デスパレートな妻たち。
セカンドシーズン終了。
アメリカABC製作。
エミー賞、ゴールデン・グローブ賞など計96部門ノミネート、29部門受賞。
風刺、ミステリーの要素を織り交ぜた抱腹奇天烈なブラックコメディ。
スタートとエンディングには、初回に謎の死を遂げたメアリー・アリスのナレーション。
空の上から見下ろして語る、その語り口はやさしく、ときにアイロニカル。
セカンドシーズン最終回のエンディングナレーションはこんな感じ。
『この通りで私は暮らしていた。
友人達と苦楽を共にしながら。
みんな越してきたその日に知り合った。
だから、どんな思いを抱えてきたかも見てきた。
未来への輝かしい夢。
より良い環境での穏やかな暮らし。
もし先々のことを知らせる方法があるなら、
こんな悲しみや裏切りが待っていると警告するだろうか。
いいえ。
辛い道も避けて通れないのが人生だと今の私にはわかるから。
人生を生き抜くコツは前に進むことだ。
恐れや後悔にとらわれて足踏みをしていては、
決して長くはない人生を楽しめないまま終わってしまう。
そう、人生には思いがけない曲がり角があって、
全く予想外の展開が待っている。
でも、だからこそ生きるに値するのだ。』
「そりゃないだろ～」ってときも（結構）あるけど、
なかなかよくできたおもしろいドラマですよね。
デスパレートな妻たち (NHK)
Desperate Housewives （ABC)
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