ラフトブログ

社会福祉法人ラフト http://www.nporaft.com

ようやくできました☆

2012-09-28 23:11:49 | 日記
ようやくできました☆

アイル入口。





総会の日も6月の移転初日も、入口は壁だけで、まだテントもなくて。

台所事情もあり、徐々に・・・(^_^;)

ようやく昨日、看板をつけてもらって、入口完成しました♪

もちろんオープン以来、ずっと看板どうしようかなー・・・と思っていたのですが、先月くらい、ようやくこういうのいいなーってイメージできるようになってきて。
大工さんのお友達にそのイメージを伝えたら、とても素敵な看板作ってくれました♪
「アイル」って文字も、PCでどんな書体を選んでも、なんだかいい感じにならなくて。
で、その文字は、オリジナルで大工さんのデザイン専門のお友達に頼んでくれたようで、こんなかわいく描いてくれました。
写真だとよくわからないかもしれないですが、テントはグレーと白で、入口の壁は紺(藍?)です。
いわゆるな障害者作業所っぽくじゃないものを狙いました☆
看板には、近くでよーく見ると、「NPO法人ラフト」という文字も入っています。

今までは入口に「アイル」という看板がなかったので、みなさん、なかなか見つけられなかったかと思いますが、これからは・・・・・
チラッと横目で見てみてください。
それでも小さいのでわかりにくいかと思いますが(^^ゞ

でも、こういう風に街の中にさりげなくある作業所・・・やっぱりいいなぁ。・・・・と、我ながら(^Д^)


あとは、やっぱりドアを開けたその“中身”ですよね。
最近は、職員がひとりひとりのスケジュールの提示方法を丁寧に考えていたり、ひとつひとつの作業の自立のための工夫(構造化)について色々試行錯誤しているようです。

それでもって、そういう環境づくりももちろんもちろんもちろん大事なのですが。
でも、ずっと会議でもあがっているし、職員も一番苦労しているところなのですが・・・仕事(作業)の創造。

アイルはただ過ごせるところは目指していないわけで、障害が重くても、ちゃんと「働く」ということに向き合う作業所を作っていきたい。
でも、働くとなれば「仕事」や「作業」の内容が大事になるわけで・・・・・


そこのところ。
昨日、私、あること思いつきました。
今日、提案。

最近、私、なんとなーくゆとりができて、時間を持て余して過ごしていたところがありましたが、ここ、私が動こう。


さて。

さて。

今後の行方。

お楽しみに。



アイルミーティング

2012-09-25 00:25:41 | 日記
8月の終わりに発刊した機関誌。
1ページめ。アイルのこと。
こんな一節を書きました。

事業所の名「アイル」は、「ちいさな島」という意味です。
4年前に出発したいかだ(ラフト)が辿り着いた島。
これから、そこに人が住み、人が暮らし、人が生きるイメージです。
土地を耕し、種を撒き、花や木が育ち・・・私たちは、目の前の光景をどう変化させていくことができるのか。
今後の課題は数え切れないほどありますが、ラフトなりの「小さな福祉」「身近な福祉」を模索して、スタッフ一同、力を出し合って少しでも前に進めるよう、努力していきたいと思います。


うん、いいこと書いてある!!

・・・じゃなくて(汗)

「スタッフ一同、力を出し合って少しでも前に進めるよう、努力していきたいと思います。」
ってところ。

5月の時点で(内輪の開所記念パーティ←飲み会で)、スタッフの玉田さんから、
「アイルのこと、もっと職員みんなで支えていくというか、考えていくというか・・・そういう感じでやっていけないですかね?
そういうことができるのがラフトの“いいところ”だと思うんですよね!」
と、“いいこというなー”的なことを言ってもらっていましたが・・・・・
「そうだね。」と言いながら、私がやってきたことは「職員を部分的にサポートに配置する」ぐらいな相変わらずなことでした。

アイル開所半年を迎えようとしている今。
改めてこのことについて反省・・・・・・・・・・・・・・・・・・デス。

というわけで、一昨日の夜、アイルに職員みんなで集まってアイルミーティング開催。

それぞれが、毎日通ってくれるひとりひとりの利用者さんを思って、意見や精一杯の知識を出し合う。
通所施設や作業所で働いた経験がほとんど無い者、専門的知識がまだまだな者達が、もうあるだけの力を出し合って、これからの「アイル」のために、日夜奮闘する職員のために、アイデアを出して、アドバイスをして、これから“自分たち”(アイル職員が・・・だけではなくて)が何をしていくべきかを提案していく。

こういうの、なんとなーくは、それぞれがそれぞれの場所で話し合っているのですが、やっぱりちゃんとみんなで集まるミーティングって大事ですね。
これからはちゃんと定期的に。

一昨日は、さまざまな提案がなされました。
それをひとつひとつ実行に移しながら、やっぱり最後はみんなで笑っていられるように。

まだまだまだまだですが。
通ってくれるみなさんにも力不足で迷惑かけちゃったりもしているところもあるかと思いますが。

でも、やっぱり目指すところがあるので。
そこに向かって、がんばり続けます。


そんな、帰り道。





☆Tさんへ
この前は、アイルに顔を出してくださったようで、ありがとうございます!
たくさんアドバイスもくださったようで、中林さんも感服しておりました。(えっ、中林さん?笑)
また、ぜひ来てください。がんばる小山さんのために☆
日頃お世話になっている方たちにも機関誌はお渡ししていますので、今度はぜひもらっていってください!
感想も聞かせてください。
まさに“施設”を目指していないアイル。・・・・・よろしくです!




放課後等デイサービス

2012-09-14 00:56:06 | 日記
昨日、児童の国事業の「デイサービス」について、偶然にも何度か別の場所で話題になることがあって、いろいろ考えてて・・・改めていろいろ調べました。

特に就学児。

これまでの「児童デイサービス」は「放課後等デイサービス」に。
自立支援法ベースから、児童福祉法ベースに。
療育や発達支援の要素は薄まって、学童保育的要素高まる。そして、単価かなりダウン。

報酬単価が下がってざわざわしていたのは知っていましたが、今日、あらためて全国のいろいろな事業所のサイトやブログなどをよく見てみました。
少人数対象に丁寧に療育していた事業所にとっては、かなり厳しかったようですね。
それでもこれまでの方針を変える事業所はほとんどないと思いますが。

この分野。
ここ数年、少人数を対象としたり(マンツーマンの場合も)、専門職を入れて専門性をもった療育プログラムを組んだりしている事業所が全国的にかなり増えてきましたね。
営利企業の参入などに批判的な意見もありますが、個人的には「みんなで過ごすこと」や「遊ぶこと」“自体”を「療育」と語り続ける事の方が違和感があったので、私は注目しています。

預かりや保護者のレスパイトが事業として主目的の場合は、日中一時支援事業所でいいのではないのかな?
というより、そうあるべきなのではないのかな??
うーん。。。。。。。。。。。

と考えたりもしていますが、事業者であるならば、グダグダ言うのではなくそれはやっぱり「実践で語る」べきですね。
(あと数年はかかってしまいますが・・・)

それで、今日、色々検索していたら、こちらが出てきました。
船橋市 通所交通費助成制度
児童発達支援事業所(放課後等デイサービス事業所)等への通所交通費を助成します


一昨日出たみたいですね。療育支援課ということもあり、知らなかったです。

たとえば、利用する側にとって、日中一時支援事業とデイサービスの違いを感じていなかった場合、こういう制度差異をどう受け止めていくのかな?
ちょっと気になります。


修了

2012-09-13 21:43:49 | 日記
一昨日、昨日と、相談支援専門員従事者初任者研修残り2日間を受講。
無事終了し、修了証書もらってきました。
この2日間はグループワークで、初めましての方々とのグループでしたが、みなさんとてもいい方達で、たのしく2日間を過ごせました。

研修を一通り受けてみて、一番思ったことは・・・・・

制度としての「相談支援」に期待のし過ぎはいけない・・・ということかな。←あらためて(^^;

制度関係なしに、困っている人が頼れる人に「相談」している現状は、今でももちろんあちこちにあるわけで。
その頼られた人が本当にその人を思って考えて、動いて・・・考えて動いて動いて動いて考えて動いて・・・・・その困っていた人が困らなくなっていく現実もあちこちにあって。
それを制度化させよう、お金をちゃんとつけていこう・・・ということでないといけないとは思うのだけど・・・・・・・・・・・うん???

ラフトはラフトでがんばります。

という感じでまとめ(笑)





ひさしぶり会議 and 本

2012-09-05 22:34:08 | 日記
今日の午前中は、朝の送迎サービス後、ヘルパー研修・会議。
そして午後は、スタッフ会議後、行動援護サービス。

ということで、本日は午前午後、ラフト内会議2本立てでした。

ヘルパー会議もスタッフ会議も8月は毎年のことながらサービス依頼数が多く、1回も開催できず、ヘルパー研修・会議については、なので、9月に毎年2回、8月分も含めて行なっています。

今日のヘルパー研修のまとめは、今回の発達障害の特性理解の学びは3回シリーズだったので、すべての参加者にシリーズ通しての感想や今後に向けての課題などを話してもらいました。
「特性も一人一人違うということを踏まえながら、一人一人を“知る”努力をしていきたい。」
「子供の利用者さんについては充実した成人期につながるような支援をできたらと思う。」
「ご本人のいいところにもっと目を向けられるようなヘルパーになりたい。」
「今の自分の経験や知識を、周りの人に少しでも広められれば・・・とも思う。」
「障害は個性とサービスをしていても実感している。ヘルパー側の自分の中にもその特性を感じることもある。何をもって障害なのか、問い続けている。」
などの意見が聞けました。(たぶん(^^;・・・ヘルパーのみなさん、こんな感じでいいですか?)

最後に私の方から・・・あるヘルパーさんの意見にも通じることがあったので、社会の中で繰り広げられるガイドヘルプは「社会啓発」の一部・・・みたいなことを話し、確認し合いました。(まったくもって実際は「社会啓発」という言葉を使いませんでしたが(^。^;))

街なかや公共交通機関などで「大きなパニック」になっている人を見て、「うるさい!」「迷惑だ!」ではなくて、「どうしたんだろう?」「だいじょうぶ?」という社会になって欲しい。
そのために、私たちがすべきこと。できること。
そんなことを考えながら、日々の活動を積み重ねています。

午後のスタッフ会議でも、いくつかの困難ケースについての共有を図って、課題や今後の目標について話し合いました。
なかなか解決策にたどり着けないところもありましたが、特に玉田さんと何度もお互いに口から出てきた言葉は、
「一番辛いのも、困っているのも本人だから・・・」
でした。
目の前の利用者さんが精一杯不安や混乱を表現しているのにわからなくて、わかってあげられなくて、周囲、一般の方へ迷惑をかけないようになどと考えながら、ガイドヘルプ中一人で対応していると行き詰まりそうになる時もあって・・・でも、いつもそんな時、当たり前過ぎるこの言葉に立ち返ります。
必死に対応している自分の方に気持ちが向かってしまって、この言葉でまたしっかり向き直して。

次回と、その次の回のヘルパー会議は、10月から施行される障害者虐待防止法の勉強会です。
ここ2~3年、ほぼヘルパー研修・会議は私の方で担当してきましたが、この勉強会については阿部さんと中林さんに託してみました。
来週の県の研修も2人に行ってもらうことにしました。
どんな内容になるのだろー。たのしみです。



で、話は変わって、こちらの記事。
http://myfuna.net/reg/press/navi/2012/09/04225509.html

買ってみようかな。

ぐらすの立ち上げとラフトの立ち上げはほぼ同時期で、関係機関などに設立の挨拶に伺うと「友野さんも独立するんだってよ。」といくつかの所で言われました。
その頃は、恥ずかしながら友野さんのことを存じ上げていないなかったのですが、ぐらすがオープンしてすぐにその名もご活躍も有名になりずっとお会いしたいと思っていたところ、ようやく今年2月のファンドレイジングの講座でご一緒になり、名刺を交換させていただくことができました。
ラフトとは目指す事業展開のあり方は異なるところも多いですが、事業を拡大する時に必ず伴う「お金の問題」「人材の問題」「場所の問題」「アイデアの問題」などなど、一筋縄ではいかないことの方が多いことを机上じゃなくてしっかり体感している私としては(^ω^)、やっぱり「すごいなー」との言葉が真っ先に出てきます。
そのあたりも本に書いてありそうですね。