20世紀ウラ・クラシック!<最新版>

このページは、19世紀末から20世紀の末流ロマン派クラシック音楽に焦点を当て、同時代の録音評を中心に紹介しています。

M・リンパニー死去

2005年03月31日 | Weblog
M・リンパニーさんが死去。英女性ピアニスト。75歳で日本初公演、エレガントで慎み深い演奏で聴衆魅了。88歳。(産経速報)
Comment

ショスタコーヴィチ: 交響曲第6 番

2005年03月28日 | ショスタコーヴィチ
○コンドラシン指揮ACO(RCO)1968/12/20LIVE

こんないい曲だったけか!カッコイイきっぱりした棒にオケの冴えも素晴らしい。3楽章がなんといってもききもの。肯定的作風に輪をかけててらいのない演奏で安心して聞ける。○。

Comment

ドビュッシー:民謡主題によるスコットランド行進曲

2005年03月28日 | ドビュッシー
トスカニーニ指揮NBC交響楽団(ANDANTE)1940/4/18放送LIVE

元気だけど曲が国民楽派的なので音色変化の鮮やかさを浮き彫りにして際立たせるまでもなく雄弁なところがつまらない。うーん。

Comment

マーラー:大地の歌

2005年03月25日 | マーラー
○ルートヴィヒ(Msp)、スピース、ラウベンタール(T)カラヤン指揮ベルリン・フィル(PANDORA'S BOX:CD-R)1970/12/14-15LIVE

いやー、リキ入ってます。オケも物凄い迫力だし、うねるように雄大な音楽作りは歌唱を圧倒。録音は放送ゆえ雑音すら混ざるものだが悪くは無い。大地の歌としてのいまひとつの深みは無いが、何か異様な迫力を感じるのは私だけだろうか。ルートヴィヒの歌唱が中間楽章でやや下卑てしまったり、ソロ楽器に瑕疵が聞こえるのはライヴゆえ仕方ないだろう。73年のDG録音よりいいと評する人がいるのもなんとなく頷ける。ちなみにCDにはメゾソプラノとテノール(バリトンと表記しているが)が同じ歌を相互に歌っているように書いてあるが、実際にはテノール二人が歌い分けているもよう。というか二日間の編集なのでテノールが交代しただけのような気がする。歌唱に明るくないのでこの二人のどちらがどれを歌っているのかよくわからない。可もなく不可もなくという印象、どっちにせよ。○。
Comment

ミヨー:序奏とアレグロ(原曲クープラン)

2005年03月24日 | フランス
○ミトロプーロス指揮ミネアポリス交響楽団(nickson)CD

立派な演奏でびっくり。純粋に古典的な解釈ではないが、前近代的な揺れまくりの解釈ではなく、しっかり骨組みを組んだ演奏になっている。同曲の意外な名演。古いので雑音注意。
Comment

ラヴェル/シャルドン:ハバネラの主題による小品

2005年03月24日 | フランス
○シャルドン(Vc)ミトロプーロス指揮ミネアポリス交響楽団(nickson)CD

これ、ラヴェルの原曲がわからないんですよ。スペイン狂詩曲でも使われた有名なハバネラではありません。ごく短いので、軽い雰囲気のある演奏、とだけ言っておく。深みは無い。
Comments (2)

シャルドン:ルンバ

2005年03月24日 | ?よくわからない?
○シャルドン(Vc)ミトロプーロス指揮ミネアポリス交響楽団(nickson)CD

何処の誰だか知らないが結構ごきげんな曲で楽しい。チェロは達者だけど深みはない、といっても録音が古いのでなんとも言えないが、○はつけておきます。
Comment

ハルトマン:交響曲第6番

2005年03月24日 | ドイツ・オーストリア
○エーリッヒ・クライバー指揮バイエルン放送交響楽団(STRADIVALIUS)1955・CD

この時代人気があった現代作曲家だが、いい意味でも悪い意味でもそれなりに聞けてそれなりに楽しめるといったたぐいの作風である。決して先鋭ではないし、かといってわかりやすくは全然無い。カップリングのダラピッコラとはっきり言って大して違いを感じないほどがしゃがしゃしているし、ポロンポロンいっている(どんな感想だ)。でも演奏はなぜかノっているので○にしておく。
Comment

ダラピッコラ:管弦楽のための2つの小品

2005年03月24日 | その他ラテン諸国
○エーリッヒ・クライバー指揮バイエルン放送交響楽団(STRADIVALIUS)1955・CD

ダイナミックなエーリッヒが聞ける。手慣れたというか、高度なテクニックの存在が伺える鮮やかな指揮ぶりだ。曲はゲンダイだがロマンティックというのとも違った意味で聞かせる演奏。

Comment

フランク:交響曲

2005年03月23日 | フランス
ルネ・バトン指揮パドルー管弦楽団(CON MOTO:CD-R,DECCA)CD

雑音がかなりキツイ録音だがSPゆえ音自体は明瞭に捉らえられている。骨組みのがっしりしたドイツぽさの強く感じられる1楽章、柔らかな叙情の中にも強く統制のとれた演奏ぶりが頼もしい2楽章、録音が心もとないが、ロマンティックな揺れの皆無な、凝縮された力感と勢いよい開放感が感じられる3楽章と、現代的な感性すら感じさせる、とてもしっかりした演奏である。録音があんまりなので○はつけられないが、驚くほど完成度の高い演奏である。

Comment

バルトーク:ピアノ協奏曲第3番

2005年03月23日 | 北欧・東欧
リパッティ(p)ザッヒャー指揮南西ドイツ放送交響楽団(URANIA/TAHRA)1948/3(5?)/30放送live・CD

TAHRAは五月としている。しょっぱなからオケがグダグダ・・・。最初イタリアのオケかと思った。録音も悪い(何とかしてくれハウリング音)。リパッティもイワユル落ち着き系の演奏振りで、私個人的にはもうちょっとスピード感が欲しい気がする。勢いが無く、音だけ綺麗に磨かれている、いかにも現代音楽演奏家の音楽に近い作り方がされている。1楽章イマイチ。

2楽章は冒頭から美しく情感を込めて歌い上げられる。作曲家の白鳥の歌と言ってもいい清澄な悟りの音楽(望郷の音楽とも言われるが)、孤独でさみしげなリパッティの演奏ぶりもちょっと並ならぬ雰囲気がある。まだ作曲家が亡くなって3年しかたっていない。作曲家ゆかりの演奏家たちなだけに、ここは感傷を込めずにはいられなかったのだろう。一方繊細な響きがちょっとフランス風な感じもする。若い頃にドビュッシーの影響を強く受けたバルトークの本質の一端が引き出された形だ。中間部の明るい「目覚め」の音楽にもうちょっとテンポ的なコントラストを付けて欲しい気もしたが、そもそもそういう演奏解釈ではないのだろう。ここは落ち着いた音楽にてっしている。美感はそれなりに評価できる。プロコフィエフ的なくぐもりに落ち着く後半部も感情が入っている。冒頭部が蘇るところでのヴァイオリンの鋭い音色が美しい。

3楽章。あいかわらず落ち着いた演奏ぶりに違和感。リパッティという俊敏そうな名前とは隔絶した遅速ぶりで、勘違いアマチュアピアニストなんて「もっと上手く弾けるわ」なんて思うかもしれない(しかし打鍵は正確確実で音質も純度が高く、危うさを感じさせるところが皆無なところにアマチュアとは全くレベルの違うものが確かに存在していることは言わずもがな)。オケも迫力に欠ける。打楽器系が弱いし木管ソロもつんのめりがち。オケは前へ行きたがっているのかもしれない。いずれ録音が悪すぎるので断言は避けるべきかもしれないが、強烈な個性を感じないことは確かだ。古典的なフーガが現れる場面などアンサンブルの面白さより響きの美しさを重視したような感じもする。どことなくタテの音楽ではなくヨコの音楽を志向している。最後の盛り上がり(絶筆部分前後)は録音がとらえきれてない。ぶちっと切れる。総じてム印。
Comment

ファリャ:三角帽子

2005年03月22日 | その他ラテン諸国
○ルビオ(Ms)トルドラ指揮フランス国立放送管弦楽団(EMI)1950'

古い録音でモノラルだけれども、なかなか聞かせる。ラテンノリバリバリかと思ったら品がよく響きは綺麗(オケのせいかも)。アンサンブルがきちっと整えられており爆発的なノリはないがまとまりがよく天才的なオーケストレーションの面白さを堪能させてくれる。色彩感も程よい感じで濃すぎも薄すぎもせず、煌びやかな曲に内包される豊かな本質を感じさせてくれる。運命のテーマとか聞きたい人はこういう全曲版で聴くべし。○。
Comment

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲

2005年03月21日 | ドビュッシー
○マルティノン指揮NHK交響楽団(NHKSO,KING)1963/5/11東京文化会館LIVE

これは真骨頂。それにしてもN響はいい音を出す。陶酔的で法悦的ですらある。但し元来明確な表現を得意とするオケだけあって、印象派的というよりラヴェル的な感じもする。無論肯定的な意味でである。○。

Comment

チャイコフスキー:序曲1812 年

2005年03月21日 | チャイコフスキー
○シェルヒェン指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団(WESTMINSTER)CD

爆発的な破壊力はないがとてもカッコイイ。ウィーンの音は鋭さに欠けるのがこのての曲では難しいところだが、シェルヒェンらしい攻撃的な発音が随所に聞き取れ、晩年の狂気のプレストもかいま見えて興味深い。○。

Comment

チャイコフスキー:交響曲第1番

2005年03月19日 | チャイコフスキー
○コンドラシン指揮NHK交響楽団(NHK CD,KING)1980/1/25live・CD

しっかし天才作曲家だよなーチャイコ、はいいとして、NHK交響楽団にしてはコンドラシンという暴君相手にがんばったという感じがする。引き締まったひびきとミスの無い演奏ぶり、全体的には余り感興を煽るまでの力感を感じなかったがこれはコンドラシン晩年の一歩踏み出た境地であるのかもしれない。○。
Comment