プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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新潟で研修会でした

2009-11-30 10:47:11 | 講演会
先週の金曜日、新潟で午前、午後と研修会
今回は子ども支援や子ども家庭センターの方たちが対象の研修。
虐待などのテーマを抱える場合もあるので、
対応する方たちの実際面でのご苦労や感情面での大変さなどもあるだろうと、
学校での研修を少しアレンジして組み立ててみました。

会場は信濃川がとうとうと流れるのが見える場所。
川が流れている風景って、なんだか好きです。
仙台で広瀬川のほとりで、川を眺めながら暮らしていた
せいなのかもしれません
お天気が良かったので信濃川の向こうの海を挟んで
佐渡島も。一度、行ってみたいです。

担当してくださった方はブリーフセラピーの大御所宮田先生
お弟子さんだったのだそうです。
感じない子ども 心を扱えない大人
を読んで呼んでくださったそうです。ありがとう!

あ! 今気づきました。
お昼ごはん、ご馳走になったままです。
会場の最上階にあるレストラン。
眺めがすごくよくて、おいしいでしたよ~。
ごちそうさまでした!!! ありがとうございます!!!

米原万理著「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」角川文庫

2009-11-30 10:33:03 | 読んだ本
新潟への行きに読んで行きました
久しぶりに泣き女状態。
新幹線、すいていたので不審な人にならないですみましたが、
特に最後の「白い都のヤスミンカ」は何ともいえない。
転校生を何回かやった自分のことを考えたり、
帰国子女だった夫のことを考えたりしてしまった。
子どもは親の都合でいろんな体験をすることになる…

米原万理著「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」角川文庫

この本を読むと1990年代東欧(中欧)情勢について、
「そういうことなんだ」とリアルな生活体験レベルで理解できる。
こういう書き方だったら、解説書ではよくわからない、するっと
流れてしまうことが、実感として理解できる。すごい
実体験があることと、その体験を外側の目で見られること。
視線に対する視線に対する視線。きっとこれが必要

それにしても、私の1990年代以降、世界情勢などにほぼ
関心を向けること無いまま過ぎてしまった。
(それ以前だって大して関心はなかったけど)
娘と息子が生まれてからは、TVニュースを見ることさえも無く
過ごしている。これでも特に問題がない。

ところが、このごろ急に「歴史」に関心が向いてきた。
年をとると「歴史」が面白くなるのかな…