ラフトブログ

社会福祉法人ラフト http://www.nporaft.com

ガイドヘルパーとして知っておきたい「障害者差別解消法」

2016-02-15 16:26:17 | 日記
10日間くらい前になってしまうと思いますが・・・・

3年ぶりに、魔法のランプさん(さざんか会)とサポート&サービスラフトで、合同研修会を開催しました。

タイトルは。


ガイドヘルパーとして知っておきたい「障害者差別解消法」について


内容については、案内には・・・・・



障害者差別解消法(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律)が、平成28年4月1日より施行されます。
そこで、法の施行を前に、内閣府の障害者差別解消支援地域協議会の在り方検討会構成員でもある中核地域生活支援センター長生ひなた所長渋沢茂氏を講師にお招きし、地域社会の最前線で障害のある方の社会参加促進の一翼を担うガイドヘルパーとして知っておきたい、知っておくべき「障害者差別解消法」とは?をテーマに、研修会を行います。
前半は、障害者差別解消法の概要から法の施行に伴う課題の提起などについてお話し頂き、後半は、ガイドヘルパーとして障害のある方の「社会参加の促進」と「差別解消」の関係性に改めて向き合いながら「私たちにできること」をみんなで一緒に考えます。


と、書かせてもらいました。


この研修内容を昨年末くらいにふと思いついて、魔法のランプのYさんに相談したら、すぐにOKしてくれて、ありがたかったです。

実際の研修は、特に後半みんなで考える部分は、「合理的配慮」うんぬん・・・という流れにはならなくて、もっと身近なところでの、社会に出ていく中でヘルパーが良かれと思って先回りすることによっての本人(当事者)の失敗をする権利を奪うなどの権利侵害と差別の関係の話になりました。ヘルパーにとっては「本人の利益になるから」と思って行動していることが、社会の中にある「差別」を見えづらくし、問題を深くしているところもある・・・という意見も聞かれました。

渋沢さんや特別参加してくださったベテランKさんにとっても新たな発見もいろいろあったようで、また、参加者の感想を読んでも、学びもたくさんあったようで、想定以上に充実した研修となりました。

やっぱり「研修」をするということは、ただ知識を得るだけなら本や資料を読めばいいくらいの話になるわけで、こういう化学反応的な時間していくことが大切なんだと思っています。

個人的には、続編として、合理的配慮とガイドヘルプ中にぶつかる社会的障壁のところについて学べる研修をまたできたらとも思っていますが、できるかな。


それにしても、研修は、両事業所合わせて30名以上の参加。

また、そのあとの懇親会も、20名以上の参加で、大変盛り上がり、楽しい時間となりました。

こういう関係が、日ごろの支援の連携にもつながっています。

これからももし良ければ、またお声掛けさせてもらえたらと思います。



最優秀賞

2016-02-14 23:31:43 | 日記
ぎりぎり間に合いました。

世田谷LIGHT IN FARM2016

ほんもの、見れました☆



そしてそして。

今日は、最終日。

ということで。

イベント終了後。

開催期間中「どの作品が好きか」という観点での来場者投票があり、その表彰式がありました。


なーんと。



「Tsuna.×アトリエ アイル×株式会社エバーライト」

の作品が最多得票数をいただき、最優秀賞!

たくさんのアーティストさんの中での最優秀賞、すごーい。

うれしいですね。


外での展示ということで、風に飛ばされたり、破損もあったりしたようで。

Tsuna.さんは、毎日のように会場に行き、補修などしてくれたようです。

準備や撤収なども、おまかせでした。

何より、今回のお声掛け、本当にありがとうございました。

出会いに感謝です。


今回のイベントの打ち合わせに、Tsuna.さんがラフトに訪れてくれた日は、ついこの間のように感じます。

その時も、「アイル」に対する思いとか、「アート」に対する思いとか、いろいろお話させてもらいました。

今日もまた、アトリエアイルの「これから」についていろいろいろいろいろいろとお話ができました。

「アート」ってなんだろう?って話も出て。

私もアイルで「アート活動」が始まって、改めて向き合っている日々です。


でもね。

なんだか、そこには希望があって。

ワクワクもあって。

利用者さんひとりひとりが持つ可能性にドキッとしたりすることもあって。

どうにかそういう可能性を大切にしていきたい。

そのためには、何をどうしていくか・・・・。

とっても難しいけれど。

少しずつ、少しずつ。

時間はかかってしまうと思うけど・・・・・・やっていきたいなーー。


Tさん、期待しています☆



世田谷LIGHT IN FARM2016

2016-02-08 23:32:35 | 日記



http://www.setagaya-cdp.com/

開催中です。

素敵な写真が届きました。











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≪作品紹介≫

Tsuna.×アトリエ アイル×株式会社エバーライト

「Born the rainbow(虹がうまれる)」
アトリエ アイルのアーティスト達が描いた、色とりどりの鮮やかな和紙を使い、Tsuna.が構想、制作を担当、機材協力は株式会社エバーライトという、作家×法人×企業のコラボ作品です。
様々な人や自然と「つながる」事で感じる、喜びや発見、悲しみや癒しといった、色とりどりの感情が共存する中で、うまれ続ける虹を表現しました。
by Tsuna.

彼らが大きな紙を前にして、戸惑いながらも時に大胆に、時に繊細に色を塗り重ねていく過程は、そばで見ていてとてもスリリングなものでした。次は何が出てくるんだろう、どんな引き出しがあるんだろう。本人にすらわからない⁉︎だからこそ、多くの人に見て、何かを感じてもらえたらと思っています。
byアトリエ アイル スタッフ

≪団体紹介≫
Tsuna. アーティスト
https://www.facebook.com/tsunawindow/
版画、ペン画、立体など、様々な表現を通して、目の前の現実や想像を創造しています。
普段は、東京や千葉での作品展示、企画、挿絵などをしています。

アトリエ アイル(NPO法人ラフト)
http://www.nporaft.com/

株式会社エバーライト
https://www.facebook.com/everlight.tokyo/

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写真を眺めていると。



彼らはこれから何ができるのだろう。


どんな可能性と出会えるのだろう。


障害があるからと・・・ついついできないことばかりに目を向けがちで。

あきらめたり妥協したりが当たり前になりそうな私たちに。


静かに語りかけてくました。


台湾の。

2016-02-05 23:51:36 | 日記
先月の週末台湾トリップ。

アジアの障害者福祉に興味ある私。

プライベートな旅でしたが、ネットで発見したダウン症foundationのお店にもちょっと寄ってみました。

http://www.tabitabi-taipei.com/more/2015/1012/index.php

駅近くのキレイな店舗。

少しドキドキで入ってみると。

わずかな販売スペースは、品出し中だったりレジ前で箱を組み立てていたり。

あまり私を気にする様子はなく、みなさんマイペースにそれぞれお仕事中。

小さな店舗には、お菓子やお蕎麦や油やタレや果物やコーヒーやお米や布バッグなど色々売っていて、一角にはガラス張りの作業場も併設されていて、そこではクッキー関係の作業をしていました。

日本でも見たことあるような光景。

台湾らしいお菓子もあったけど、無難にクッキー系を、友人やラフトの職員へのお土産にセレクトしてみました。







台湾の障害者福祉。

制度とか、文化との関係とかどうなっているのかな?

街中や地下鉄の駅とかで、知的障害者や車椅子の方とはけっこうすれ違いました。

社会参加は進んでいるのかな?





最近の私は、断捨離モード。

過去の書類とか資料とかも、思いきってどんどん捨てています。

ただ。

卒論書くために集めたアジアの障害者福祉に関する資料は、なかなか捨てられず。

もう15年以上も前だから。

色々変わっていってるのだとは思うのですが。

こういう図書館で借りた本のコピー資料もたくさんあるのですが、なかなか捨てられず。



論文書いたってこともあって、思い出も多くて・・・。

「福祉先進国の~~~・・・」とういうタイトルの厚い本とかは処分できるんですけどね。






いつかの日か、何らかの形でアジアの障害者福祉に、私なりの恩返しができたらな。