湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第2番「ロンドン交響曲」

2010年07月08日 | ヴォーン・ウィリアムズ
ミトロプーロス指揮NBC交響楽団(PRSC)1945/12/9NY、8Hスタジオ・CD

きわめて状態の悪い録音で、鑑賞に値しないレベルに達している。ビッグベンの音程すら聞き取れないというのは、この描写的で表層的な音楽には完全にマイナスである。演奏スタイルも直線的で、ロマンティックな感情のうねりがRVWのイメージにはあわない。ミトプーらしさというか、即興的で特異な解釈というものも聴き取れない。ただ、3楽章などドライヴがうまく、感動的なものはある。
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ホルスト:惑星抜粋

2010年07月07日 | イギリス
○バルビローリ指揮ツーリンRAI交響楽団(BS)1957/11/15live・CD

他録とされるものと抜粋も録音状態の悪さも似ていて疑問はあるが、荒々しい表現、あけすけなブラスは放送オケらしいところが聞き取れる。50年代の覇気が漲り独特の歌謡性が聴き易さをあたえ、けっこう面白い。金星の美しさは特筆すべきか。○。残響がややうるさい。
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