先週末、コンサルタントOさんの送別会を行いました。
お世話になってから、どれくらい経つかなー。
5年くらいかな??
30才で、勢いでラフトを作ったような私は、その後も勢いで事業運営をしていて。
それでもどうにかできちゃう、経営。
今思い返しても、いつでもどこでも全速力だったなーと思います。
10年くらい経ったころ。
少しずつ事業数も増えて。
自分が管理しない事業所もできて。
顔を合わさない職員も増えてきて。
大きな壁が目の前にたくさん立ちふさがって。
どうにか乗り越えようとして。
どうにか乗り越えられて。
毎日がいっぱいいっぱいで。
それでも、明日はちゃんときて。
そんな毎日の中で、ある日ある時、その頃ラフトにたくさんお金を融資してくれた銀行から。
「今、困っていることはなんですか?」
と聞かれて。
マネジメントに関する人材の話をしたりして。
そしたら、「では・・・」と。
正直なところ、期待もせず、お付き合いで、紹介していただいたのが、Oさんでした。
面談前に、経歴なども見させてもらいましたが、こんな小さなNPOに、こんな小さな民家みたいな建物で働くような方には思えなくて。
まー、お会いしたとしても、あちらから断るだろうなーと。
なにせ、こんな私が代表でもありますからね(^-^;
私としても、どんな経歴であろうともどんな優秀な方であろうとも、障害者理解とか福祉の視点とか持てなきゃ、それは、契約できなよね・・・と。
そしたら。
はい、5年もラフトに関わっていただく流れとなりました(^^♪
この春、ラフトは、NPO法人から、社会福祉法人に法人格を変えました。
このような流れに持って来れたのは、Oさんのおかげと言っても過言ではありません。
Oさんは、週20時間程、事業所の中に入って、私や職員達と実際に接しながら、コンサルタント業務を行ってくださいました。
今思えば、「経営とはなにか?組織を作るとはどういうことか?」なんて全くわからなかった私に、私の存在そのものを否定することもなくひとつひとつ丁寧に教えてくださったのがOさんでした。
Oさんの名言としては、
「ラフトに必要なことは、改革です。改善ではありません。改善は現状肯定から始まります。改革は現状否定から始まります。」
「私の常識が非常識なのか。組織の在り方を見ていると・・・そんな気持ちになります。」
「【法人理念】を何より大事にしましょう。職員育成はそこからです。」
が思い出されます。
ラフトの中に入ってもらって、実際のラフトを見てもらって、ラフトの【改革】を、時に悪役になってでもしてくださったのがOさんでした。
経営に関して、困ったことがあれば、Oさんに素直に相談することができました。
真の【コンサルタント】をOさんはし続けてくださいました。
もし、Oさんとの出会いがなかったら、ラフトは、私は…つぶれてしまっていたんじゃないかな?とも思わなくもありません。
そして、何より。
Oさんは、私が全くできなかった、職員に対するマネジメント教育も根気よくしてくださいました。
なにせ私がよくわかっていないマネジメントを職員に教えることができるわけもなく・・・
そういう中で、一定の職員達の成長もあり、ラフトは、次のステップを踏むことができました。
そんなOさん。
このたび、60代後半でなんと新たな挑戦、起業の道を選ばれました。
私よりも職員よりもイキイキと未来を語り、笑顔いっぱいのOさん。
すごーーーーーーい!!!
「何かあれば、いつでも声かけてください。」ともおっしゃってくれ。
その気持ちだけでも、本当にありがたいです。
Oさんが育ててくださった職員を頼りに、私もこれからも未来を見つめてやっていきたいと思います。
送別会では、アイルやコーラルから、利用者さん達からの作品もプレゼントされました。
あ。
名前でちゃった笑
及川さん
及川さんの前向きさに負けないくらい、ラフトもイカダとして、引き続き、右往左往しながら。
安定とは程遠いかもしれないスリリングなラフティングをこれからもたのしみます。
それでも、大事なものは失わずに。
守るべきものは守りながら。
またの再会楽しみにしています。
5年間、本当にありがとうございました!!!!!
(5年間、あってるかな??(^^;;…)