湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第4番

2016年04月28日 | Weblog
ミトロプーロス指揮NYP(columbia/sony)1956/1/9・CD

ライヴ盤もあるが同じモノラルながらこちらのほうが遥かにいい録音。終楽章で派手な改変が入っているようだが、その意味でも「派手で迫力のある演出」がきいた演奏。派手といっても拡散的なわけではなく、凝縮された演奏。良い時のNYPらしいとも言うべき緊張が漲る。このヴォーン・ウィリアムズでもイギリス国外で演奏されることが比較的多い、ハッキリした形式感、交響曲としてのまとまりをもった曲は、焦燥感という意味でも時代性にそったものとなっているが、2楽章の抒情にはRVWらしさがあり、全編凡百の作曲家にはない「わかりやすさ」がある。

https://youtu.be/IrEQ3odk6Ts
こちらで全部聴ける(アップロード者は個人ブログでも音源配信している)
音声のみ
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アイヴズ:交響曲第4番

2016年04月27日 | Weblog
島田俊行指揮イェール交響楽団(動画配信)

ドビュッシーは芋でも掘ってりゃあんな曲は書かない、と言い放ったアイヴズ。耳を甘やかすな、と既製品の甘ったるい曲を細切れにして山ほど混ぜ込んで詰め込んだ曲の、代表的なものがこれになります。アイヴズ縁のエールのオケ、比較的小規模でピアノ中心にまとめすぎ、カオスがカオスに聴こえない叙情的な感じに仕上がってる、同時代のスクリアビンのプロメテウスみたいな音楽になってるのが面白いよ。アイヴズ好きには物足りないかもね(オケがイミフと思ってやる気を失ったらこういう曲はダメだな、、、)

半世紀あとの新ロマン主義もこういう実験主義音楽も良い、アメリカ音楽やっぱ好きだ。

これの原曲が書かれた時マーラーもドビュッシーも存命でした。」

エール交響楽団からの公式配信
https://youtu.be/Ttd6R2Xpz8Q
https://youtu.be/eibaIE7Dwso
https://youtu.be/BrNX-JzGJ_8
https://youtu.be/WnDohqSZmsg
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ワグナー:ワルキューレの騎行(「偶発的ステレオ」)

2016年04月27日 | Weblog
○ストコフスキ指揮フィラデルフィア管弦楽団(動画配信)1941

うーん。すごい。グーセンスやエルガー含めいくつかyoutubeに挙げられている中でこれは素晴らしい出来。ワルキューレの騎行、おなじくストコの「偶然のステレオ」だというのだが・・・もう13年後にはストコが正式にRCAからステレオ録音のものを出す時期だ。

https://youtu.be/y314wj0WEy0
音声のみ
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アイヴズ:交響曲第4番

2016年04月27日 | Weblog
ストコフスキ指揮アメリカ交響楽団(動画配信)1965

ストコフスキにより世界初演が行われたアイヴズの交響曲第4番。その数日後のテレビ放送映像になります。イントロダクションと全曲。DVDにならないかな。

https://youtu.be/-xXv55ARtsM
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トゥーリエ:映画音楽「天井桟敷の人々」一部

2016年04月27日 | Weblog
ミュンシュ指揮パリ音楽院管弦楽団(動画配信)1945

天井桟敷の人々
Les enfants du Paradis

音楽、モーリス・トゥーリエ
指揮、シャルル・ミュンシュ
パリ音楽院管弦楽団
1945

当然3時間半の動画はございません。権利関係からか、細切れ版は日本では観られません。借りてきましょう。劇場で観て疲れた映画ナンバーワンです。ナンバーツーは七人のさむらr

https://youtu.be/KNlPexEgPRo
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ガーシュイン:セカンド・ラプソディ(二台ピアノ編曲)

2016年04月27日 | Weblog
ノック、ヘラビー(P)(動画配信)

名作ですね。もともとは別の実用的な表題を持つ作品だったのを、ラプソディインブルーのセカンド、ということで打ち出した、よりクラシカルに洗練された音楽。それをピアノ二台で演奏する珍しい映像がありました。こういう形態も昔はよくあったと思います。同時代者レヴァントのような無味乾燥な演奏をする人は稀。YouTubeでもすぐれた演奏楽しい演奏、スタイルをさまざまに聴けますのでまずはここからご覧ください。管弦楽では後半でスネアに先導され行進曲ふうになったところで、プロコフィエフ風の跳躍をするところがだいすきだ。気分転換のためアメリカ音楽回帰。


https://youtu.be/ovK1k9Ye_OY
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フランセ:映画音楽「四人の郵便屋」

2016年04月27日 | Weblog
デゾルミエール指揮(動画配信)

Le Lit à colonnes
4人の郵便屋
1942年作品
曲、ジャン・フランセ
指揮、ロジェ・デゾルミエール

映画本編
https://youtu.be/Wnf6owXvzmc
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メシアン:神の降臨のための三つの小典礼

2016年04月27日 | Weblog
デゾルミエール指揮パリ音楽院管弦楽団、イヴォンヌ・ロリオ(p)、ジヌ・マルトノ(o.m.)1945(動画配信)

デゾルミエールは戦中戦後のこの時期に盛んに同時代音楽を録音していた。復刻は少ないが。。メシアンがこの時期に録音されたのは非常に珍しいことである。デゾルミエールはミュンシュ同様、戦中芸術活動にてレジスタンス運動を先導したことでも知られている。

lysレーヴェルにて1998年CD化(先述)

・・・のはずだがこのYouTube音声、録音時間がかなり違う。カットの仕方か、余白の取り方か。レコードは回転数のブレがあるので、データ上はこの曲のこの組み合わせのこの年の録音は1つしかないはずで、同じ音源ではあるのだろう。おそらく原盤となる78回転盤(SP)が別の版ではなかろうか。

https://youtu.be/D2e5mPHnZ9o
音声のみ
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ソーゲ:映画音楽「ザイルのトップ」

2016年04月27日 | Weblog
デゾルミエール指揮

premier de cordée
ザイルのトップ
1944年作品
曲、アンリ・ソーゲ
指揮、ロジェ・デゾルミエール

山岳小説の傑作の映画化第一号!

映画本編:
https://youtu.be/zGFeJVLqtKs
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エルガー:威風堂々第1番 中間部主題(希望と栄光の国)自作自演動画

2016年04月27日 | Weblog
作曲家指揮LSO(動画配信)HMVスタジオ・1930年代??
作曲家唯一の貴重な動画記録。

https://youtu.be/UrzApHZUUF0

イギリスPATHEからの提供動画はこちら
https://youtu.be/kgBjUv_50kY
内容につき詳述されているのでご参照ください。
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ガーシュイン:セカンド・ラプソディ

2016年04月27日 | Weblog
○作曲家指揮・P(動画配信)

詳細不明。

驚いた。これはよくノイズを取り除いている。以前ガーシュイン選集(history)で自作自演が集大成された時、おそらく同じ音源が収録されていた。こんなにきれいではなかったよ。そちらではリハ音源となっていて、かなりルーズなオケ伴奏だった(注:youtubeのコメント欄には1931/6NBCスタジオ(NY)のリハーサル、プライヴェート録音に言及されているがhistory収録のものと同一と思われる)。こちらも似たようなものだが、音が抜群に良いので、クラシカルな方向性をジャズに引き戻すガーシュインの「クセ」が自然に出ている。もちろん自作自演が最高なわけはありません。YouTubeには新しい録音も沢山ありますよ。



https://youtu.be/dVtbCFoDc9c
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ストラヴィンスキー:春の祭典

2016年04月27日 | Weblog
マルケヴィッチ指揮スペイン放送管弦楽団(動画配信)1977/3/20live

まあ、春と言えば最後はこういうことになる。珍しい映像。

https://youtu.be/i5I-oWmflVw
←きわめて質の悪い白黒動画なので注意
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ミヨー:春のコンチェルティーノ

2016年04月27日 | Weblog
カウフマン(Vn)作曲家指揮ORTF(M&A)1949/10パリ・CD

エクス・アン・プロヴァンスの作曲家の面目躍如。この曲の自作自演はカウフマンのほかにアストリュックとゴールドベルクのものがあり、やっぱりゴールドベルクのものが録音も演奏もばつぐんです。データ上2つあるようなかんじだけどオケ名表記が異なるだけで同じかと(PHILIPS音源)。春ということで。

https://youtu.be/PchDbybg5Os
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アイアランド:サルニア

2016年04月27日 | Weblog
パーキン(P)(CHANDOS)CD

この曲を知ったのは自費出版の音楽本。ただひたすら偏愛を語る類いのものだった。アイアランド晩年作品、ただただロマンティックな音楽。心地良い。春ということで。作曲家に師事したパーキンさんにはモノラル録音もある。

https://youtu.be/GvLG9T8qOiw
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ヴォーン・ウィリアムズ:あげひばり(ピアノ伴奏版断片)

2016年04月27日 | Weblog
諏訪内晶子(Vn)インタビュー等
2008/8/27bbcPROMS live前の映像

http://www.bbc.co.uk/events/e45rzc
(本編動画音声なし)

プロムスだとこの人の「あげひばり」が圧倒的だったわけだが、YouTubeには無いなあ。
プロムス音源って一時期は公式ダウンロードできたんだよね。
ピアノ伴奏版は譜面をもってる。youtubeには全曲動画もあります。びっくりするくらい単純で独特、なかなかソリストが個性を発揮しづらいし、そもそも発揮してはいけない。ピアノ伴奏版で初演された曲だが、ヴォーン・ウィリアムズのピアノはあんまりよくないことが多い。弦の人だからね。

・・・歌うのにぜんぶ繋げて朗々とうたう必要はなくて、自然な流れで抑揚にあわせちょっと切ったりする、ワルツっぽいけど、そういう演奏はないかね。押しの強さで聴かせる曲と、そうでない曲はある。

https://youtu.be/PbgmP0R_onc
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