★朝方ムーンライトが好き★

動物と音楽&Liveと海が大好きなワケあり主婦の私的ダイアリー。眼と心に留まった日常を写真でメモる。生きてる証しの雑記。

老猫との暮らし。

2013-08-06 02:00:57 | CAT
夏のいちばんの楽しみ、サマソニまであと4日。
恒例の鬼カブリなタイムテーブルにノタ打ち回りながらも、それもまた悩むのが楽しくて、体力作りのためにランニングにせっせと励む今ごろ。

今年はぜんぜん悩んでないよ。。。

行けないから(´;ω;`)

チケ買い損なった自分が悪い、ひたすら自分が悪い。。。

手数料かからないタワレコやツタヤとかでいつも買ってるんだけど、6月中旬になっても販売情報がなくて、そのうち11日券が完売になって、でも通し券が売り切れになることないだろ~って余裕でいた。

クレカ支払い計画のキリのいいところで、そろそろ買うか~とロッピーをピッピッピーってしたら。。。
売り切れてる(;・∀・)
セブン、ファミマ、またまたローソンとぐるぐる廻り、チケぴも行った。
オンラインも完売。
うっそーーー(;・∀・)
もんのすごい衝撃喰らったわ。

今日までヤフオクチェックしてたけど、1日券で3万円近くまで高騰とか……もう諦めた。

去年かおととしもどっちか1日券が完売になったみたいだけど、数年前はサマソニ完売なんて考えられなかったよねぇ。
アイドルやJ-POPバンドが大量投入されるようになって、もはや”洋楽Rockメインの夏フェス”じゃなくなってしまったけど、日帰りで行けて海外バンドが1度にたくさん観られるサマソニは洋楽ファンにはありがたいよ。

ミッドナイトソニック終盤ごろの、ひとが少なくなったメッセのフードコートが祭りのあとって風情でセンチメンタルで好き。
今年はそんな感傷を味わえないのかぁ。。。

チケ買いそびれてしまった理由は愛猫がらみが大きい。
18歳になるオスのピッポはこの1年で老化が進んでいる。
おそらく近いうちに介護や治療費の出費でライヴ代どころじゃなくなってくると思う。
『ペット保険』を知ったときは、すでに高齢で加入できなかった。
1ヵ月に2~4回ペースで行ってた大好きなライヴは、今年になってグッと減った。
なによりも、1日でもいっしょに傍に居たい。

18歳と云うと「すっごい長生き猫だね」ってビックリされる。
自分からすると道端で出逢ったときと同じ赤ちゃん猫なんだけどな。
つい昨日までは赤ちゃんだったのにね。
いつのまにか、お爺ちゃんだよ。
もう歳とらなくていいのにさ。。。

今もソファで隣にちょこんと座っている。
つぶらな瞳でアタシを見上げてる。
白内障になった瞳はキラキラしていて、エメラルド色で深い湖の色みたい。

耳はすっかり遠くなったみたいで、大声で名前を呼んでも聞こえてないみたい。
耳元で数回、パチンと手を叩くとやっと気が付いて「フニャアー!」と驚いてる(笑)。
子どものころからオットリした性格だけど、反応はすこぶる鈍くなった。

高さ1mくらいの場所にジャンプできなくなったのは15歳ころからだったろうか。

残尿感があるようでトイレに何度も籠もるんだけど、オシッコ出ないときが多くなった。

以前、TVのバラエティー番組で「お土産屋さんの屋根で大声で鳴き客寄せをする高齢のカンバン猫」を観たんだけど、あれは紛れもなく老化現象。
猫は高齢になると鳴き声がハンパなく大きくなるんだよ。
すべての猫が同じか解らないけど、ウチの2匹のオス猫はそう。
振り絞るような切ない鳴き声。見てると人間の認知症に近い症状に思える。

ブラッシングしても毛がボサボサで艶がなくなった。
太もも、腰周りの筋肉が落ちてそこだけ異常に痩せてて、漫画に出てくる人間のお爺ちゃんみたい。
そのヨボヨボさが可愛くてね。

4年前に17歳6カ月で亡くなった愛猫フーちゃんと、同じような経過を辿ってる。
オス猫は13歳ころから老化が表れ、15歳を境にグンと加速するような気がする。

フーちゃんは猫飼い初心者だった自分に後悔する点がたくさんあった。
『猫の飼い方』的マニュアル本を鵜呑みにして、赤ちゃんのときにチョコレートや人間用のカツオブシを食べさせるクセをつけてしまった。
猫の身体に糖分、塩分が良いハズない。
TVCMに踊らされ、嗜好性は高いけど栄養バランスは不充分なキャットフードを与えてしまっていた。
18歳まで生きられなかったのは、きっと、それも影響してんのかなーって後悔しちゃうんだよね。

ヒトも動物もストレスがいちばん良くない。
ピーたんが認知症のようにギアアーギアアーと鳴き出しても、優しく相槌をうって、優しく優しく撫でて。
そうすると今のところはすぐ落ち着いてくれる。

老いた相棒に「大丈夫、大丈夫。」と呪文のように話しかけながら撫でてると、泣いてしまうんだよね。
3日に1度は泣いてる日々。
いつかくる(きっと、そんなに遠くない)別離が哀しくて辛くて胸が苦しくなって涙がとまらなくなる。

深夜、お風呂も片付けも終えてリラックスするとき、必須だった音楽はかけないようになった。
猫たちの呼吸、寝息が音楽の代わり。
TVはもともと殆ど観ない。部屋に居るときはずっとラジオなので、最近あんまり聴いてないから音楽情報が疎くなったなぁ。


「ひとりの科学博士が人工で美しい女性を創りました。感情も知性もあるその女性と、博士は深く愛し合うようになり幸せな日々を送っていました。
しかし、薬の副作用なのか博士の失敗なのか、女性は急激に老いていきます。」

結末はうろ覚えでタイトルも思い出せないのだけど、すごい昔にこんな洋画を観た。
猫と暮らすようになってから、愛猫たちの老いを感じるたびに思い出す映画。

「立派な猫又におなりよ」と、いつも猫たちに云ってる。
20歳まで生きた猫は尻尾が2つに分かれ、猫又になるという古くからの迷信。
20歳以上生きてる猫はたくさんいるけど、ちゃんと猫又に昇格してんのかな?

そんなウチ猫事情で、ついついサマソニチケを買い伸ばしてしまったのでした。
3万円は今後の治療費として貯金。
今年は猫たちと家フェスでいいや。

前にも書いたんだけど、ヒゲがこんなに短いの。

子どものころは長くて立派なヒゲがちゃんとあったんだけど、生前のフーちゃんがゴミと勘違いしたのかガシガシ咬んでむしっちゃって。
痛かったろうなぁ。
フーちゃんに止めさせようとしても良い案が浮かばず、毎日々々、むしられて……とうとうヒゲは伸びなくなってしまった。
猫にとってヒゲは大事なアンテナ。
細くて狭いスペースを上手にスルスルすり抜けられるのもヒゲのおかげ。
よくぞこんなに短いヒゲでがんばってくれたよ。

愛猫に先立たれるのは辛いけど、現在、新入りニャンコを迎える計画中。
ウチに居るのは今、18歳のピッポと12歳のチロル。
とっても仲のいいイタズラコンビ(^ω^)
ピッポが居なくなってしまったら、チロルは元気なくなってガクっと老いると思う。
それが怖いから。

探してるときには道端でなかなか出逢えないもので。。。

そして保護猫ボランティアさんから仔猫を介してもらうことになったんだけど。。。
このこと、別にまた記したいと思う。

これからはまた、時間あるときはできるだけ、愛猫たちのことを記録していこう。
いっしょに居られる時間が過ぎていくのが惜しい。

ひさびさのライヴは8日、横浜 BAY HALLでのNas。
サマソニにも出演となって「おお~、2度もNas観れるのか!」と喜んだけど、今となっては迷わずチケ買っといてホントよかった。
サマソニの逆効果で単独チケ売れ残ってるようだけど。。。
日本のクソなインチキ歌謡ヒップホップのせいでhiphop敬遠してる音楽ファンは、1度Nas聴いてみてほしいと思うよ。
8日もフロアのほとんど野郎しか居なさそうだな。
きっと、いいヴァイブスになるはず。