昭和三丁目の真空管ラジオ カフェ

昭和30年代の真空管ラジオを紹介。
アンティークなラジオを中心とした、自由でお洒落な、なんちゃってワールド♪

オークション 負け犬日記

2006-06-15 | 東芝 かなりやシリーズ
 真空管ラジオのコレクション&レストアを始めたことを何気に漏らすと、「いったいそんなモノ、どこで手に入れるんですか?」と質問される。

  1.骨董品屋で見つける
  2.アンティーク・ラジオ専門店で購入する
  2・フリーマーケットで探す
  3.オークションに入札し、買う
  4.知人・友人・親戚の物置に眠っている

 地方都市に住むボクは、そのほとんどをオークションに頼っている。オークションの場合、需要と供給の関係で価格が決まらないところが妙味なのだが、ぶっちゃけ言えば、可処分所得の多い人ほどお気に入りの品をゲットできる確率が高い。つまり、相場以上の金額を出せる『お金持ち』ほど有利という極めて単純な仕組みである。

              

 実は、今日も出品時より目をつけていた東芝製mt管トランスレス・ラジオを入札したところ、競合相手が出現してきた。競合相手のこのお方、V氏はボクが落札しようと入札する案件に、なぜか必ず後から入札してくる。たまたま趣味・嗜好が同じなのか、でも正直、ムカついてしまう。

 ボクは少ないお小遣いをやり繰りする関係上、最高入札額を¥5,000に自主規制している。居酒屋1回分、キャバクラ1セット分の金額である。

 ところがこのV氏、完動品であろうが、ジャンク品であろうが、ガンガン入札してこられるから、こちらはたまったものではない! 当方もつい意地になり、自主規制を解除。ガチンコ勝負に出たものの、¥15,000前にギブアップ。
前回はこのV氏を含めた3名による巴戦となったが、当方は早々に離脱。もうひと方との勝負の末、¥16,000で落札されていた。また前々回も当方は早期離脱、V氏は他の方と競われ、落札金額が¥18,750まで高騰した。

 まったく、少ない小遣いをはたいてお目当てのキャバクラ嬢を指名した日、すぐあとから店に入ってきたオヤジに3セット延長料金前払いでそのキャバクラ嬢を指名されてしまい、結局その娘は席にほとんど居なかった状態・・・そんな悲しい情景が重なってしまう、トホホな負け犬気分の夜である。

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