湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

コープランド:アパラチアの春(ピアノ版)

2014年02月27日 | アメリカ
○作曲家、スミット(P)(SLS:CD-R)1944/7

酷いノイズだが仕方ない。元は透明感に満ちた静謐な演奏のようであるだけに一層惜しい。コープランドは作曲家演奏家に多い、かなりよたるところのある演奏を繰り広げているが、リズム感は良く、良し悪しである。○にはしておく。私はよくわからなかったが全曲ではないとのこと。ロジンスキの同曲とのカップリングで、そちら演奏はNYPのボックス収録のものと同じ。
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グリンカ:ルスランとリュドミラ序曲

2014年02月27日 | ロシア・ソヴィエト
◎スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立交響楽団(放送)1970年代/4/6ブダペストlive

呆れる程のスピード。表出意欲のかたまり。今更この曲で◎をつけても他にいくらでも名演があるというものではあるが、直感的に◎をつけた。丁々発止のアンサンブルに瞠目。第二主題を提示するチェロの音色に刮目。
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ベートーヴェン:交響曲第7番

2014年02月27日 | ドイツ・オーストリア
○スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立交響楽団(放送)1970年代/4/6ブダペストlive

強奏部になるとぶっ放し音が鳴り響き、合奏ではブラスが突出する、しかし弱音のやり取りはなかなかバランス良くビシッとアンサンブルを決めてくる。ブラームス的なベートーヴェンで、後期ロマン派として聴けば非常に納得感のある演奏。最盛期ソビ響の激烈アンサンブルは当然四楽章でハデハデに炸裂するので安心だ。○。
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グラズノフ:バレエ曲「ライモンダ」~間奏曲抜粋

2014年02月27日 | グラズノフ
○スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立交響楽団(放送)1970年代/4/6ブダペストlive

じつはこのベト7をメインとする演奏会で一番耳を惹いたのはこの曲で、リズムよしキレよしで楽曲は凡庸であるもののじつに爽快に聞けた。
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プロコフィエフ:古典交響曲(交響曲第1番)

2014年02月27日 | プロコフィエフ
○スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立交響楽団(放送)1970年代/4/6ブダペストlive

音の切れやリズム良さはそれほど感じられない。スヴェトラらしいというか、少し拡散傾向のある演奏で、終楽章まできてやっとスピーディなアンサンブルを魅せるものの、そこまでは普通の演奏、ちょっと音量のでかい、といった感じだった。○。
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チャイコフスキー:交響曲第3番~Ⅴ

2014年02月27日 | チャイコフスキー
○スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立交響楽団(放送)1970年代/4/6ブダペストlive

アンコールの最後の曲として演奏されたもの。欧州の演奏ではノーブルな雰囲気を漂わせた祝典行進曲のような面白さが出るが、これはもうロシアロシアした派手なもので、しかしこちらのほうが正しいのではないかと思わせる。ブラヴォの嵐で終わるのもスヴェトラらしい。そこまで超名演とは思わないが・・・○。
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コープランド:交響曲第3番

2014年02月26日 | アメリカ
○セル指揮NYP(SLS:CD-R他)1947/12/21live

ノイズがかなり耳障りだが仕方ない※。即物的でぶっきらぼうな感すらある出だしからセルらしさを感じるが、音楽の盛り上がりとともに畳み掛けるような表現はまるでショスタコを聴いているようで迫力ある。二楽章では新古典的な構造がこれまたプロコを思わせる迫力だ。四楽章は庶民のためのファンファーレがややせせこましく弱いものの、それなりにまとまっている。けしてセルのトップクラスの演奏ではないし、この曲の透明感ある感興を引き出した解釈でもないが、それなりに聴ける。

※ノイズリダクション音源がダウンロード販売された。
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ミャスコフスキー:交響曲第21番

2014年02月25日 | ミャスコフスキー
○オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団(SLS:CD-R)1944/10/28放送live

ノイズがかなりきついがこの組み合わせでは47年11月22日の名演が残されているので、三年遡ったこちらも期待してしまう。じっさいにはスタジオ盤と余り変わらず(録音時間は5秒しか違わない!)、しかし一部過大なデフォルメであるとかちょっと雑味が混ざるようなところがあるとか、確かに違いは認識できる。苦難の中に希望を見出し這い上がろうとするも最後は力尽きるというような、単一楽章で短いながらも充実した内容の作品、オーマンディはよくとらえて演じている。○。
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ウィリアム・シューマン:アメリカ祝典序曲

2014年02月25日 | アメリカ
○バーンスタイン指揮ロス・フィル(DG)1982/7・CD

正直祝典序曲と言われてもちょっと・・・と思う曲だが、かっこいいところが無いわけでもなく、物凄い息の長い管楽器に合奏協奏曲ふうに突っ走る弦、といった取り合わせは個性的といったところか。ロスフィルはがんばっている。
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コープランド:アパラチアの春

2014年02月25日 | アメリカ
○バーンスタイン指揮ロス・フィル(DG)1982/7・CD

コープランドに期待される明るく軽いだけの音楽では必ずしもなく、重心の低い響きで心象的な風景を描き出すところもあり、バーンスタインならではの深みがあらわれている。音楽自体が余り意味深いものではないだけにそれが正しいのかどうかはわからないが、田舎の風景を素直にゆったり楽しむだけではなく、、、まあそれでいいのだけども。ロスフィルは雑味なく楽しい。
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バーンスタイン:バレエ音楽「オン・ザ・タウン」

2014年02月24日 | アメリカ
○作曲家指揮オン・ザ・タウン・オーケストラ(RCA)1945/2/3・CD

ミュージカルからの音楽であり個人的には「音楽だけ」で楽しめる内容かな・・?という疑問符を付けたくなる作品。録音が古く演奏もやや鄙びている。わりと晦渋なものを含むのがバンスタらしいところだと思う。
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バーンスタイン:キャンディード序曲

2014年02月24日 | アメリカ
○作曲家指揮ロス・フィル(DG)1982/7・CD

わりとハスッパな音で曲の娯楽性をひときわ世俗的に引き出したような演奏ぶり。生き生きとしたスピーディな音楽。
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バーバー:弦楽のためのアダージオ

2014年02月24日 | アメリカ
○バーンスタイン指揮ロス・フィル(DG)1982/7・CD

ねちっこくはなく、静謐で素直な演奏。クライマックスこそ粘るような表現はみられるものの、それ以外ではむしろ弱音過ぎるくらいの弱音で静かな重奏を聞かせている。
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ワグナー:ジークフリート牧歌

2014年02月24日 | ドイツ・オーストリア
○マイロヴィッツ指揮グランド・オーケストラ(pathe他)1934/11/20パリ・SP

なかなか深く、起伏あるロマンティックな演奏ぶりで惹きつける物がある。現行版とちょっと違う部分があるように思うが曲の流れは良い。また、オケがけっこう巧い。佳演。
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ミヨー:バレエ音楽「屋根の上の牛」

2014年02月21日 | フランス
○ナガノ指揮リヨン歌劇場管弦楽団(erato)1992・CD

キッチュで賑賑しい雰囲気はよく出ている。オケの感じが「ちょうど良い」。半面、やや地味というか特長をあげづらい演奏であり、どちらにも振り切らない感じがする。まあ、○です。
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