奈良県天理市柳本町にある3世紀末頃の前方後円墳。

約1700年前の古墳。

1998年、卑弥呼が使用したと思われる鏡が発見された。



後円部の埋葬施設、竪穴式石室。

(↑古墳の横に建てられた資料館内の実物大模型)




古墳の上から見た天理の町。

灰色の屋根は、本瓦だね。


倭(やまと)は 国のまほろば たたなづく 

青垣 山隠(やまこも)れる 倭しうるはし 

(古事記・倭建命(ヤマトタケルノミコト))
(倭は母なる国、私の故郷。幾重にも重なって青々とした垣をなす山々、
その山々に囲に抱かれている倭は、何と美しい国だろうか。)


<奈良・山の辺の道を歩く>日本最古の道。

2010年03月22日 15時55分55秒 | 旅(国内)

奈良盆地の東側に連なった、日本書紀にも記されている、

日本最古の街道。

山々の裾に位置するため、「山の辺」の道と呼ばれる。

古墳、古社寺、旧跡が多く点在するまさに「歴史街道」。

今もその所在地をめぐって続く邪馬台国論争。

天理と桜井にまたがる三輪山麓、山の辺の道一帯は

最も有力な候補地の一つ。

今日は、約1800年前に思いを馳せつつ、

どっぷり古代ロマンに浸って歩いてみようか。


PS.左の「山の辺の道」と書かれた碑は小林秀雄先生によるもの、とのこと。