○フランシス指揮バーゼル放送交響楽団(CPO)CD
全集の一部。ほんとに素晴らしいレベルの演奏録音を達成したもので、この曲は他の交響曲に比べて若干録音記録が多いのだが、中でも群を抜いて演奏精度が高く緊張感の漲る記録となっている。1楽章の出だしこそ重いが3楽章のヒンデミット的構造の抉り方といったら巧みでオケも余裕でついていく。弦楽器が素晴らしい。4楽章は若干謎めいた感じもあるものの演奏の力できちっとまとめあげる。オレゴン州百周年委属作(1960)。60年代でこういう楽天的な音楽というのも美しい。
全集の一部。ほんとに素晴らしいレベルの演奏録音を達成したもので、この曲は他の交響曲に比べて若干録音記録が多いのだが、中でも群を抜いて演奏精度が高く緊張感の漲る記録となっている。1楽章の出だしこそ重いが3楽章のヒンデミット的構造の抉り方といったら巧みでオケも余裕でついていく。弦楽器が素晴らしい。4楽章は若干謎めいた感じもあるものの演奏の力できちっとまとめあげる。オレゴン州百周年委属作(1960)。60年代でこういう楽天的な音楽というのも美しい。