（１）大学4年の野畑七瀬（広瀬すず）は、製薬会社社長の父親・計（ﾊｶﾙ）（堤真一）と2人暮らし。何かと口うるさく干渉してくる計が大嫌いな七瀬。日々、デスメタルで「一度死んでくれ！」と毒づいていた。母が生きていた七瀬の小さい頃から、父・計（ﾊｶﾙ）は「実験と観察と科学」を七瀬に教え続けた。
（２）母親が亡くなった時も、父は仕事をしていて母の臨終に立ち会わず、「許せない」と七瀬は怒る。社長・計（ﾊｶﾙ）の秘書・松岡（吉沢亮）が、七瀬のデスメタルを聴きに来る。松岡は、「社長の命令で見張っている」と七瀬に言う。野畑製薬が開発をめざす「若返る薬」ロミオの開発が、アトソン製薬から狙われている。なお松岡は、薄（ｳｽ）すぎる存在感から「ゴースト」と呼ばれている。
（３）アトソン製薬が、野畑製薬が開発中の「若返る薬」ロミオを狙う。七瀬は「地獄ラーメン」店でバイトする。松岡はそこにもやって来て七瀬を見張る。松岡が七瀬に「父親に反抗するばかりでなく、君は、本当は『何がしたいの』？」とたずねる。聞かれて、七瀬はショックを受ける。
（４）ところが父・計（ﾊｶﾙ）が突然亡くなってしまう。実は、計（ﾊｶﾙ）は偶然開発された「一度死んで2日後に生き返る薬」（ジュリエット）を飲み、本当に「一度死んで」しまった。実は、それは「会社乗っ取り計画」を耳にした計（ﾊｶﾙ）による、社内に潜んでいるスパイ社員（※渡部）をあぶりだす秘策だった。だがそのことを七瀬には言わなかった。
（５）社長・計（ﾊｶﾙ）の遺言で、七瀬が新社長になる。幽霊となった計（ﾊｶﾙ）は三途の川の船上から、あの世（彼岸）にいる妻と会話する。七瀬に松岡が「言霊の力で死んだ」、七瀬が「一度死んでくれ！」と毒づき続けたからだと言う。七瀬、ショｯクを受ける。おばけとなって姿を現した計（ﾊｶﾙ）が七瀬だけには見える。秘書・松岡が、「社長・計（ﾊｶﾙ）は2日後に生き返る」と秘密を七瀬に伝える。
（６）渡部（小澤征悦ﾕｷﾄｼ）はアトソン製薬のスパイであり、アトソン製薬との合併を役員会で提案する。ところが役員会は「合併は無し」と決める。渡部は焦り、死んでいる社長・計（ﾜﾀﾙ）を殺すことを計画する。というのも、2日後に社長・計（ﾜﾀﾙ）が生き返ると「合併反対」なので困る。そこで早く計（ﾊｶﾙ）を火葬にしてしまいたいのだ。かくて松岡と七瀬は、(a)会社乗っ取り計画阻止と、(b)計（ﾊｶﾙ）を無事生き返らせるミッションに挑む。火葬が2日後以降に延びれば、計（ﾜﾀﾙ）は生き返ることができる。
（７）松岡が、計（ﾊｶﾙ）のことを理想に生きた「空想」おやじだとほめ、七瀬に伝える。七瀬が父・計（ﾊｶﾙ）の遺体の側で一緒に寝る。その時見つけた父のスマホから、父親が死んだ母親へ、毎日メールしていることを、七瀬は知る。七瀬は父が深く母を愛していたことを知る。
（８）父親を早く生き返らせねばならない。自宅の仏壇のパスワードを、七瀬と松岡でみつけだし、ついに金庫を開け、「ロミオ（若返る薬）とジュリエット（一度死んで2日後に生き返る薬）」の研究ノートを手に入れる。研究ノートをアトソン製薬の手先が奪おうとするが、七瀬が撃退する。計（ﾊｶﾙ）を、生き返らせる方法は研究ノートにある。
（９）父親が生き返るのは2日後なので、早く火葬させず、七瀬は、「魂ズ」のデスメタルミサで告別式を行い、火葬を延期させるつもりだった。棺にお花、また飾ってあった宇宙服が入れられた。その途中、アトソン製薬とスパイ渡部の陰謀で、告別式は中断され、父・計（ﾊｶﾙ）の遺骸は火葬にされそうになる。
（１０）その時、松岡が、社長・計（ﾊｶﾙ）の遺骸にキスすると静電気で、計（ﾊｶﾙ）が眼をさます。だが直後、アトソン製薬のスパイ渡部の指示で、生きた計（ﾊｶﾙ）をいれたまま棺桶が釘で止められ、奪われて、霊柩車で火葬場に運ばれ、ついに火葬されてしまう。
（１１）七瀬と松岡が火葬場まで追う。だが一瞬遅く、計（ﾊｶﾙ）の棺桶は、火葬の炉にすでに入れられてしまった。嘆く七瀬と松岡。勝ち誇った渡部。しかし何と、宇宙服（防火服）を着たお父さんが、火葬の炉の扉を開けて、帰還した。棺の中で、計（ﾊｶﾙ）は入れられてあった宇宙服を着たのだった。
（１２）七瀬と松岡は、「若返る薬」はいらない。必要なのは「愛」を大切にして生き・老いることだ。「若返る薬」で製薬会社がもうける必要はないと決意する。松岡が、「ロミオ（若返る薬）とジュリエット（一度死んで2日後に生き返る薬）」の研究ノートを、火葬の炉で燃やしてしまう。大切なのは「病気を治す薬」だと七瀬。七瀬は、父・計（ﾊｶﾙ）の会社に入社することを承諾した。
（２）母親が亡くなった時も、父は仕事をしていて母の臨終に立ち会わず、「許せない」と七瀬は怒る。社長・計（ﾊｶﾙ）の秘書・松岡（吉沢亮）が、七瀬のデスメタルを聴きに来る。松岡は、「社長の命令で見張っている」と七瀬に言う。野畑製薬が開発をめざす「若返る薬」ロミオの開発が、アトソン製薬から狙われている。なお松岡は、薄（ｳｽ）すぎる存在感から「ゴースト」と呼ばれている。
（３）アトソン製薬が、野畑製薬が開発中の「若返る薬」ロミオを狙う。七瀬は「地獄ラーメン」店でバイトする。松岡はそこにもやって来て七瀬を見張る。松岡が七瀬に「父親に反抗するばかりでなく、君は、本当は『何がしたいの』？」とたずねる。聞かれて、七瀬はショックを受ける。
（４）ところが父・計（ﾊｶﾙ）が突然亡くなってしまう。実は、計（ﾊｶﾙ）は偶然開発された「一度死んで2日後に生き返る薬」（ジュリエット）を飲み、本当に「一度死んで」しまった。実は、それは「会社乗っ取り計画」を耳にした計（ﾊｶﾙ）による、社内に潜んでいるスパイ社員（※渡部）をあぶりだす秘策だった。だがそのことを七瀬には言わなかった。
（５）社長・計（ﾊｶﾙ）の遺言で、七瀬が新社長になる。幽霊となった計（ﾊｶﾙ）は三途の川の船上から、あの世（彼岸）にいる妻と会話する。七瀬に松岡が「言霊の力で死んだ」、七瀬が「一度死んでくれ！」と毒づき続けたからだと言う。七瀬、ショｯクを受ける。おばけとなって姿を現した計（ﾊｶﾙ）が七瀬だけには見える。秘書・松岡が、「社長・計（ﾊｶﾙ）は2日後に生き返る」と秘密を七瀬に伝える。
（６）渡部（小澤征悦ﾕｷﾄｼ）はアトソン製薬のスパイであり、アトソン製薬との合併を役員会で提案する。ところが役員会は「合併は無し」と決める。渡部は焦り、死んでいる社長・計（ﾜﾀﾙ）を殺すことを計画する。というのも、2日後に社長・計（ﾜﾀﾙ）が生き返ると「合併反対」なので困る。そこで早く計（ﾊｶﾙ）を火葬にしてしまいたいのだ。かくて松岡と七瀬は、(a)会社乗っ取り計画阻止と、(b)計（ﾊｶﾙ）を無事生き返らせるミッションに挑む。火葬が2日後以降に延びれば、計（ﾜﾀﾙ）は生き返ることができる。
（７）松岡が、計（ﾊｶﾙ）のことを理想に生きた「空想」おやじだとほめ、七瀬に伝える。七瀬が父・計（ﾊｶﾙ）の遺体の側で一緒に寝る。その時見つけた父のスマホから、父親が死んだ母親へ、毎日メールしていることを、七瀬は知る。七瀬は父が深く母を愛していたことを知る。
（８）父親を早く生き返らせねばならない。自宅の仏壇のパスワードを、七瀬と松岡でみつけだし、ついに金庫を開け、「ロミオ（若返る薬）とジュリエット（一度死んで2日後に生き返る薬）」の研究ノートを手に入れる。研究ノートをアトソン製薬の手先が奪おうとするが、七瀬が撃退する。計（ﾊｶﾙ）を、生き返らせる方法は研究ノートにある。
（９）父親が生き返るのは2日後なので、早く火葬させず、七瀬は、「魂ズ」のデスメタルミサで告別式を行い、火葬を延期させるつもりだった。棺にお花、また飾ってあった宇宙服が入れられた。その途中、アトソン製薬とスパイ渡部の陰謀で、告別式は中断され、父・計（ﾊｶﾙ）の遺骸は火葬にされそうになる。
（１０）その時、松岡が、社長・計（ﾊｶﾙ）の遺骸にキスすると静電気で、計（ﾊｶﾙ）が眼をさます。だが直後、アトソン製薬のスパイ渡部の指示で、生きた計（ﾊｶﾙ）をいれたまま棺桶が釘で止められ、奪われて、霊柩車で火葬場に運ばれ、ついに火葬されてしまう。
（１１）七瀬と松岡が火葬場まで追う。だが一瞬遅く、計（ﾊｶﾙ）の棺桶は、火葬の炉にすでに入れられてしまった。嘆く七瀬と松岡。勝ち誇った渡部。しかし何と、宇宙服（防火服）を着たお父さんが、火葬の炉の扉を開けて、帰還した。棺の中で、計（ﾊｶﾙ）は入れられてあった宇宙服を着たのだった。
（１２）七瀬と松岡は、「若返る薬」はいらない。必要なのは「愛」を大切にして生き・老いることだ。「若返る薬」で製薬会社がもうける必要はないと決意する。松岡が、「ロミオ（若返る薬）とジュリエット（一度死んで2日後に生き返る薬）」の研究ノートを、火葬の炉で燃やしてしまう。大切なのは「病気を治す薬」だと七瀬。七瀬は、父・計（ﾊｶﾙ）の会社に入社することを承諾した。
