前回の日記にコメント、メールくださった方、本当にありがとうございました。
返信できないまま不義理で申し訳ないってずっと思っていました。
ごめんなさい。
哀しくて気力が出ないと云うより、獣医への憎しみが頭ん中を占め続けて前へ進むことができない。
mixiもブログもメロディの写真と動画や嬉々とした親バカ記録がいっぱいで。
見るの辛かった。
溜まってるだろうマイミクさん、ブログ友さんの日記は徐々に拝読していきますね。
お礼のメールも後日送らせてください。
メロディへ弔いの言葉を深く感謝しています。
今回ばかりは”時間薬”がなかなか効いてこなかった。
だってメロディは寿命ではなく、殺されたも同然としか思えない。
去年亡くなったフーちゃんは猫の平均寿命以上を長生きして、いっぱい一緒にいてくれた。
だから死んだ時は哀しくても時間薬が癒してくれた。
先週末、やっと猫コタツをしまった。
もうコタツのシーズン終わってたけど、片付けちゃうの淋しくて。
メロディのお気に入りだった。
陣地のようにして得意げになってた。
コタツ布団を洗って、付いてたメロディの黒毛を掃除機で吸い取って。
箱にしまってクローゼットに片付けて、気持ちのリセットが1つ終了。
メロディといっしょに病院や買い物で通った道は泣けてくる。
背中に背負ったキャリーに入れたメロディの温もりが恋しい。
「ちゅーん」って不安そうに鳴くたび、「メッロたっん♪」って唄ってあやして。
オトナになって美しく成長したメロディを想像するのも楽しみだった。
親の目から見ても美猫だった。
夢のすべてが奪われた。
めちゃめちゃ長くなるので興味ある方だけ目を通してください。
ホントに長いです。
(私的記録とは云え、公に公開してるブログ(mixiでは日記)だから但し書きしとく)
この1週間、書いては消して消しては書いて…を繰り返した。
「もうすべてに目を瞑り忘れてしまおう」
これ以上傷つきたくないから、そうも思った。
だけど自分が獣医への憎しみを忘れてしまったら、メロディがこの世界に存在した証しがなくなってしまうもの。
もしアタシが明日死んでしまったら、メロディが受けた不条理な痛みの記録が残らなくなってしまう。
このままじゃ前へ進めない。
重複だらけで感情的な記録。
だから何度も消したし打ち直した。
でもそれを繰り返してるうちに、感情的でもいいじゃないか。そう吹っ切れてきた。
やっぱ時間は薬なんだね。
生活するためにヒトは働く。
だけど、命を”商売”にするのはクズ。
ペットショップやブリーダーも一部を除いて同様。
屍になってからも命をクイモノにする悪質なペット葬儀屋など、外道は後を絶たない。
動物病院を提訴すること考えた。
勝算はない。
ベイシェラトンの大広間一室を借り切ってセミナー主催できるような金持ち獣医だから、裏コネ・圧力あるだろう。
(金持ちと云うより、お金への執着心は成金獣医って思えるけど)
逆に訴えられてボロボロに疲れて地獄の日々になるのが見えてる。
提訴する勇気がないのもある。
だけどコレ以上もう苦しみたくない。
自分の生活がままならなくなってしまえば残った愛猫たちを守れなくなってしまう。
病院側が名誉毀損と脅してきたって上等。
だって疚しいだろ?
メロディの尋常じゃない姿を見て見ぬふりし、体裁繕いごまかし、アタシとメロディを放置して他の作業にかかり始めたスタッフ。
コイツ、神の前で誠を誓えないとアタシは断言できるよ。
苦しんでるメロディを診ようともせず、アタシの視線から逃げるようにそそくさと動き回って、ナニゴトもなかったようにしてた。
それでも自分は信じて、苦しんでるメロを抱きかかえながら2分ほど立ち尽くして待っていたんだよ。
動物の命を守ろうとしてる人間が、まさかそんな行為に出るとは思わないもの。
そして、コイツは逃げようとしてるんだと察して、他スタッフを呼んだんだ。
メロディが腕枕でいつもどおりスヤスヤ寝てると思って目覚めると腕の中はからっぽ。
動物病院への怒りと憎しみ、悔しさから始まる毎日。
しんどい。
その『W動物病院』は地元横浜駅から30分弱とはいえ、徒歩圏内にある。
万が一他病院にご迷惑かけるといけないので、『W』は”渡辺”など漢字ではなく、英語名です。
横浜駅周辺は飲食店やショップで占められた商業エリアなので、動物病院の需要が少ない立地。
数軒の中から選択できる環境ではない。
(皮肉なことにメロが亡くなる前後くらいになって、以前から噂されていて心待ちにしてたチャリ圏内の新病院が2件も開院しました)
近所で行きかう犬の散歩してるヒトやスーパーでキャットフード買ってるヒトなんかを見つけるたび、「どこの獣医さんに行かれてますか?良い病院を教えてもらえませんか?」って尋ねてた。
でも車所有者じゃない飼い主さんはみんな「あそこしか無いから」と『W動物病院』を利用。
『W動物病院』が開院されるまでは遠くの獣医まで行くしかなかったそうです。
街中の動物病院はほとんどが”犬猫”のみの診療だけど、『W動物病院』はエキゾチックアニマル全般も診ているのでさらに需要が高いのでしょう。
エキゾチックアニマルはウサギやフェレット、亀なども含む、犬猫以外のことです。
しょうがなく『W動物病院』をかかりつけにしてましたが、管理の適当さと院長への不信感が募り見切りをつけて、それから数年は動物病院ジプシーを続けた。
(現在はかかりつけ獣医さんいます)
愛猫たちは健康だったので年に1度のワクチン接種や健康診断くらいなら、それでナンとかなってた。
しかし老いてきたフーちゃんが2008年から本格的に治療が必要になり、自転車に乗せて長時間を移動させられないので、しかたなくまた『W動物病院』に行きはじめました。
だけどずっと心に誓ってた。
「ぜったい、この病院で最期を迎えさせない」と。
待合室でよく顔を合わせる飼い主さんから「ウチの仔はここで入院中に夜中に死んでしまった。死に目に逢えなかった」と聞かされていたことも、「この病院で入院=生きて戻らない」という不吉な予感に繋がってた。
それに繁盛してる病院なのに、”大型犬も猫も鳥もハムスターも”みんな同じ病室!!
まともな入院部屋というのがない。
スタッフの作業室と兼用になっていて騒がしく、病気の動物たちに良い環境ではないと思えてた。
同じ環境でも良い病院はたくさんあると思いますが、これは動物病院として重要なマイナス点です。
特に猫やウサギの飼い主にとってはね。
でも途中で、フーちゃんがまだ元気なころに知り合った動物愛護活動されてる方に『W動物病院』はやめたほうが良いと勧められ、自分なりに悩んだけど他へ転院させた。
転院先も問題ある獣医だったけど、最期を住み慣れた我が家で自分の腕の中で迎えさせることができたから後悔はない。
それなのにメロディを『W動物病院』に任せたのは自分の意思ではなく、同居人の独断。
弱ってる仔猫を1度任せてしまえば、簡単に転院なんかさせられない。
正確な年は覚えてないけど、確か6~7年前くらいに「2ちゃんねる」の動物病院スレッドで『W動物病院』元スタッフによる院長の内部告発書き込みがありました。
捏造じゃないなって思った。告発したスタッフがなんとなく見当がついた。
告発内容は院長に抱いていた不信感を明白にしてた。
『動物虐待になるような、裏ではあくどいことをしている』
その書き込みを保存してないので詳細は書けない。
「自分の選択は正しかった」と安堵したものでした。
自分は直接、見聞したこと以外はむやみに”事実”と見なさないよう心がけてます。
無責任で愚かなことだと思ってるから。
だけど書く。
この話を教えてくれた人物は自身で体験したことを、虚偽なく話してくれたと確信できるから。
その方は地域猫のNPO活動されてます。
捨て猫、野良猫を保護し里親を探すボランティアさんです。
いつも世話をしている野良の仔が事故で大怪我をし、救急で『W動物病院』へ連れていき骨折手術になったとのこと。
その方も以前は『W動物病院』を利用していたけど、同様に院長に不信感あって見限ったそうです。
だけど事故で緊急だったので致し方なくとのことでした。
後日、かかりつけの他病院でレントゲンを撮ったところ、とんでもない事実が発覚。
治療のための手術をした形跡はなく、ボルトのようなモノで骨折部分を押さえていただけらしい。
数十万(金額はウロ覚えです)の手術費を請求され、きちんと支払った後のことでした。
その方はもちろん『W動物病院』に抗議したけど、威圧的な居直りに出られラチがあかなかったとのこと。
レントゲン撮影をした他獣医にも「レントゲン写真は貸すことできるけど、獣医師会のシガラミがあるので(圧力でつぶされるの意でしょうね)証言できない」とビビられ、泣き寝入りするしかなかったそうです。
「あんな『W動物病院』だけど、無くなってしまったらあそこしか行けない飼い主さんは困るし諦めるしかない」と云うボランティアさんの言葉に胸が痛んだ。
ご高齢者や身体に障害あったり病気だったり…近場じゃないと利用できない飼い主さんもいるんです。
被害に遭った猫はその後、他病院できちんと治療を受け治したそうです。
『W動物病院』は不正を認めず、1円の返金もしなかった。
コレもボランティアさんから教えてもらった話です。
『W動物病院』は開院するにあたり、一億円の借り入れしたとのこと。
そして、一億円をたった1年で返済したと。
尋常じゃない返済額。
『W動物病院』は相場の数倍も診療・入院料金が高い。
なのに、犬も猫も作業室もいっしょくたの病室。
(診察室は別です)
料金設定は院長の自由らしいので、それはケチつけることではない。
高くてもそれに見合った診察・治療・看護をしてくれたら良いだけのこと。
命をお金にはかえられないよ。
病気やケガを治して元気にしてくれたら神さまです。
不誠実と思うのは、明細書に薬の種類や治療項目の金額が端数まで書かれないこと。
「診察費 ○○○○円」と汚い字で書かれてるだけです。
安くて5千円、1万円。
3万円、5万円、10万円……1円などの端数が出ないんです。
きちんと薬などの金額を明細に書かない。
待合室では他飼い主さんのお会計金額も聞こえてきます。
安くても万単位しか聞いたことがない。
「読めないような悪筆にしてるのはたぶん意図的に」とボランティアさんは云ってた。
自分もずっとそう思ってた。
検査結果表にしても、印字が長持ちしない質の悪い用紙を使う。
”記録は隠滅”みたいなアクドサを感じてた。
そう思えるのは、”会計時に視線を合わせない”からもあった。
疚しさあるみたいに感じてしまうんだよ。
ボランティアさんの話では、「税務署に告発して調べたら何かしら不正が出るはず」だと。
けどね、そこまで徹底的に調査できるヒマな一般人ってなかなか居ないでしょ。
ボランティアさんは仕事と家庭をもちながらNPO活動してる。生活が壊れてしまいます。
コレもボランティアさんから聞いた話。
保護した野良猫をを自分で飼おうと診せにきたご高齢の方が、お会計で「3万円」と請求されビックリして言葉を失っていたそうです。
ボランティアさんの見た限りでは、特に大きな処置はなくて触診などの簡易健康診断程度だったらしい。
それで3万円は通常じゃ考えられない金額。
見た目ではおそらく年金暮らしのおじいちゃん。
年金でやりくりして、せっかく猫と暮らそうとしてたのに…。
”飼いたくてもお金がないから猫はもう要らない”と、おじいちゃんが思うようになるのが怖いとボランティアさんは話していた。
せつないエピソード。
捨て猫、野良猫たちが人間の家庭に家族として迎えられるのはほんの一握りなんだよ。
もしおじいちゃんが独り暮らしで、淋しいと思って生活していたら、その猫との暮らしをどれほど楽しみにしていただろうか。
フーちゃんの時もメロディの時も治療費は高額でした。
院長夫妻からしたら”ハシタ金”かもしれない。上客じゃないかもしれない。
だけど自分には必死の捻出でした。
金銭感覚は価値観の相違あるけど、『W動物病院』の料金設定と治療内容を疑問に思ってたのは自分だけじゃない。
メロディの火葬に立ち会ってくれた方も見限って転院した。
「ムダに”高額な”点滴をたった一晩に何本も打たれ、良くなるのも逆に悪くなってしまう」と。
てか、メロディは保護した日から数日は酸素室を使っていたけど、元気になってからいったい”ナニを治療”したの?
サッパリ解からない。
去年、時間許す限りできるだけ記録してるけど、メロディの長期入院はおかしいとしか思えなかった。
確かに保護した時は衰弱してたらしい。
”らしい”と云うのは同居人が保護したので自分の目で保護した時の状態を見てないから。
数日後には元気になって、待合室で他の飼い主さんたちにも「元気そうに見えるけどどこが悪くてずっと入院してるの?」っていつも訊かれてた。
入院が2週間を超えるあたりから、院長やスタッフに退院できない理由を何度も訊く。
そのたびに院長とスタッフは、「3時間おきにゴハンあげてますので○×△●×◆」と超早口で語尾を濁す。
それも院長もスタッフも同じジェスチャーしながら。
(人差し指と中指を箸のようにして、口に運ぶジェスチャー)
「料金と診療内容を訊いてきた飼い主にはこう云うように」と、マニュアルでもあるかのように。
3時間おきの給餌ならウチでできるじゃないですか。
ウチの猫たちはみんな衰弱に近い状態で保護したので、それくらいの世話は平気。
平気どころか、せっかくの授乳時期だったのに入院してたせいでミルク飲ませることできなかった!
ウチに早く連れてきて授乳させるのどんなに楽しみにしてたか!
しかしモノではなく”命”です。
たとえ病院に不信感あっても、素人判断のせいで取り返しがつかなくなってしまったら、と云う不安があるから。
だから、しかたなく病院を信じるしかないんだ。
飼い主の弱みってヤツです。
入院4週目に入って、「こんなに長く退院できない理由が解からない。退院できないということは治療内容が良くないからではないか?ウチにはもう入院費を払うの困難」
初めて強く抗議した。
その翌日から1日の入院日が若干、割引にはなりました。
元が高いからソレでもかなりの負担額だし、しかも…割引になったとたん数日後に退院させられた。
『W動物病院』を信頼できない”事実”もある。
誤診とは云えないかもしれないけど、寄生虫検査結果のミス。
野良出身の仔は、保護した時は高確率でお腹に虫がいる。
1匹飼いなら問題ないけど、多頭飼いの場合は他の仔に感染しないよう完全隔離しなくてはならない。
それはウチでは結構大変なことなんです。
そしてやっと駆虫して検査結果が陰性と出て…。
ところが”陰性”と云われたあと、数日経ってから”あ、陽性でした、間違えました”と。
それじゃもう遅いんだよ、安堵してやーっと猫たちを接触OKにしたあとじゃ、もう取り返しつかないんだよ。それまでの苦労も水の泡。
これは長女猫チーちゃんを保護した時でした。
そしてメロディの月齢も大幅にミスした。
保護して最初に「生後1ヵ月」と診断された。
どう見たって生後2週間にもなっていないし、自分がメロディと思える仔猫を初めて目撃してから1ヵ月も経ってないのに。
そしたら案の定、あとになって訂正してきた。
生後1ヵ月の仔猫って、けっこうシッカリしてきてるもんだよ。プロの獣医でありえないミスじゃないの?
『W動物病院』は”心”がない
金儲けに憑りつかれ鬼と化した。
でっぷり太ったメタボ腹の院長。
”とりあえず流行のサロンで流行のヘアにしてきた”みたいな院長婦人。
入院部屋の設備はオロソカなのに、いったいドコにお金使ってんの???
今の猫ワクチンは四種が普通なのに、三種で四種より高い料金をとる。
豪華なセミナー開催するより、その何分の一のお金を保護猫・犬シェルターなどに寄付しようと思わないの?
「障害ある猫だからしかたない。障害悪化して急死した」と院長は云ったよ。
悪化させたのは病院のずさんな看護・環境じゃないのですか?
メロディは口から泡を噴いてヨロヨロしているのに気付かないフリをして放置してた男スタッフ!!!
先住猫チーちゃんからの容赦ない攻撃に怯むことなく、仕返しさえしてたヤンチャなメロディ。
興奮したり、てんかん、痙攣なんて1度もなかったんだよ!!!
メロディが怯えて怒って、興奮するまで追い詰められた理由があるとしか思えないんだよ。
そう確信できるのは、そのスタッフのキョドっていた言動からです。
「今、タオルを取り替えたからそれで興奮したんでしょう」
尋常じゃないメロディの姿にビックリしたアタシの問いかけに、悠長な返答第一声がコレだった。
そしてティッシュでメロディの泡をサッと拭くだけで、このスタッフはアタシの視線から逃げるように移動した。
以前、たまたま日記に書いてるけどメロディはタオルが大好きだった。
それはたぶん、保護して1ヵ月も入院してたときケージの中でオモチャになるのはタオルだけだったから。
退院してウチに連れてきてもしばらくは段ボールハウスとアタシの膝の上だけの生活だったので、やっぱりタオルといつもじゃれて遊んでた。
寝転びながら四肢でタオルに抱きついたり、ちゅうちゅう吸ったり。
メロディにとってきっと、タオルは癒しのアイテム。
だから、アタシがmixiでプロフ写真にしてるのも”タオルの上でじゃれてるメロディ”です。
あのとき、自分が面会に行ってなければどうなっていたんだ!
アタシは1度もメロディを叩いたり、怒鳴ったりしたことはありません。
邪険に扱われるのは慣れてない仔です。
邪険にされた懸念もあるのは、そのスタッフの日頃の仕事態度を見てのことです。
優しく一生懸命な男性スタッフさんも2名いるのに、何で、よりによって、このクズスタッフに……!
小脳障害あるのに鎮静剤を打ちまくるなんて殺したも同然ではないか!!
てんかんには”鎮静剤”ではなく、”てんかん剤”が使われるそうです。
小脳・脳障害ある仔でも”てんかん剤”は大丈夫だそうです。
同じ障害をもつ仔を育ててる方があとから教えてくれました。
メロディの代替なんてない。
メロディを返して!
殺された同然の料金は5万円でした。
たった2泊3日程度の入院と、打ってはいけない大量の鎮静剤だけで5万円。
この金額の内訳には、たった5分ほどのパフォーマンス代も含まれるのでしょうか。
『W動物病院』から連絡あって駆けつけた時、メロディは心臓マッサージをされていた。
だけど、自分はすぐに察した。
すでにメロディは亡骸になっていたのだと。
院長と女スタッフが一生懸命に延命措置する”フリ”を演じてただけなんだろうと。
こちらから訊くまで死亡(推定)時間さえ云わなかった院長。
院長が心臓マッサージを止めた時間がそのままメロディの死亡時間とされたよ。
アタシの問いに慌てて腕時計を見て死亡時刻を決めたのもおかしいでしょ。
何時何分何秒に天国へ旅立ったのかも解からないまま。
どんなに悔しいか!
だけど自分は「今まで可愛がって頂いてありがとうございました」と一礼して、冷たくなった亡骸を抱いて帰った。
だってせめて穏やかに眠らせてあげたいから。
憎しみ丸出しの争ってる自分をメロディに見せたくないから。
猜疑心で頭おかしくなってると思われるヒトいるかもしれないけど、家族には解かる勘ってぜったいあるんだよ。
てかね、かけがえのない命を粗末にされておかしくならないほうがどうかしてるだろ。
猫1匹も人間1人も同じ命なんだよ。
その1匹の存在がどんなに自分を幸福にしてくれたか。
友だちであり我が子であり、血を超えた絆の家族。
作業室と入院部屋が兼用になった狭い場にゴチャゴチャといるたくさんのスタッフ。
それなのに、メロディは誰にも気付かれず、見送られず、ひっそりと死んでいったのかもしれない。
そう思うとね、身を引き裂かれるように苦しいんだよ。
悔しくてならないんだよ。
ぎこちなくてもちっちゃな舌で前足を毛繕いしてた、入院する直前のメロディ。
メロディの毛繕いはいじらしくてならなかった。
身体は不自由でもキレイでいようとする猫としての本能が可愛くて、いじらしくて。
生まれてたったの8ヵ月。
まだあどけなくて好奇心いっぱいで、不自由な身体に負けなかった元気な子。
入院する2日前、買ったばかりの7,000円もするアタシのルームシューズをイタズラしてガジガジかじって。
手足や首が不自由なせいか、メロディはかじるコトで意思表現するトコあった。
メロたんが残していったいくつかのカジリ痕。
見るとせつなかったけど、今では、その傷がメロディの分身のように思えてる。
あの子が残していったものは何でも愛しい
健常な猫が当たり前にできるコトがメロディにはとてつもなくハードル高くて。
でも挫けなかった。教えたことは一生懸命やってた。
たった8ヵ月。いったい何のために生まれてきたの。
ラジオやTVから好きな曲が流れるとメロディを抱っこしてダンス。
介護で自分の外出がままならなくても、部屋で猫たちと過ごす時間は満たされてた。
外出しようとすると不自由な足であと追ってきて、ドアのガラス越しに「オオーンオオーン」ってクチをひし形にして鳴く恋しい姿。
mixiで懇意にしてくれてる猫友さんが出産の里帰りから戻ったら、品川にある獣医さんを紹介してくれるコトになっていた。
メロディの障害治療というより、この子がより快適に暮らせる工夫など相談できる存在がほしかった。
だから、自分のためのカウンセラーです。
障害が痛みと苦しみを伴なわない限りはこのままで良いと決めたのです。
天からこの身体を授かったのなら、この身体でそれなりに暮らせばいいじゃないか。
高度医療の大学病院で麻酔をかけられ検査だらけの日々にさせるより、ゆったり穏やかに過ごさせてあげたかった。
自慢したい愛くるしいメロディの姿いっぱいあった。
いつかムービー撮ろうと思いながら、残せないままになっちゃった。
自分の両手はカメラ持つよりメロディの身体を支えるのでいっぱいだった。
メロディの体調、排泄の回数、状態、時間、食欲etc…毎日欠かすことなく記録してた手作りの『メロたん日誌』。
9ヵ月分も余白がある。
キリがない。
暮らした日々は短くてもメロディとの想い出はズッシリある。
タイトルの『幻の命』は世界の終わり(邦楽バンド)の曲名です。
メロが死んでからしばらく音楽チャンネルのSSTVでパワープッシュされていて、TV点けっぱにしてるといつも耳に入ってきて。
良い曲だなぁ、ってボーっと聴いてると、「病院で死んだ」「子ども」「夢で逢えたら」のワードがその時の自分とシンクロして印象深い1曲になりました。
こっちの世界にいたときより、今のほうが幸せでいておくれ。
1つも悪いことしてないのに苦しい思い、痛い思い、怖い思いをしたのだから、この世にいたときよりずっとずっと幸せで健康になる権利ある。
そして、ママを忘れないでいて。
閑話休題で音楽雑記。
と云うか、メロの死から追い討ちかけるようにショッキングなコトでした。
『W動物病院』の話題とはいっしょにしたくないのと、文字数制限もあるので次へ分割します。
返信できないまま不義理で申し訳ないってずっと思っていました。
ごめんなさい。
哀しくて気力が出ないと云うより、獣医への憎しみが頭ん中を占め続けて前へ進むことができない。
mixiもブログもメロディの写真と動画や嬉々とした親バカ記録がいっぱいで。
見るの辛かった。
溜まってるだろうマイミクさん、ブログ友さんの日記は徐々に拝読していきますね。
お礼のメールも後日送らせてください。
メロディへ弔いの言葉を深く感謝しています。
今回ばかりは”時間薬”がなかなか効いてこなかった。
だってメロディは寿命ではなく、殺されたも同然としか思えない。
去年亡くなったフーちゃんは猫の平均寿命以上を長生きして、いっぱい一緒にいてくれた。
だから死んだ時は哀しくても時間薬が癒してくれた。
先週末、やっと猫コタツをしまった。
もうコタツのシーズン終わってたけど、片付けちゃうの淋しくて。
メロディのお気に入りだった。
陣地のようにして得意げになってた。
コタツ布団を洗って、付いてたメロディの黒毛を掃除機で吸い取って。
箱にしまってクローゼットに片付けて、気持ちのリセットが1つ終了。
メロディといっしょに病院や買い物で通った道は泣けてくる。
背中に背負ったキャリーに入れたメロディの温もりが恋しい。
「ちゅーん」って不安そうに鳴くたび、「メッロたっん♪」って唄ってあやして。
オトナになって美しく成長したメロディを想像するのも楽しみだった。
親の目から見ても美猫だった。
夢のすべてが奪われた。
めちゃめちゃ長くなるので興味ある方だけ目を通してください。
ホントに長いです。
(私的記録とは云え、公に公開してるブログ(mixiでは日記)だから但し書きしとく)
この1週間、書いては消して消しては書いて…を繰り返した。
「もうすべてに目を瞑り忘れてしまおう」
これ以上傷つきたくないから、そうも思った。
だけど自分が獣医への憎しみを忘れてしまったら、メロディがこの世界に存在した証しがなくなってしまうもの。
もしアタシが明日死んでしまったら、メロディが受けた不条理な痛みの記録が残らなくなってしまう。
このままじゃ前へ進めない。
重複だらけで感情的な記録。
だから何度も消したし打ち直した。
でもそれを繰り返してるうちに、感情的でもいいじゃないか。そう吹っ切れてきた。
やっぱ時間は薬なんだね。
生活するためにヒトは働く。
だけど、命を”商売”にするのはクズ。
ペットショップやブリーダーも一部を除いて同様。
屍になってからも命をクイモノにする悪質なペット葬儀屋など、外道は後を絶たない。
動物病院を提訴すること考えた。
勝算はない。
ベイシェラトンの大広間一室を借り切ってセミナー主催できるような金持ち獣医だから、裏コネ・圧力あるだろう。
(金持ちと云うより、お金への執着心は成金獣医って思えるけど)
逆に訴えられてボロボロに疲れて地獄の日々になるのが見えてる。
提訴する勇気がないのもある。
だけどコレ以上もう苦しみたくない。
自分の生活がままならなくなってしまえば残った愛猫たちを守れなくなってしまう。
病院側が名誉毀損と脅してきたって上等。
だって疚しいだろ?
メロディの尋常じゃない姿を見て見ぬふりし、体裁繕いごまかし、アタシとメロディを放置して他の作業にかかり始めたスタッフ。
コイツ、神の前で誠を誓えないとアタシは断言できるよ。
苦しんでるメロディを診ようともせず、アタシの視線から逃げるようにそそくさと動き回って、ナニゴトもなかったようにしてた。
それでも自分は信じて、苦しんでるメロを抱きかかえながら2分ほど立ち尽くして待っていたんだよ。
動物の命を守ろうとしてる人間が、まさかそんな行為に出るとは思わないもの。
そして、コイツは逃げようとしてるんだと察して、他スタッフを呼んだんだ。
メロディが腕枕でいつもどおりスヤスヤ寝てると思って目覚めると腕の中はからっぽ。
動物病院への怒りと憎しみ、悔しさから始まる毎日。
しんどい。
その『W動物病院』は地元横浜駅から30分弱とはいえ、徒歩圏内にある。
万が一他病院にご迷惑かけるといけないので、『W』は”渡辺”など漢字ではなく、英語名です。
横浜駅周辺は飲食店やショップで占められた商業エリアなので、動物病院の需要が少ない立地。
数軒の中から選択できる環境ではない。
(皮肉なことにメロが亡くなる前後くらいになって、以前から噂されていて心待ちにしてたチャリ圏内の新病院が2件も開院しました)
近所で行きかう犬の散歩してるヒトやスーパーでキャットフード買ってるヒトなんかを見つけるたび、「どこの獣医さんに行かれてますか?良い病院を教えてもらえませんか?」って尋ねてた。
でも車所有者じゃない飼い主さんはみんな「あそこしか無いから」と『W動物病院』を利用。
『W動物病院』が開院されるまでは遠くの獣医まで行くしかなかったそうです。
街中の動物病院はほとんどが”犬猫”のみの診療だけど、『W動物病院』はエキゾチックアニマル全般も診ているのでさらに需要が高いのでしょう。
エキゾチックアニマルはウサギやフェレット、亀なども含む、犬猫以外のことです。
しょうがなく『W動物病院』をかかりつけにしてましたが、管理の適当さと院長への不信感が募り見切りをつけて、それから数年は動物病院ジプシーを続けた。
(現在はかかりつけ獣医さんいます)
愛猫たちは健康だったので年に1度のワクチン接種や健康診断くらいなら、それでナンとかなってた。
しかし老いてきたフーちゃんが2008年から本格的に治療が必要になり、自転車に乗せて長時間を移動させられないので、しかたなくまた『W動物病院』に行きはじめました。
だけどずっと心に誓ってた。
「ぜったい、この病院で最期を迎えさせない」と。
待合室でよく顔を合わせる飼い主さんから「ウチの仔はここで入院中に夜中に死んでしまった。死に目に逢えなかった」と聞かされていたことも、「この病院で入院=生きて戻らない」という不吉な予感に繋がってた。
それに繁盛してる病院なのに、”大型犬も猫も鳥もハムスターも”みんな同じ病室!!
まともな入院部屋というのがない。
スタッフの作業室と兼用になっていて騒がしく、病気の動物たちに良い環境ではないと思えてた。
同じ環境でも良い病院はたくさんあると思いますが、これは動物病院として重要なマイナス点です。
特に猫やウサギの飼い主にとってはね。
でも途中で、フーちゃんがまだ元気なころに知り合った動物愛護活動されてる方に『W動物病院』はやめたほうが良いと勧められ、自分なりに悩んだけど他へ転院させた。
転院先も問題ある獣医だったけど、最期を住み慣れた我が家で自分の腕の中で迎えさせることができたから後悔はない。
それなのにメロディを『W動物病院』に任せたのは自分の意思ではなく、同居人の独断。
弱ってる仔猫を1度任せてしまえば、簡単に転院なんかさせられない。
正確な年は覚えてないけど、確か6~7年前くらいに「2ちゃんねる」の動物病院スレッドで『W動物病院』元スタッフによる院長の内部告発書き込みがありました。
捏造じゃないなって思った。告発したスタッフがなんとなく見当がついた。
告発内容は院長に抱いていた不信感を明白にしてた。
『動物虐待になるような、裏ではあくどいことをしている』
その書き込みを保存してないので詳細は書けない。
「自分の選択は正しかった」と安堵したものでした。
自分は直接、見聞したこと以外はむやみに”事実”と見なさないよう心がけてます。
無責任で愚かなことだと思ってるから。
だけど書く。
この話を教えてくれた人物は自身で体験したことを、虚偽なく話してくれたと確信できるから。
その方は地域猫のNPO活動されてます。
捨て猫、野良猫を保護し里親を探すボランティアさんです。
いつも世話をしている野良の仔が事故で大怪我をし、救急で『W動物病院』へ連れていき骨折手術になったとのこと。
その方も以前は『W動物病院』を利用していたけど、同様に院長に不信感あって見限ったそうです。
だけど事故で緊急だったので致し方なくとのことでした。
後日、かかりつけの他病院でレントゲンを撮ったところ、とんでもない事実が発覚。
治療のための手術をした形跡はなく、ボルトのようなモノで骨折部分を押さえていただけらしい。
数十万(金額はウロ覚えです)の手術費を請求され、きちんと支払った後のことでした。
その方はもちろん『W動物病院』に抗議したけど、威圧的な居直りに出られラチがあかなかったとのこと。
レントゲン撮影をした他獣医にも「レントゲン写真は貸すことできるけど、獣医師会のシガラミがあるので(圧力でつぶされるの意でしょうね)証言できない」とビビられ、泣き寝入りするしかなかったそうです。
「あんな『W動物病院』だけど、無くなってしまったらあそこしか行けない飼い主さんは困るし諦めるしかない」と云うボランティアさんの言葉に胸が痛んだ。
ご高齢者や身体に障害あったり病気だったり…近場じゃないと利用できない飼い主さんもいるんです。
被害に遭った猫はその後、他病院できちんと治療を受け治したそうです。
『W動物病院』は不正を認めず、1円の返金もしなかった。
コレもボランティアさんから教えてもらった話です。
『W動物病院』は開院するにあたり、一億円の借り入れしたとのこと。
そして、一億円をたった1年で返済したと。
尋常じゃない返済額。
『W動物病院』は相場の数倍も診療・入院料金が高い。
なのに、犬も猫も作業室もいっしょくたの病室。
(診察室は別です)
料金設定は院長の自由らしいので、それはケチつけることではない。
高くてもそれに見合った診察・治療・看護をしてくれたら良いだけのこと。
命をお金にはかえられないよ。
病気やケガを治して元気にしてくれたら神さまです。
不誠実と思うのは、明細書に薬の種類や治療項目の金額が端数まで書かれないこと。
「診察費 ○○○○円」と汚い字で書かれてるだけです。
安くて5千円、1万円。
3万円、5万円、10万円……1円などの端数が出ないんです。
きちんと薬などの金額を明細に書かない。
待合室では他飼い主さんのお会計金額も聞こえてきます。
安くても万単位しか聞いたことがない。
「読めないような悪筆にしてるのはたぶん意図的に」とボランティアさんは云ってた。
自分もずっとそう思ってた。
検査結果表にしても、印字が長持ちしない質の悪い用紙を使う。
”記録は隠滅”みたいなアクドサを感じてた。
そう思えるのは、”会計時に視線を合わせない”からもあった。
疚しさあるみたいに感じてしまうんだよ。
ボランティアさんの話では、「税務署に告発して調べたら何かしら不正が出るはず」だと。
けどね、そこまで徹底的に調査できるヒマな一般人ってなかなか居ないでしょ。
ボランティアさんは仕事と家庭をもちながらNPO活動してる。生活が壊れてしまいます。
コレもボランティアさんから聞いた話。
保護した野良猫をを自分で飼おうと診せにきたご高齢の方が、お会計で「3万円」と請求されビックリして言葉を失っていたそうです。
ボランティアさんの見た限りでは、特に大きな処置はなくて触診などの簡易健康診断程度だったらしい。
それで3万円は通常じゃ考えられない金額。
見た目ではおそらく年金暮らしのおじいちゃん。
年金でやりくりして、せっかく猫と暮らそうとしてたのに…。
”飼いたくてもお金がないから猫はもう要らない”と、おじいちゃんが思うようになるのが怖いとボランティアさんは話していた。
せつないエピソード。
捨て猫、野良猫たちが人間の家庭に家族として迎えられるのはほんの一握りなんだよ。
もしおじいちゃんが独り暮らしで、淋しいと思って生活していたら、その猫との暮らしをどれほど楽しみにしていただろうか。
フーちゃんの時もメロディの時も治療費は高額でした。
院長夫妻からしたら”ハシタ金”かもしれない。上客じゃないかもしれない。
だけど自分には必死の捻出でした。
金銭感覚は価値観の相違あるけど、『W動物病院』の料金設定と治療内容を疑問に思ってたのは自分だけじゃない。
メロディの火葬に立ち会ってくれた方も見限って転院した。
「ムダに”高額な”点滴をたった一晩に何本も打たれ、良くなるのも逆に悪くなってしまう」と。
てか、メロディは保護した日から数日は酸素室を使っていたけど、元気になってからいったい”ナニを治療”したの?
サッパリ解からない。
去年、時間許す限りできるだけ記録してるけど、メロディの長期入院はおかしいとしか思えなかった。
確かに保護した時は衰弱してたらしい。
”らしい”と云うのは同居人が保護したので自分の目で保護した時の状態を見てないから。
数日後には元気になって、待合室で他の飼い主さんたちにも「元気そうに見えるけどどこが悪くてずっと入院してるの?」っていつも訊かれてた。
入院が2週間を超えるあたりから、院長やスタッフに退院できない理由を何度も訊く。
そのたびに院長とスタッフは、「3時間おきにゴハンあげてますので○×△●×◆」と超早口で語尾を濁す。
それも院長もスタッフも同じジェスチャーしながら。
(人差し指と中指を箸のようにして、口に運ぶジェスチャー)
「料金と診療内容を訊いてきた飼い主にはこう云うように」と、マニュアルでもあるかのように。
3時間おきの給餌ならウチでできるじゃないですか。
ウチの猫たちはみんな衰弱に近い状態で保護したので、それくらいの世話は平気。
平気どころか、せっかくの授乳時期だったのに入院してたせいでミルク飲ませることできなかった!
ウチに早く連れてきて授乳させるのどんなに楽しみにしてたか!
しかしモノではなく”命”です。
たとえ病院に不信感あっても、素人判断のせいで取り返しがつかなくなってしまったら、と云う不安があるから。
だから、しかたなく病院を信じるしかないんだ。
飼い主の弱みってヤツです。
入院4週目に入って、「こんなに長く退院できない理由が解からない。退院できないということは治療内容が良くないからではないか?ウチにはもう入院費を払うの困難」
初めて強く抗議した。
その翌日から1日の入院日が若干、割引にはなりました。
元が高いからソレでもかなりの負担額だし、しかも…割引になったとたん数日後に退院させられた。
『W動物病院』を信頼できない”事実”もある。
誤診とは云えないかもしれないけど、寄生虫検査結果のミス。
野良出身の仔は、保護した時は高確率でお腹に虫がいる。
1匹飼いなら問題ないけど、多頭飼いの場合は他の仔に感染しないよう完全隔離しなくてはならない。
それはウチでは結構大変なことなんです。
そしてやっと駆虫して検査結果が陰性と出て…。
ところが”陰性”と云われたあと、数日経ってから”あ、陽性でした、間違えました”と。
それじゃもう遅いんだよ、安堵してやーっと猫たちを接触OKにしたあとじゃ、もう取り返しつかないんだよ。それまでの苦労も水の泡。
これは長女猫チーちゃんを保護した時でした。
そしてメロディの月齢も大幅にミスした。
保護して最初に「生後1ヵ月」と診断された。
どう見たって生後2週間にもなっていないし、自分がメロディと思える仔猫を初めて目撃してから1ヵ月も経ってないのに。
そしたら案の定、あとになって訂正してきた。
生後1ヵ月の仔猫って、けっこうシッカリしてきてるもんだよ。プロの獣医でありえないミスじゃないの?
『W動物病院』は”心”がない
金儲けに憑りつかれ鬼と化した。
でっぷり太ったメタボ腹の院長。
”とりあえず流行のサロンで流行のヘアにしてきた”みたいな院長婦人。
入院部屋の設備はオロソカなのに、いったいドコにお金使ってんの???
今の猫ワクチンは四種が普通なのに、三種で四種より高い料金をとる。
豪華なセミナー開催するより、その何分の一のお金を保護猫・犬シェルターなどに寄付しようと思わないの?
「障害ある猫だからしかたない。障害悪化して急死した」と院長は云ったよ。
悪化させたのは病院のずさんな看護・環境じゃないのですか?
メロディは口から泡を噴いてヨロヨロしているのに気付かないフリをして放置してた男スタッフ!!!
先住猫チーちゃんからの容赦ない攻撃に怯むことなく、仕返しさえしてたヤンチャなメロディ。
興奮したり、てんかん、痙攣なんて1度もなかったんだよ!!!
メロディが怯えて怒って、興奮するまで追い詰められた理由があるとしか思えないんだよ。
そう確信できるのは、そのスタッフのキョドっていた言動からです。
「今、タオルを取り替えたからそれで興奮したんでしょう」
尋常じゃないメロディの姿にビックリしたアタシの問いかけに、悠長な返答第一声がコレだった。
そしてティッシュでメロディの泡をサッと拭くだけで、このスタッフはアタシの視線から逃げるように移動した。
以前、たまたま日記に書いてるけどメロディはタオルが大好きだった。
それはたぶん、保護して1ヵ月も入院してたときケージの中でオモチャになるのはタオルだけだったから。
退院してウチに連れてきてもしばらくは段ボールハウスとアタシの膝の上だけの生活だったので、やっぱりタオルといつもじゃれて遊んでた。
寝転びながら四肢でタオルに抱きついたり、ちゅうちゅう吸ったり。
メロディにとってきっと、タオルは癒しのアイテム。
だから、アタシがmixiでプロフ写真にしてるのも”タオルの上でじゃれてるメロディ”です。
あのとき、自分が面会に行ってなければどうなっていたんだ!
アタシは1度もメロディを叩いたり、怒鳴ったりしたことはありません。
邪険に扱われるのは慣れてない仔です。
邪険にされた懸念もあるのは、そのスタッフの日頃の仕事態度を見てのことです。
優しく一生懸命な男性スタッフさんも2名いるのに、何で、よりによって、このクズスタッフに……!
小脳障害あるのに鎮静剤を打ちまくるなんて殺したも同然ではないか!!
てんかんには”鎮静剤”ではなく、”てんかん剤”が使われるそうです。
小脳・脳障害ある仔でも”てんかん剤”は大丈夫だそうです。
同じ障害をもつ仔を育ててる方があとから教えてくれました。
メロディの代替なんてない。
メロディを返して!
殺された同然の料金は5万円でした。
たった2泊3日程度の入院と、打ってはいけない大量の鎮静剤だけで5万円。
この金額の内訳には、たった5分ほどのパフォーマンス代も含まれるのでしょうか。
『W動物病院』から連絡あって駆けつけた時、メロディは心臓マッサージをされていた。
だけど、自分はすぐに察した。
すでにメロディは亡骸になっていたのだと。
院長と女スタッフが一生懸命に延命措置する”フリ”を演じてただけなんだろうと。
こちらから訊くまで死亡(推定)時間さえ云わなかった院長。
院長が心臓マッサージを止めた時間がそのままメロディの死亡時間とされたよ。
アタシの問いに慌てて腕時計を見て死亡時刻を決めたのもおかしいでしょ。
何時何分何秒に天国へ旅立ったのかも解からないまま。
どんなに悔しいか!
だけど自分は「今まで可愛がって頂いてありがとうございました」と一礼して、冷たくなった亡骸を抱いて帰った。
だってせめて穏やかに眠らせてあげたいから。
憎しみ丸出しの争ってる自分をメロディに見せたくないから。
猜疑心で頭おかしくなってると思われるヒトいるかもしれないけど、家族には解かる勘ってぜったいあるんだよ。
てかね、かけがえのない命を粗末にされておかしくならないほうがどうかしてるだろ。
猫1匹も人間1人も同じ命なんだよ。
その1匹の存在がどんなに自分を幸福にしてくれたか。
友だちであり我が子であり、血を超えた絆の家族。
作業室と入院部屋が兼用になった狭い場にゴチャゴチャといるたくさんのスタッフ。
それなのに、メロディは誰にも気付かれず、見送られず、ひっそりと死んでいったのかもしれない。
そう思うとね、身を引き裂かれるように苦しいんだよ。
悔しくてならないんだよ。
ぎこちなくてもちっちゃな舌で前足を毛繕いしてた、入院する直前のメロディ。
メロディの毛繕いはいじらしくてならなかった。
身体は不自由でもキレイでいようとする猫としての本能が可愛くて、いじらしくて。
生まれてたったの8ヵ月。
まだあどけなくて好奇心いっぱいで、不自由な身体に負けなかった元気な子。
入院する2日前、買ったばかりの7,000円もするアタシのルームシューズをイタズラしてガジガジかじって。
手足や首が不自由なせいか、メロディはかじるコトで意思表現するトコあった。
メロたんが残していったいくつかのカジリ痕。
見るとせつなかったけど、今では、その傷がメロディの分身のように思えてる。
あの子が残していったものは何でも愛しい
健常な猫が当たり前にできるコトがメロディにはとてつもなくハードル高くて。
でも挫けなかった。教えたことは一生懸命やってた。
たった8ヵ月。いったい何のために生まれてきたの。
ラジオやTVから好きな曲が流れるとメロディを抱っこしてダンス。
介護で自分の外出がままならなくても、部屋で猫たちと過ごす時間は満たされてた。
外出しようとすると不自由な足であと追ってきて、ドアのガラス越しに「オオーンオオーン」ってクチをひし形にして鳴く恋しい姿。
mixiで懇意にしてくれてる猫友さんが出産の里帰りから戻ったら、品川にある獣医さんを紹介してくれるコトになっていた。
メロディの障害治療というより、この子がより快適に暮らせる工夫など相談できる存在がほしかった。
だから、自分のためのカウンセラーです。
障害が痛みと苦しみを伴なわない限りはこのままで良いと決めたのです。
天からこの身体を授かったのなら、この身体でそれなりに暮らせばいいじゃないか。
高度医療の大学病院で麻酔をかけられ検査だらけの日々にさせるより、ゆったり穏やかに過ごさせてあげたかった。
自慢したい愛くるしいメロディの姿いっぱいあった。
いつかムービー撮ろうと思いながら、残せないままになっちゃった。
自分の両手はカメラ持つよりメロディの身体を支えるのでいっぱいだった。
メロディの体調、排泄の回数、状態、時間、食欲etc…毎日欠かすことなく記録してた手作りの『メロたん日誌』。
9ヵ月分も余白がある。
キリがない。
暮らした日々は短くてもメロディとの想い出はズッシリある。
タイトルの『幻の命』は世界の終わり(邦楽バンド)の曲名です。
メロが死んでからしばらく音楽チャンネルのSSTVでパワープッシュされていて、TV点けっぱにしてるといつも耳に入ってきて。
良い曲だなぁ、ってボーっと聴いてると、「病院で死んだ」「子ども」「夢で逢えたら」のワードがその時の自分とシンクロして印象深い1曲になりました。
こっちの世界にいたときより、今のほうが幸せでいておくれ。
1つも悪いことしてないのに苦しい思い、痛い思い、怖い思いをしたのだから、この世にいたときよりずっとずっと幸せで健康になる権利ある。
そして、ママを忘れないでいて。
閑話休題で音楽雑記。
と云うか、メロの死から追い討ちかけるようにショッキングなコトでした。
『W動物病院』の話題とはいっしょにしたくないのと、文字数制限もあるので次へ分割します。