★朝方ムーンライトが好き★

動物と音楽&Liveと海が大好きなワケあり主婦の私的ダイアリー。眼と心に留まった日常を写真でメモる。生きてる証しの雑記。

サザンオールスターズ LIVE TOUR 2015 おいしい葡萄の旅@東京ドーム5/26

2015-05-30 22:37:33 | SOUTHERN ALL STARS
杏仁豆腐とジャージャー麺が食いてぇ 食べたーーーーい!

『アロエ』聴くと杏仁豆腐とジャージャー麺が食べたくなります!
この日のブランチはジャージャー麺で気合い入れて、東京ドームに行ってきました!



前作から10年ぶりのフルアルバム&東京ドーム単独。
10年だよ?
時の流れは速い!!
ってことは、このblog日記も10年以上になるんだなぁ。
前回の東京ドーム単独はアリーナ前方の席だった。
あれ?横アリのほうだったかな?
桑田さんが近くて興奮しすぎてライヴ内容あんまり覚えてないという。
やっぱ10年って長いな、記憶あやふや。
桑田さん、この10年間にうちの猫たち3匹も死んじゃったよ(;o;)

待望のアルバムツアーだったけど、ことし3月はじめころまでは行くのを諦めてました。
愛猫の治療費と介護で経済的にも時間にも心も余裕なくて、応援団(サザンのFC)の継続しなかったし。
けど、CNBLUEのファンになったのがきっかけでペットロスからだんだんと元気になれて、そしたら桑田さんとサザンに逢いたくてたまらなくなって。
それからはずっと同行者募集を探し続ける日々。
サザンはチケット名義人本人とその同行者しか入場できないのです。
どんなにサザンと桑田さんが大好きでも誰でもが行けるわけじゃない高倍率チケ。
ちなみに一般発の日はCNBLUEのライヴ当日だったので時間がなかったよ。

やっと同行者に選んで頂けるかたが現れた!
天国の猫たちありがとう!
神さまありがとう!
選んでくれたひと、ありがとう!

以下、セトリと若干のネタバレあります。
思い出したことをランダムに記録します。
これからツアー行くひと、見たくないひとは注意してください。







今回買ったツアTeeとタオルはこれ♪



いつも開演ギリギリに行くことが多くて欲しいグッズは諦めて終演後に残り物を買ってたんだけど、連れてってくれたかたが事前に穴場をチェックしてくれていてはじめて並ばずに購入~(^O^)
こんな穴場もあるんだね、びっくりしました。

予定どおりの開演時間スタート。

うっそーーーーーーーん!!!
1発目がTarako!
コアなはじまりに全身が震えました。
全英語歌詞で、当時はコアファンにしかあんまり評価されてなかった曲。
桑田さんがUSに憧れを抱いていたころのロックマインドがこめられた曲。
あえてこれを1発目にもってくる桑田さんの、゛覚悟゛が伝わってきました。
TVで目にしているようなサザン曲のイメージではじめてサザンのライヴ来たひとにはポカーンだったかもしれません。

5/26のセトリ。
(『みんなのセトリ』さんからお借りしました♪)

1 Tarako
2 ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)
3 青春番外地
4 ロックンロール・スーパーマン~Rock'n Roll Superman~
5 彼氏になりたくて
6 バラ色の人生
7 Missing Persons
8 平和の鐘が鳴る
9 イヤな事だらけの世の中で
10 はっぴいえんど
11 天井棧敷の怪人
12 ワイングラスに消えた恋
13 よどみ萎え、枯れて舞え
14 顔
15 Happy Birthday
16 死体置場でロマンスを
17 Computer Children
18 栞(しおり)のテーマ
19 あなただけを ~Summer Heartbreak~
20 真夏の果実
21 おいしいね~傑作物語
22 Soul Bomber(21世紀の精神爆破魔)
23 (The Return of)01MESSENGER ~電子狂の詩~
24 ブリブリボーダーライン
25 道
26 栄光の男
27 東京VICTORY
28 アロエ
29 マチルダBABY
30 エロティカ・セブン
31 ボディ・スペシャルII
32 マンピーのG★SPOT

アンコール
33 匂艶THE NIGHT CLUB
34 ピースとハイライト
35 みんなのうた
36 蛍

レア!!
死体置き場とか顔とかコンピューターとかおいしいねとか、ライヴでまた聴けるの夢みたい。
人生の大半を桑田さんの音楽といっしょに生きてきたじぶんには感無量でした。
『産業ロック』という語彙をはじめて知ったのは『おいしいね~傑作物語』の歌詞からでした。
あのころの桑田さんのインタビューにはTV業界や音楽シーンへの不信感、板挟みのような葛藤があったのを記憶している。

『葡萄』からいちばん圧巻だったのは『東京VICTORY』。
オーディエンスの一体感がすごかった。
2013年、2014年は愛猫介護でほとんどのライヴに行けなかったから、これが初の生『東京VICTORY』。
音源で聴いてるとこれほどライヴ曲になると思ってなかった。
わたしは桑田さんがオートチューン使ってる曲が好きじゃない。
でも病気したし、年齢的にも高音がきつくなってるかもだし、しかたないって思ってる。
あと、世間がサザンに求めてるだろう曲っぽくて、桑田さんが多少のムリして書いてきたたくさんある曲のひとつって感じしてたから。
でもライヴでは違ってた。
これがライヴの醍醐味なんだよね。
サザンライヴの定番になるだろうなぁ。
桑田さんの唄にコーラスできるんだよ。それだけで嬉しい。
たぶんそこまで考えて作ってないと思うから、いちばん嬉しいのは桑田さんでしょうね。
桑田さんを愛してやまないみんなの強い想いが届いていたと思います。
あんなことがあったせいもあって。。。
多幸感で満たされた時間でした。

3時間30分の長丁場ライヴでした。
途中で声が嗄れることもなくラストまでフル声量。
ありきたりでも、素晴らしいとしか言葉がうかばない。

しかし!
スタートしてすぐに視界が悪くなりとても残念なことに(;o;)
目の前、3列先まで高身長の男性が連なってて、ちょうどその延長線上に居るのが桑田さん(;o;)
スタンド席だから斜めに配列されていて観やすいはずなんだけど、そのひとら、興奮してきてじぶんの席からズレまくってるんだもの。。。
どうやっても見えませんでした。。。
どんなにステージ遠くても、豆粒サイズでも、ギターかき鳴らして唄う桑っちょが観たいから哀しかった。
席は2階スタンドで、ドームクラスでは良いほうなのに。
なので大半はモニターで観てたよ。。。
桑田さんがさいしょのMCで「身長180㎝以上あるひといる?後ろのひとが見えないからちょっとかがんでね」みたいに冗談半分で云ってくれてうれしかったけど。
スタンド席でも前のひとが巨人だったらほんとにほんとに見えないの!!
せつなかった~(;o;)
身長ばかりはどうにもならないチビの勝手な嘆きです。。。

原さんソロのときの桑田さんがわたしの毎回の楽しみで。
サポートに徹したギター弾きの桑田さんがたまらなく好きなのです。
今回は会場に背を向けてストリングスの指揮をしてました。
原さんソロのときは前方の巨人野郎さんたちが座ったので見えた笑

『葡萄』から演らなかったのは『天国オン・ザ・ビーチ』だけ。
なんでかな?
あんまり好きじゃないからよかったけど。←
AKBが出演してるMVも好きじゃない。←嫉妬ww

『栄光の男』はヘビロテしてたけどライヴだともっと心震えた。
こんなメロディ、こんなリリック書けるひと世界中に何人いる?
ああ……哀しいことにステージ上の桑田さんは見れず、モニターで見るしかなかったけど(;o;)

そういえば他会場では『C調言葉に御用心』演ったそうで。
いいなぁ(;o;)
『勝手にシンドバッド』で桑田さんに曳かれ、『C調言葉』でまじで恋してしまいました。
こんな感性のおとこのひとって可愛いよなぁ。
長い長ーい片想いだ。。。
その間ほかにもいっぱい好きになってるけど。←

『アロエ』ダンスは開演前にモニターでダンサーさんのレクチャーあったけど、同行させていただいたひととずっとお話してたので観てなかった。
でもあれ、手の振り大きすぎて隣のひとにぶつかってしまう。
客は客なりにアレンジして踊ってたよ~、桑田さん笑

『真夏の果実』はやっぱり名曲です。色褪せない。
聴くたびにMyサマーが甦る。
桑田さん初監督の映画のほうはコケたけど。
音楽は天才だけど映像で表現するのはセンスないよね。
深夜の歌舞伎町の映画館で観てガッカリした記憶。
でも世界観は大好き。

ざっくり分けると今ツアーはロックサウンド多目、デジタルサウンド、ところどころにバラードって感じかな。
一瞬、桑田さんソロに来てるのか?!と錯覚してしまうほど以前のロックな桑田さんでした。
かっこよかった!

入場時にLED内蔵のリストバンドのようなライトをスタッフから渡される。
ライヴ後半に遠隔操作で自動で光りはじめるの。
ブルー、パープル、レッド、ホワイト……ドームが幻想的に光り輝いて臨場感が増しました。
わたしは2年間、サザンライヴ欠席してますが、この演出はサザンで初?

特効とダンサーは相変わらず派手だったけどダンサーと桑田さんの絡みのエロさは抑え気味だったと思います笑

あ、私的にはおぐちゃんより好きな斎藤まこっちゃん(桑田さんとサザンのサポートギタリスト)のギターソロが多目でした笑
桑っちょとギターセッションしてほしかったな。
喉休めのためにも。

中盤MCは、
桑田さんがいまもガラケー使い。
ライヴ終演後にスタッフのスマホ見ると゛今日のセトリ゛がもうでてる。SNSすげー。
ドローンがなんたらかんたら。
還暦だぞ。

あと何だっけな?
あ、アリーナ最前列センター付近に子ども(男の子)が居て、桑田さんが「可愛いなぁ(でろでろ)。パパだよ~」とじぶんを指差して云う。
ワルノリしすぎ笑 子どもトラウマになっちゃうよ!

でも桑田さんにいじられるの目当てにして子連れ増えたらイヤだな。
じぶんの席近くに子どもが居るとうるさくてほんとに落ち着かないの!
だいたい小さい子にライヴの爆音は毒でしょう。。。
サザンは爆発音とか特効がすごいしね。

モニターはニコニコ動画のパロディがめちゃめちゃ笑えた。
ライヴ映像にニコ動のコメントで「キターーーーー」とか怒濤に流れるやつ笑
(MCの、終演直後にネットでセトリ流出の話題に絡んでる)

カメラたくさん入ってました。
たぶんBlu-ray、DVDになるかもしれないけど……どうだろう。
WOWOWのほうかな?
いままで観てきたなかでも最高峰のライヴだったので映像化はぜったいにしてほしい。
チケとれなくて来られないひとたちのためにも。

水道橋駅からドームまでサザン一色でした。
東京ドームが今作の葡萄カラーに彩られてた。

同行者に選んでくれたかたにも恵まれた。
コアなサザンファンで、初対面からずっと会話がとまらない!
女性より男性のほうがコアなファン多いと思う、サザンは。
開演前も終演後もたのしかったなぁ。

次のツアー地は6月6日の札幌ドーム。
桑田さんの「行ってきます」に行ってらっしゃい!と応えながら、もう淋しい(;o;)

今ツアー長いです。
ファイナルまで事故なく無事に成功しますように。
わたしは次は8月の武道館、追加公演。
当選したらだけど(;o;)
ひとり1枚のみしかエントリーできません。
だから当選確率は高くなるだろうけど不安でしょうがない。。。
当選した本人しか入場できないから落選したらもう手段がないよ~(;o;)


余韻がまだまだ冷めやらぬ。

公式からの6/26フォト。しあわせな空間だったよー(;o;)



そしてもっと個人的な感想。
韓国のロックバンドCNBLUEのファンになった今、ライヴで聴く『ピースとハイライト』は重いけど、でも優しかった。
桑田さんがこの曲を通してどんなことを伝えたかったのか。
単純に平和を願うだけの気持ちでしょう?
喧嘩はやめようよ、愚かなこと繰り返すのやめようよ、おたがいの良いとこをみて仲良くしようよ、って云ってるだけじゃないの。
勲章をオークションネタにしたのそんなに悪いこと?
日本国民すべてが天皇崇拝者じゃないんだよ。
愛国心と天皇崇拝はちがう。
ありがたいものか否か、それぞれ価値観ちがう。
歌詞が反日?なんでそんな曲解するの?
桑田さんとサザンをここぞとばかりに叩きたいだけでしょ。

むかしから桑田さんの韓国好きはコアファンには周知です。
理由は解らない。いちファンが書いても憶測にすぎないし。
韓国を想わせる数曲あります。
流暢なハングルで唄うこともあったし。
ストレートなタイトルだと、『LOVE KOREA』がある。
ポップなメロディに桑田さんの詩人としてのセンスいっぱいつまった可愛い曲です。
汚い言葉で反日とディスられてそうとう凹んだはずだよ。
脅しまでされて……。
きっと今後はライヴでもメディアでもこの曲が封印されるかもしれない。
それがファンとしてどれだけダメージか。 
すごく良い曲なのに!

過剰に解釈する嫌韓な人間。
桑田さんはアメリカもイギリスも好きだし、それと同じような感覚で韓国も好きなだけじゃないですか。
英語詞の曲たくさんあるよ?
英語で唄うのは反日ではないのですね、嫌韓な人間にとっては。
バカらしい。

宝物の本。



1984年の初刊だから、もう30年以上前に買ったんだなぁ。
桑田さんのエッセイです。
頬にペイントされたのが何なのか当時は解らなかった。
キレイな形だなって思った。
あとになってこれが韓国の文字って知った。

韓国が好きになってたのは桑田さんからの刷り込みもあったので、じぶんには自然なこと。
桑田さんが好きなもの、オススメは何でも好きになってきたから。

最愛の愛猫が亡くなって1ヶ月ちょっと、深いペットロスで体調も患っていたときが去年の紅白、年越しライヴでした。
それでもサザンが出るってことでTVを点けて、「ほんとだったらじぶんも今、あの場所にいたはずなのにな。。。」なんて観ながらぼんやり思ってた。
桑田さんとサザンがいてくれてありがたかった。

その後、あんなにも桑田さんがディスられ、むりやり謝罪までさせられて、わたしはダブルでダメージだったんだよ。
桑田さんは病気したんだ。
もういじめないで。また病気になったらつらい。

「ファンだったのに桑田にはガッカリだ。ファンやめる」って云ってたひとたち、ファンでもなんでもないじゃん。
桑田さんの曲と唄を聴いてきて、ライヴで観てきてたらそんな思考にならないよ。
正義を装って虐めの群衆心理にじぶんが酔いたいだけでしょ。

ラストの桑田さんの「みんな死ぬなよー!」が今回はより深く届いたライヴでした。
桑田さんが唄っている時代に生まれ生きてることを心からしあわせに思う。

遠征したいけどな~、続いてる地震がやっぱトラウマになってて怖い(;o;)


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