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しこたまらいふ

大谷翔平と大滝詠一の生まれた岩手県奥州市で、スローライフを実践中♪ 田舎暮しや食べ物の話題。

君の膵臓をたべたい(2017)

2021-02-23 | この頃見た映画とか
       

この頃重い映画ばかり見ていたので、なんとなく甘そうな映画をクリック。題名も面白いし、いま売れに売れている浜辺美波ってどんな演技をするのか興味深々。 

あらすじとか
タイトルとストーリーのギャップで話題を集めた住野よるの同名ベストセラー小説を実写映画化した青春ドラマ。

高校時代のクラスメイト・山内桜良の言葉をきっかけに教師となった“僕”は、教え子の栗山と話すうちに、桜良と過ごした数カ月間の思い出をよみがえらせていく。高校時代の“僕”は、膵臓の病を抱える桜良の秘密の闘病日記を見つけたことをきっかけに、桜良と一緒に過ごすようになる。そして桜良の死から12年後、彼女の親友だった恭子もまた、結婚を目前に控え、桜良と過ごした日々を思い出していた。大人になった“僕”役を小栗旬、恭子役を北川景子がそれぞれ演じる。

「黒崎くんの言いなりになんてならない」などの新鋭・月川翔監督がメガホンをとり、「ホットロード」「アオハライド」など青春映画に定評のある吉田智子が脚本を担当。
2017年製作/115分/G/日本
配給:東宝

冒頭の教室で12年後の「僕」役の小栗旬がサンテグジュペリ「星の王子様」を教えていて、これがこの映画のモチーフになっている。この映画って浜辺と北村の青春ドラマかと思ったら、主役は小栗旬だなー。微妙な心理描写や謎?を解いていくときの表情がとてもいい。

小栗と言えばむかし「えさし藤原の郷」で「TAJOMARU 」を撮影したときの主役で、小栗の子供の頃の役がなんと!北村匠海だったんだよね。どこか似た雰囲気があるのかな?
浜辺は、笑顔がかわいい・・・てか、シリアスな場面でも笑っているように見える。映画を撮影した当時は16歳でほとんど素でやってるのかも。北村はさえない高校生の役なんだけど、どう見ても冴えなくない。ちょっと無理してぼんやりしているような感じ。

ストーリーは、いろいろ細かな展開があり、またメッセージもいろいろ込められていて、青春ドラマを考えているといい意味で裏切られる感じ。筋立てとしてはちょっと意外な展開もあったが、それはそれで楽しめた。それと全体を彩る「松谷卓」のピアノが美しい。

星の王子様の「大切なものは、目には見えない」 「相手を悲しくさせるのなら、仲良くなんかならなければ良かった」などの意味を再確認させられた。
それにしても、おじさんこーゆーのに弱いんだよな。年取ると涙腺がゆるくてゆるくて(^^;

この映画を食べ物に例えるとイチゴ大福かな?

 
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さよなら渓谷(2013)

2021-02-22 | この頃見た映画とか
       

「そして父になる」での演技に惹かれて、真木よう子の主演している映画をAmazonプライムでクリック。題名から美しい恋愛ものかなー?なんて思ったら。。。

あらすじとか
真木よう子が「ベロニカは死ぬことにした」以来7年ぶりに単独主演を飾り、吉田修一の同名小説を映画化した人間ドラマ。

緑豊かな渓谷で幼児殺害事件が起こり、容疑者として実母の立花里美が逮捕される。しかし、里美の隣家に住まう尾崎俊介の内縁の妻かなこが、俊介と里美が不倫関係にあったことを証言。現場で取材を続けていた週刊誌記者の渡辺は、俊介とかなこの間に15年前に起こったある事件が影を落としていることを知り、2人の隠された秘密に迫っていく。

俊介役は「赤目四十八瀧心中未遂」「キャタピラー」の大西信満。「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」「まほろ駅前多田便利軒」の大森立嗣監督がメガホンをとり、監督の実弟・大森南朋も週刊誌記者・渡辺役で出演。
2013年製作/116分/R15+/日本
配給:ファントム・フィルム

いきなりのエッチシーンで(@_@) さらにそれに続くストーリーが難解。主人公の出会いが明確にされていないことが、最後までもやもやした感じを残したと思う。その心理もなかなか理解できない。男性の方はある程度理解できるが、じっと我慢して二人で落ちていくのはなんだかなー。
真木演ずる女性主人公の考えは、さらに難解。恨みや憎しみや怒り悲しみ、、、ありとあらゆるマイナスの感情が混ざり合う。

でも、人の持つ感情を4象限マトリックスで書いてみると憎しみや憎悪等のマイナスで力の強い感情の対偶は、愛情なんだよね。「可愛さ余って憎さ百倍」って言葉があるけど、その反対もあるのかも。そんなことを思い出しながら見ていたら、やっぱり最後はわからない幕切れ。最後まで難解な映画でした。真木は、この年に「そして父になる」にも出演していて、大活躍の年でした。それにしても女優さんって大変だなー。

 
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空気人形 (2009)

2021-02-20 | この頃見た映画とか
        

Amazonプライムで、なんだか雰囲気の違う是枝作品があったので、クリックしてみた。

あらすじとか
女性の「代用品」として作られた空気人形ののぞみに、ある朝「心」が芽生え、持ち主の秀雄が留守の間に街へ繰り出すようになる。そんなある日、レンタルビデオ店で働く青年・純一に出会い、密かに想いを寄せるようになった彼女は、その店でアルバイトとして働くことになるが……。

「誰も知らない」「歩いても 歩いても」の是枝裕和監督が、業田良家の短編漫画「ゴーダ哲学堂 空気人形」を映画化。主演は韓国の人気女優ペ・ドゥナ。
2009年製作/116分/R15+/日本
配給:アスミック・エース

心を持った人形が生まれたての赤ちゃんのように心を育てていく。同時にいろいろな葛藤も生まれていく。ペ・ドゥナの演ずる人形が表情を増していくみずみずしい演技が見もの。それと男の欲望の醜さやグロテスクなシーンもあり、心の底をえぐられるような気がする。

都会の孤独と空虚さ、生きづらさがこれほどの透明感で描かれるのは驚き。とても美しいシーンとそうでない部分の対比が際立つ作品。作品の性質上性的なシーンが多いので、作品に対する好みは分かれそう。

この映画、食べ物に例えると焼酎ボンボン

 
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そして父になる(2013)

2021-02-18 | この頃見た映画とか

        

Amazonプライムで是枝監督の作品を連続で見ています。
福山はNHK大河ドラマ「龍馬伝」の時にうちの街にロケに来て、行きつけの某料理屋で見かけたことがあります。「いいおどごだなー、あれだばおなごも惚れるべー」って感じでした。私としては、福山より福永⁈の方が好きです(^^;

あらすじとか
是枝裕和監督が福山雅治を主演に迎え、息子が出生時に病院で取り違えられた別の子どもだったことを知らされた父親が抱く苦悩や葛藤を描いたドラマ。

大手建設会社に勤務し、都心の高級マンションで妻と息子と暮らす野々宮良多は、人生の勝ち組で誰もがうらやむエリート街道を歩んできた。そんなある日、病院からの電話で、6歳になる息子が出生時に取り違えられた他人の子どもだと判明する。妻のみどりや取り違えの起こった相手方の斎木夫妻は、それぞれ育てた子どもを手放すことに苦しむが、どうせなら早い方がいいという良多の意見で、互いの子どもを“交換”することになるが……。

2013年・第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、審査員を受賞した。良多を演じる福山は自身初の父親役。妻みどりに尾野真千子、斎木夫妻にリリー・フランキー、真木よう子が扮する。
2013年製作/120分/G/日本
配給:ギャガ

エリートサラリーマンが鼻につく福山とセコイところがあるけどどこか憎めないリリー・フランキー。この二人と子役を中心に物語が展開。福山っていやな奴だなーと思わせるってことは、うまい役者ってことだよね。最後の方には、いいお父さんぽくなってたし。

子供の思いを考えずに大人の事情だけで、物語が進んでいくことに、初めから違和感を覚えていましたが、それがあることを機に転換。最後は感動の嵐でした。これ以上はネタバレになるので書きません。親子の情愛を徐々に気づいていく福山の演技に脱帽です。

でも、役者としてはリリー・フランキーが好きだな。自然な演技でその辺にいるのんびりしたおじさんを好演していました。女優は真木が時に感情をストレートに表現したり、逆に思いやりがあって優しい感じでよかった。いい映画でした。

この映画、食べ物に例えるとキャンプ場のBBQかな?



 
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万引き家族(2018)

2021-02-16 | この頃見た映画とか
        

Amazonプライムで是枝監督の作品からチェック。私は予めあらすじとかは見ないので、家族の関係等なかなか理解しにくかったです。それと途中から流れが変わるので、その辺を頭の中で整理するのが難しく、もう一度見たりして理解するのに時間がかかりました。

あらすじとか
「三度目の殺人」「海街diary」の是枝裕和監督が、家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の姿を通して、人と人とのつながりを描いたヒューマンドラマ。2018年・第71回カンヌ国際映画祭で、日本映画としては1997年の「うなぎ」以来21年ぶりとなる最高賞のパルムドールを受賞したほか、第91回アカデミー賞では日本映画では10年ぶりとなる外国語映画賞ノミネートを果たすなど、海外でも高い評価を獲得。第42回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含む8部門で最優秀賞を受賞した。

東京の下町。高層マンションの谷間に取り残されたように建つ古い平屋に、家主である初枝の年金を目当てに、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らしていた。彼らは初枝の年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っている。

そんなある冬の日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に連れ帰り、信代が娘として育てることに。そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていく。息子とともに万引きを繰り返す父親・治にリリー・フランキー、初枝役に樹木希林と是枝組常連のキャストに加え、信江役の安藤サクラ、信江の妹・亜紀役の松岡茉優らが是枝作品に初参加した。
2018年製作/120分/PG12/日本
配給:ギャガ

ある家族の物語。家族ってなに?と問いかけられているような気がする。

貧乏なんだけど不思議に屈託なく暮らしている家族。万引きを繰り返すけど生活に必ず必要という風にも見えない。おばあさんと夫婦の関係もなんだか不自然。物語の設定にはいろいろ問題があって、突っ込んで考えると物語が成立しないように思えるけど、そこには目をつぶって是枝監督の映画作りや登場人物の心の動きや感情の変化を楽しんだ方がよさそう。いろいろ感想を書きたいけど、それ書くとネタバレになってしまうんだよね。シーンで印象的なのは、花火のシーンかな。

リリーフランキーのいい加減な父親ぶりと安藤のいろいろな過去を引きずりながらも楽しく暮らしている母親の演技、希林さんの優しかったり小ズルかったりする役づくり。子供たちの自然な演技。特に息子役の城桧吏が素晴らしかった。そして、松岡茉優ちゃん役者として成長したなー。リトルフォレストにキッコ役で出ていて、すぐ近くで見ていたけど。懐かしいな。

そういえば、家族ってことで言えば鬼滅の刃の那多蜘蛛山を思い出してしまいました。こっちの家族も面白かったな。

この映画、料理に例えると豚肉のすき焼きっぽいな。

 
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誰も知らない(2004)

2021-02-15 | この頃見た映画とか

          

Amazonプライムで是枝監督作品ラインナップからクリック。

あらすじとか
12歳の長男役を演じた柳楽優弥が第57回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞。

父親が異なる4人の兄妹と母の母子家庭。アパートを追い出されないために、父が海外赴任中で母と息子の2人暮らしだと偽って暮らす彼らは、そのため学校にも通ったことがない。

だが母親に新たな恋人が出来て、兄妹に20万円を残して失踪、子供たちはなんとか自分たちで暮らしていこうとする。監督は「ワンダフル・ライフ」「ディスタンス」の是枝裕和。
2004年製作/141分/日本
配給:シネカノン

子供たちの可愛さとは裏腹に、母親・近隣・友人等々関係者のネグレクト。「誰も知らない」というより「誰も知りたがらない」というのがほんとのところ。田舎であればすぐに表ざたになってしまうことが、都会では希薄な人間関係の故に、意図するしないにかかわらず埋没してしまう。映画を見ていると早く誰かにづいてほしいとジリジリした焦燥感を覚えてしまう。

巣鴨で実際にあった、児童置き去りの事件をモチーフにしているとのこと。本来であれば収入の少ない母子家庭で子供が4人もいれば生活保護の対象となり、子供たちも学校に行けたのであろうけれども、この母親の生育・生活歴のどこかで何か理由があってこのような状態になってしまったのだろうが、その辺については、描かれていない。また、子供は病気になりやすいのだが、健康保険とかはどうしていたのか。細かい疑問が最後まで残ってしまった。

2004年にこの映画で問題提起されているにもかかわらず、いまだに育児放棄や児童虐待が当事者の意識しないうちに行われていることを改めて認識させられた。主演の柳楽優弥の厳しい眼と時折見せる笑顔のギャップがとても印象的。

この映画、食べ物に例えると緑のタヌキだな。
 
 
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歩いても 歩いても(2008)

2021-02-13 | この頃見た映画とか
       
この頃Amazonプライムで是枝作品をチェックして、まとめてみています。私には、むかしから本でも音楽でもハマると集中して見聞きする癖があります。

あらすじとか
「誰も知らない」「幻の光」の是枝裕和監督が、年老いた両親の元に久々に集った家族の情景を静かなタッチで切り取り、人生の喜びと悲しみを浮かび上がらせたホームドラマ。

ある夏の日、元開業医の横山恭平とその妻とし子が2人きりで暮らす家に、次男の良多と長女のちなみがそれぞれの家族を連れてやって来る。何気ない団欒のときを過ごす横山一家だったが、この日は15年前に亡くなった長男・順平の命日だった……。
2008年製作/104分/日本
配給:シネカノン

それぞれ考え方がバラバラな家族。まあ違って当然と言えば当然なんですが、お互いに隠しているその辺を様々なエピソードからえぐり出すのが是枝監督です。例によって大きなストーリーの展開とか主人公の活躍なんてのは全然ない映画です。

でも、この作品は家族一人一人の怒りや憎しみ悲しみ、喜び笑い優しさ、そんな感情を丹念に描いていきます。重なりあいもつれる感情。得に医者の妻に見えない希林さんの演技が素晴らしい。ほんの短いセリフやしぐさで、複雑な感情を表現できる。まさに名演技です。

主演は阿部寛ということになっていますが、出演した家族全員が主演のような映画でした。思えば人生は、人それぞれが主人公なんだなーと教えてくれます。

ところで、この映画は背景の音楽より生活音がいろいろと出てくるのですが、生活感を高める働きをしています。その辺を気にしながら見るのもいいかも。

この映画料理に例えるなら、懐石料理の八寸かな(^^;

 
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たそがれ清兵衛(2002)

2021-02-10 | この頃見た映画とか
       
Amazonプライムで次は何を見ようかと探していたら、懐かしい映画が出ていたのでクリック。既にテレビで2回は見ているんだけど、やはりCMの入らないものを見たいですね。

あらすじとか
「男はつらいよ」シリーズの山田洋次監督が、藤沢周平の短編小説を原作に映画化し、アカデミー外国語映画賞にノミネートされるなど国内外で高く評価された時代劇。

幕末の庄内地方。海坂藩の下級武士である井口清兵衛は妻を病気で亡くし、幼い娘2人や年老いた母と貧しくも幸せな日々を送っていた。家族の世話や借金返済の内職に追われる彼は、御蔵役の勤めを終えると同僚の誘いを断ってすぐに帰宅してしまうため、“たそがれ清兵衛”と陰口を叩かれていた。ある日、清兵衛は幼なじみの朋江を救ったことから剣の腕が立つと噂になり、上意討ちの討手に選ばれてしまう。

清兵衛を真田広之、朋江を宮沢りえが演じたほか、世界的舞踏家・田中泯が映画初出演ながら清兵衛の敵役で強烈な印象を残した。
2002年製作/129分/日本
配給:松竹

いやー、監督が良くて本がいいと無駄なシーンが一切なくて、よどみなくストーリーが流れます。真田は、セリフの前にちょっと言いよどむようなところがあるので、演じる主人公の朴訥な性格描写にピッタリ合っているような気がしました。一方、宮沢の憂いを含んだ表情や笑顔は厳しい現実をオブラートで包むような効果がありますね。脇を固める俳優陣も全体のバランスを崩すことなく物語を引き立てます。前半でくどかったのは、丹波哲郎ぐらいかな(^^;

終盤の田中泯のセリフ回しや殺陣は、ものすごい凄味があって感動しましたが、ストーリー的にどうなのかなーってところも若干。。。それにしてもすまじきものは宮仕えですね。それと、岸惠子 が出てくる最後のシーンは、ちょっと説明っぽいところがあって、若干蛇足感がありました。

全体には、主人公の焦燥感や切迫感。子や朋江に対する愛情等の心情が丹念に描かれて、素晴らしいと思いました。さすがは山田洋次監督です。


 
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舟を編む(2013)

2021-02-09 | この頃見た映画とか
      
主演の松田龍平が岩手県を舞台にした「あまちゃん」や、この前見た「殿利息でござる」に出演していたのでクリック。まあ、なんだか変わった人だなー的な雰囲気が素敵です。優作の息子だし(^^;
それと加藤剛は、リトルフォレストと同じ大森小学校を舞台にした映画「子育てごっこ」にも主演されています。

あらすじとか
出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描き、2012年本屋大賞で第1位を獲得した三浦しをんの同名小説を映画化。

玄武書房の営業部に勤める馬締光也は、独特の視点で言葉を捉える能力を買われ、新しい辞書「大渡海(だいとかい)」を編纂する辞書編集部に迎えられる。個性的な編集部の面々に囲まれ、辞書づくりに没頭する馬締は、ある日、林香具矢という女性に出会い、心ひかれる。言葉を扱う仕事をしながらも、香具矢に気持ちを伝える言葉が見つからない馬締だったが……。

馬締役で松田龍平、香具矢役で宮崎あおいが出演。監督は「川の底からこんにちは」「ハラがコレなんで」の俊英・石井裕也。第86回アカデミー外国語映画賞の日本代表作品に選出。第37回日本アカデミー賞では最優秀作品賞、最優秀監督賞ほか6冠。
2013年製作/133分/G/日本
配給:松竹、アスミック・エース

一番の感想は、「辞書ってこうやってつくるんだー」です。何年も何年も同じ作業を繰り返し、そのうえで一つ一つの言葉に意味を与え、更に載せるか載せないかを決める。気の遠くなるような作業を延々と。

主人公は、その作業に戸惑いながらも徐々にハマっていく。その心の変化を松田が好演しています。また、指導する教授役の加藤剛の淡々とした枯れた演技も見もの。いい味で揺るがない教授の信念を心の深いところから表す演技が素晴らしかったです。

紹介文にある恋愛の下りは、辞書の編纂が面白過ぎてなんだか添え物っぽい雰囲気。それと恋人役の宮崎あおいは、キャラが立ちすぎるのを無理に抑えている感じがして、なんか中途半端な感じでした。料理を作るならNHK「鴨川食堂」の忽那汐里さんぽい方が好きです。宮崎にはもっと華やかな役とか主役がいいですね。

全体には、さすがに素晴らしい作品で、そのうち丁寧にもう一度辞書の編纂作業の当たりを中心に見返そうかと思います。

 
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007)

2021-02-07 | この頃見た映画とか
      

Amazonプライムで「日日是好日」のエンドロールを終わった後、画面の下の方に希林さん関係の映画が表示されるのでクリックしてみました。この映画や小説のことは知っていたのですが、まだ見ていなかったのでした。

あらすじとか
ベストセラーとなったリリー・フランキーの自伝小説を、オキダリジョーと樹木希林の共演で映画化。

幼いボクを連れてオトンの家を出たオカンは、女手ひとつでボクを育て上げた。やがて美大に通うため上京したボクは、オカンへの罪悪感を感じながらも自堕落な日々を送ってしまう。

数年後ようやくイラストやコラムの仕事が軌道に乗り始めた頃、オカンのガンが発覚し……。監督を「さよなら、クロ」の松岡錠司、脚本を松尾スズキが手掛ける。
2007年製作/142分/日本
配給:松竹

主人公が大学時代にパチンコと麻雀に明け暮れた自堕落な生活を送っていたことに好感が持てます。私と一緒です(^^;
私と時代背景がだいたい一緒なんで、なじみやすい映画でした。

描かれているのは、樹木演ずる母親の主人公に対する無償の愛。迫真の演技に感動しました。私も主人公と同じで、父母にお金を送らせて遊んでばかりいたので、身につまされました。

オダギリジョーの物憂げで不安な雰囲気も良かったと思います。それと友情出演っぽく、小泉今日子や田中哲司、宮崎あおい等々多彩な面々がちょい役で出てくるのも面白かったです。

東京タワーが題名についていますが、夜の東京タワーの赤い色は、なにか現実離れした雰囲気を持っているので、むかし東京へ出張などで出かけると必ずホテルはタワービューをリクエストしたものです。特に夕暮れの帝国ホテル新館のプールから見えるタワーは、非日常的で大好きでした。

家でも母が脊柱管狭窄症の手術で東京の病院に1カ月入院したことがあり、その時、窓から見えたタワーならぬ富士山にとても勇気づけられたのを思い出しました。その後母は、乳がんの手術をしたり認知症になったりですが、幸いなことに健在です。本当に親というのはありがたいものですね。



 
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リトルフォレスト夏秋(2014) 冬春(2015)

2021-02-04 | この頃見た映画とか
       

Amazonプライムで次は何を見ようかなと思っていたら、懐かしい「リトルフォレスト」を発見。さっそく夏秋をクリック。その後冬春も見ました。
この映画、実は平泉の北隣の奥州市衣川と前沢を中心に撮影されたもので、私も少しだけかかわっていました。そのため、存在感抜群の橋本愛ちゃんは間近で見ていましたし、ロケスタッフともいろいろ関わっていました。夏秋が2014年公開ですからもう7年も経ってしまったんですね。

あらすじとか(夏秋)
「海獣の子供」「魔女」などで知られる漫画家・五十嵐大介が、東北の小さな村を舞台に、旬の食材をいかした食事と自給自足の生活を通じて自分と向き合う若い女性の姿を描いた「リトル・フォレスト」を、橋本愛の主演で実写映画化。四季を通じて描かれる全4部を「夏編・秋編」「冬編・春編」の2部にわけて劇場公開する。

一度は都会に出たものの、自分の居場所を見つけることができず、東北の山間の小さな村・小森に戻ってきたいち子。スーパーやコンビニもない小森での暮らしは自給自足で、畑仕事をしたり、野や山で採れた季節のものを材料にして食事を作り、日々を過ごしている。大自然はさまざまな恵みを与えてくれる一方、時には厳しさもみせるが、そんな自然に囲まれた生活の中で、いち子は一歩を踏み出す勇気を蓄えていく。
2014年製作/111分/G/日本

(冬春)
秋の終わりに、5年前の雪の日に突然姿を消した母・福子から1通の手紙が届き、いち子は今までやこれからの自分を思い、心が揺れ始める。そうした日々の中でも季節はめぐり、雪解けとともに春の足跡も近づいてくる。来年もここにいるかどうかわからなくなったいち子は、春一番で作付けするジャガイモを今年は植えるかどうか迷うが……。
監督は「重力ピエロ」「Laundry ランドリー」の森淳一。
2015年製作/120分/G/日本
配給:松竹メディア事業部

まあ、ストーリーは、いち子の揺れ動く心情や心の成長を描いているのですが、この映画の中心は衣川の美しい景色と人々の暮らしです。橋本愛ちゃんが畑や田んぼを耕し野菜や稲を育てたり、山菜を採ったり、そしてそれを調理し食べる食べる。地元の人たちとの交流もとても穏やかで優しいものでした。

野菜の生育には丸1年かかるものもあり、ロケの撮影はなかなかに大変です。上手く育つとは限らないし、時期をずらして何回かに分けて栽培したりで、スタッフの苦労は並々ならぬものがありました。何しろ移住して軽トラまで買ってましたから(^^;

原作者の五十嵐大介さんは、以前衣川の大森に住んでいたことがあり、その時の経験を漫画のリトルフォレストに描いたようでした。舞台の「小森」は、大森からの連想ですね。撮影後も大介さんは衣川を何度も訪れていろんなイベントにも出席してました。

ところで、私のブログのアイコンの猫ですが、実はリトルフォレストに出てくる猫なんです。ロケ現場をウロチョロしていたので、携帯で撮影したのでした。今はどうしてるんだろな?

そういえば衣川の知人も映画に出演しているのですが、そのセリフ?が地元の方言です。テロップを入れないとたぶんわからないんじゃないかなー。内容を知りたい人は、「夏秋冬春の何分何秒の会話」とメッセージして下さい(^^;

おまけ
この映画の「春」の終わりのところで愛ちゃんが神楽を舞うんですが、その場所は旧大森小学校なんですが、実は以前にもここを舞台にした映画を撮っています。今井正監督の「子育てごっこ」(1979)です。主演は、加藤剛、栗原小巻さんでした。原作者の三好京三さんが、大森小学校の先生だったんですね。同じ場所で二回映画を撮るのって撮影所以外では珍しいのではないでしょうか。


 
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日日是好日(2018)

2021-02-03 | この頃見た映画とか
        

「悠木千帆 」の頃から大好きな女優さん。この頃も「万引家族」でいい味を出していた樹木希林さんが、お茶の師匠をやってるということでサクッとクリック。実は私の伯母もお茶の師匠をしていて、たまにお点前をいただいていたので、なんとなく懐かしかったのでした。

あらすじとか
エッセイスト森下典子が約25年にわたり通った茶道教室での日々をつづり人気を集めたエッセイ「日日是好日『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」を、黒木華主演、樹木希林、多部未華子の共演で映画化。

「本当にやりたいこと」を見つけられず大学生活を送っていた20歳の典子は、タダモノではないと噂の「武田のおばさん」が茶道教室の先生であることを聞かされる。母からお茶を習うことを勧められた典子は気のない返事をしていたが、お茶を習うことに乗り気になったいとこの美智子に誘われるがまま、流されるように茶道教室に通い出す。

見たことも聞いたこともない「決まりごと」だらけのお茶の世界に触れた典子は、それから20数年にわたり武田先生の下に通うこととなり、就職、失恋、大切な人の死などを経験し、お茶や人生における大事なことに気がついていく。

主人公の典子役を黒木、いとこの美智子役を多部がそれぞれ演じ、本作公開前の2018年9月に他界した樹木が武田先生役を演じた。監督は「さよなら渓谷」「まほろ駅前多田便利軒」などの大森立嗣。
2018年製作/100分/G/日本
配給:東京テアトル、ヨアケ

出だしが、いきなりフェリーニの「道」の話だったのでビックリ!むかし飯田橋?や京都の祇園にある映画館で、2本500円位で一晩中見ていた映画の一つだと記憶している。この前BSでも放送しているのを偶然見たが、けっこう細部まで記憶していた。とても哀愁のあるいい映画だったが、それがなぜかこの映画のモチーフに?

希林さん演ずるお茶の師匠は、初めはなんだかおっかなびっくりに見えたけど、徐々に落ち着いて最後の方には立派な師匠みたいに見えて面白かった。そういえば、先年岩手国体の時に千玄室大宗匠が、なんと!水沢競馬場にお出でになりお話をしたことがあるのですが、優しそうな中にも凛とした気品があるのに感動した覚えがあります。

なんか脱線ばかりしていますが、話を本題に戻すと、、、四季の移り変わりや主人公の人生のいろいろな転機が軽快な音楽とともに淡々と描かれます。とりたてて大きなストーリーや主人公の活躍があるわけではないのですが、ホンワカした黒木華さんの雰囲気が良く出て温かい気持ちになれる作品でした。

日日是好日等の扁額や茶掛けも面白かった。一期一会。禍福は糾える縄の如し。塞翁が馬、いいと思えば悪い、悪いと思えばよくなる。そもそもいいも悪いも人の心が決めるもの。本来そんなものはないのです。水は蒸気になり雨になり川になり海になる。四角くもなれば丸くもなる。自分の心もそうありたいもの。そんなことを思い出させてくれる映画でした。

おまけ
そういえば、師匠の親戚役の鶴田真由さんですが、飛行機で隣の席になったことがあるのです。目のパッチリしたとても美しい方でした。静かにされているので横目でチラリと眺めたのですが、なんと彼女、目をちょっと開けて寝ているのです。ビックリしたなー(@_@)

 
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リバーズ・エッジ(2018)

2021-02-02 | この頃見た映画とか
       
「蜜のあわれ」を見た後「二階堂ふみ」繋がりでクリックしてみました。甘酸っぱい青春ドラマかな?なんてお気楽で見始めたのですが・・・

あらすじとか
1993年に雑誌「CUTiE」で連載されていた岡崎京子の同名漫画を、行定勲監督のメガホン、二階堂ふみ、吉沢亮の出演で実写映画化。

女子高生の若草ハルナは、元恋人の観音崎にいじめられている同級生・山田一郎を助けたことをきっかけに、一郎からある秘密を打ち明けられる。それは河原に放置された人間の死体の存在だった。ハルナの後輩で過食しては吐く行為を繰り返すモデルの吉川こずえも、この死体を愛していた。一方通行の好意を一郎に寄せる田島カンナ、父親の分からない子どもを妊娠する小山ルミら、それぞれの事情を抱えた少年少女たちの不器用でストレートな物語が進行していく。
ハルナ役を二階堂、一郎役を吉沢がそれぞれ演じる。
2018年製作/118分/R15+/日本
配給:キノフィルムズ

描かれているのは、将来への漠然とした不安を抱えた高校生の向き合う問題。暴力、死、性、幸福感の喪失、虚無、現実との乖離。原作は1993年の漫画なので、状況の設定が極端だったりしますが、思春期の疾風怒涛の時期をまさに理性より感情の赴くままに爆発させる姿は、この閉塞した現代と変わっていない。新型コロナの時代には、ますますこの傾向が強まるのかも。

鬱屈した映画を見ている途中から、若い頃聞いたブルース・スプリングスティーン「THE RIVER」(1980)が頭に浮かんできた。 私が高校生の頃は、将来に対する漠然とした不安は確かにあったけれども、田舎に住んでいたので、もっとボーっとして暮らしていました。大学に入ると京都に住み、繁華街で深夜バイトもしていましたが、ヤバいことには近づかないようにしていました。それは、本や映画に数多く接していたからなのかもしれません。社会性の有無が問題の解決策を数多く考えることができることの手立てになっていたと思います。

眼を転じて世界を見れば未だに戦争はなくならず、食うに困る人々があり、言論も人権もないような国がたくさんあります。今の日本は平和ですが、平和であればそれなりに生き方を見つけるのが大変なのかもしれません。映画の最後に「生」を見出すようなところがあったのが、一筋の光明のように思えました。
それにしても二階堂ふみがメチャクチャ走る映画でした。

この映画料理に例えるなら、激辛カレーかな(^^;

 
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蜜のあわれ(2016)

2021-01-31 | この頃見た映画とか
       
朝ドラのエールで好印象だった二階堂ふみと先年急逝した大杉漣が主演なので、よくわからずクリック(^^;

それに室生犀星が原作って、なして今頃犀星なんだべ?と思ったこともあります。

あらすじとか
詩や俳句、随筆などさまざまなジャンルの作品を残した作家・室生犀星が、晩年の1959年に発表した会話のみで構成されたシュルレアリスム小説の古典を、「生きてるものはいないのか」「シャニダールの花」の石井岳龍監督のメガホンにより映画化。

自分のことを「あたい」と呼ぶ愛くるしい赤子と、赤子から「おじさま」と呼ばれる老作家。親子以上に年の離れた二人だが、とめどない会話を交わし、夜になると体を寄せ合って寝るなど、仲睦まじく暮らしていた。赤子はある時は女(ひと)、ある時は真っ赤な金魚と姿を変えるが、普通の人間には彼女の正体はまったくわからない。そんな中、老作家の過去の女が幽霊となって現れた。赤子役を二階堂ふみ、老作家役に大杉漣。幽霊として登場する過去の女役を真木よう子が演じる。
2016年製作/105分/G/日本
配給:ファントム・フィルム

んー、何というか不思議な映画。どっちかいうと小さい劇場とかで舞台でやりそうな内容。二階堂ふみの高速セリフとか感情をぶつけるような演技が見もの。まあ、左脳で無く右脳で見る映画かも。それにしても彼女って意外と肌の露出シーンが多くて、エールで彼女を知った人にはちとビックリ。

全体の印象としては、金魚や幽霊を含むあらゆる事象が映画や小説の中では作家の生み出した空想なのかもしれません。夢と空想と現実の境目が曖昧になってくるような。この映画の二年後に漣さん死んじゃったんだなー。あらためて人間いつどうなるかわからんもんだなー。

この映画料理に例えるなら、微妙な味の水ようかんかな(^^;

 
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本能寺ホテル(2017)

2021-01-29 | この頃見た映画とか
        
海街ダイアリーでまじめなお姉さん役を好演していた綾瀬はるかが主演。2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で切れのある演技を見て以来気になる女優さんの一人です。

あらすじとか
綾瀬はるか、堤真一、鈴木雅之監督という「プリンセス トヨトミ」のメインキャスト&スタッフが再結集し、本能寺の変の前日にタイムスリップした現代女性が織田信長の命を救うべく奔走する姿を描いたオリジナルの歴史ミステリー。

勤務先の会社が倒産し、職を失った繭子は、恋人の恭一からプロポーズされ、周囲の後押しを受けて婚約を決意。恭一の両親の金婚式を祝うため京都を訪れるが、手違いによって予約していたホテルに泊まることができず、偶然たどり着いた路地裏の「本能寺ホテル」にチェックインする。

すると彼女は、いつの間にか奇妙な寺の中に迷い込んでおり、そこは天下統一を目前にした名将・織田信長が滞在する1582年の本能寺だということが判明する。訳がわからないまま本能寺ホテルと安土桃山時代の本能寺を行き来し、信長や信長に使える小姓・森蘭丸と交流を深めていく繭子だったが……。綾瀬がヒロインの繭子役を、堤が信長役を演じるほか、「ヒメアノ~ル」の濱田岳が蘭丸役で出演。
2017年製作/119分/G/日本
配給:東宝

堤真一の信長は、1996年の大河ドラマ「秀吉」の「渡哲也」演じる信長っぽくて、ちょっと懐かしい感じでした。綾瀬はるかは、やはりコメディエンヌとしての才能が豊かで独特の間が笑いを呼びます。ストーリー的には、時空を超えた本能寺の変の新解釈ってところでしょうか。まあエンターテーメントなんで細かい突っ込みは野暮ってもんでしょう。でも、ちょっとくどさも感じましたが、詳細を書くとネタバレになるので控えます。

全体には、楽しめる映画だと思います。私としては、学生時代に過ごした京都の街並みや賀茂川の風景が懐かしかったです。


 
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